マスモ自動車工業















損傷/磨耗 箇所

車検や定期点検の時などによくみかける
自動車部品の損傷箇所、磨耗箇所です。
ドライブシャフトブーツ
写真を見るとの部分(ブーツ)に亀裂が入っています。ブーツの中にはベアリング、ベアリンググリースが入っており、この状態のまま走行を続けていくとブーツが裂け、グリースがなくなりベアリング焼き付けの原因となります。
ベアリング損傷による走行中の車軸の脱落など、重大な事故につながる恐れがあります。
ブレーキパット
写真下、左側が新しいブレーキ・パットで厚みが約10mm。右側が走行距離約6万Kmで車検入庫した車のブレーキ・パットで、厚みが約2mmでした。これ位ブレーキ・パットが減るとブレーキの効きが悪くなり、ブレーキの踏みしろも深くなります。

各種ベルト
写真を見るとベルトに亀裂が入っています。この状態で走行を続けるとベルトが切れてオーバーヒートを起したり、バッテリー上がりの原因にもなります。

エアクリーナーエレメント
写真右側(白色)が新しいエレメント、左側(黒色)が使用していたエレメントです。左側のように汚れで黒くなってしまうと、排気ガスへの影響(黒煙)、エンジン不調、燃費の低下などの原因となります。

スパークプラグ
ガソリンエンジンに使用されている部品で、赤○で囲った部分(スパーク部分)が磨耗したり、すすが付着すると、アイドリング不調、加速しない、エンジンの掛かりが悪いなどの原因となります。

マフラー
マフラーに巣穴程度の小さな損傷がある場合、修理は可能ですが、写真のような状態では部品交換となります。

オイルパッキン/シール
(エンジン)
矢印の箇所はオイル漏れです。この箇所はシリンダーヘッドとタペットカバーとの接地面に使用されているオイルパッキンの磨耗、損傷が原因と考えられます。エンジン本体には数多くのオイルパッキン/オイルシールが使用されています。

オイルパッキン/シール
(ミッション/デフ)
車を下から写した写真で、こちらはギヤ部分のオイル漏れです。デファレンシャル(ギヤ)とドライブシャフト結合面に使用されているオイルシールの磨耗、損傷が原因と考えられます。

ラジエーター
エンジン冷却水(クーラント)が減っている場合、考えられる原因のひとつにラジエーター本体の損傷による冷却水(クーラント)漏れがあります。この場合ラジエーター本体の修理、または本体交換となります。


車検,整備に関するお問合せ
電話 0166-85-2391
北海道上川郡比布町新町2丁目1-7
自動車は数多くの消耗部品で形成され、写真で説明した箇所だけではなく、まだまだ沢山の故障原因となる箇所があります。自動車を使用するにあたって、部品交換、修理、整備は必要な事です。
車検は受かれば良い!安ければ良い!など安易に考えず、プロの整備士のいる整備工場で、きちんとした自動車の整備を心がけて下さい。