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神経痛


    三叉神経痛

  • 「原因」
    三叉神経痛はしばしば起こり、すべての神経痛の1/3を占める
    感冒、急性伝染病(腸チフス、マラリア)頭蓋骨の疾患、歯、鼻腔,
    中耳、口腔、目の疾患から起こる。また子宮、卵巣、腸の疾患から
    反射的に起こる。

  • 「症状」
    何もなくてくることがあるがわずかの誘因、すなわち洗面、談話、
    身体労働、精神興奮などにより起こることもある。発作間の間歇
    時間は一定しない。疼痛は神経分布区域にとどまることもあるが、
    たとえは後頭部、項部、肩部の放散することもある。種々の運動障害
    血管神経障害、分泌障害、栄養障害などを伴うこともある。
    発作時は最初皮膚蒼白となり、後には皮膚激紅あるいは発汗をきたし
    流涙、唾液分泌、鼻汁分泌、を起こすことがある。発作の持続時間は
    数分のものが多く、長いもので20分以内のものである。
    間歇時には無症状である。


    肋間神経痛

  • 「原因」
    肋骨疾患、脊髄疾患(結核、梅毒)による神経障害、大動脈瘤の圧迫
    その他の障害による。肋間神経痛は男性よりも神経質な貧血性の女性
    にくることが多い。

  • 「症状」
    第五〜第九肋間神経が最も多く罹患する。肋間神経痛はしばしば帯状疱疹
    (herpes)を伴うことがある。肋間神経は帯状に走るので、肋間神経痛の
    場合の疼痛は半環状に分布し、通例高さに伴って数個の神経域わたり、胸郭
    あるいは腹部に広がる。肋間神経痛は通常一側にきたり、右側よりも
    左側に多いといわれている。疼痛はかなり激烈なので深呼吸、咳嗽、談話
    を中止する。その理由は胸郭の運動が発作を誘発または激烈とするから
    である。


    坐骨神経痛

  • 「原因」
    坐骨神経痛は三叉神経痛とともにしばしば現れる神経痛である本神経の
    経路は長くかつ浅在的であり、器械的傷害に侵されやすいためである。
    主な原因は、リュウマチ性影響(湿地やあるいは冷たいところで働き生活
    するなど)である。外傷及び過労、または不自由な位置に座る事により
    誘発される。従って労働者が多く女性より男性が多い。便秘、骨盤腫瘍
    骨盤腔滲出液、仙骨腰椎疾患、及び老人性骨変形などが原因となることがある。
    女性では妊娠子宮による仙骨神経叢の圧迫またな難産によって起こることがある。
    糖尿病に現れる坐骨神経痛は両側に起こることがある。梅毒、痛風、動脈硬化症
    アルコール中毒なども原因になる。坐骨神経痛は脊髄腫瘍、及び脊髄膜炎の
    一症候のことがある、その他神経炎を起こす条件はいずれも坐骨神経痛の原因
    となる。近来は坐骨神経痛の原因の大部分が対間板ヘルニアであることが
    注目されいわゆる坐骨神経痛の80%はヘルニアによるといわれるようになり、
    本態性坐骨神経痛は極めて少ないと考えられるように至っている。

  • {症状」
    坐骨神経痛に特有なのは、疼痛が持続的で他の神経痛にみるように発作的で
    ない事である、疼痛は灼熱的、穿刺的である。坐骨神経痛の際に現れる疼痛の
    分布は座骨神経が坐骨孔を出る部分、あるいはこれより少し上部の臀部に始まり、
    大腿後側中線部を下り下腿の前面および外側及び足背に疼痛が現れる、または
    脛骨神経の領域である下腿外側より足底に及ぶこともある、このように疼痛部位が
    座骨神経の経路に一致して現れることは、診断上最も重要なことである。疼痛は
    ほとんど大腿および下腿に限局するが、疾患経過中に移動することがある。
    坐骨神経痛はときおり知覚麻痺やシビレがあり下肢が冷えることがある。

    他の疾病につきましては、随時更新の折このページで掲示してまいります。

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