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 大谷川の達人に聞いた「名人技」等、情報をまとめて紹介いたします。魚釣りも十人十色かと思いますので、ご自分に合った情報のみを参考にしてください。

大物に限ってですが、釣れる時間は午前10時〜午後2時。
 
実は早起きが苦手で休みの日に10時頃ポイントへ付くことがよくある。しかし釣果は良い。しかも大物が釣れる! この事は私だけでなく他の名人達に聞いても同じ事を言っている。

エサは「アオムシ」に限る。
 
大谷川の支流に稲荷川があります。そこに春先は沢山いますので、えさ取りネットを持って、釣行前に行ってください。このエサ(名称はアオムシですが、緑色です。)があればかなりの期待が持てます。イワナの大好物で日光の名人釣師達は昔からこのエサで釣ってます。エサ取りの日はアオムシ取りに専念し、釣りの日とは別にしている名人が多いようです。通気性の良い木製の箱に水ゴケとアオムシをいれて冷蔵庫の野菜室で一ヶ月は大丈夫です。当然ですが釣具店では売っていません。

川虫はなるべく赤い物で丁寧に扱う。足が1本でも取れると釣れない。
 カメチョロやピンチョロには普通の茶系と赤みがかったものがいます。川虫ではこの赤みがかったエサが一番です。何故か鱒達はこの赤い方を好んで食べているようです。そういえばマス類は、本来色盲とされているのに、サーモン釣りでは赤系のフライを使うし、ミノーでも腹の部分が白より赤系 (オレンジ)の方が良くヒットすることも多々あります。エサの付け方ですがハリは尻の方から通すと川虫が弱りません。そして一番重要な事が足が取れないように注意してハリに通します。足が無いエサでは釣れません。

ラインは0.3号通し。
 通しラインはもったいない気もしますが、非常にシンプルで結び目も最小限に出来る仕掛けです。細いラインを使用しても、そう簡単には切れません。繊細な大谷川の魚達には有効かと思います。

ルアーはミノー。
 特にスミスのバニッシュ5cmが良い。ただし動きが小さいミノーなのでトゥイッチング等でアクションを加えてやるとさらにヒット率が上がります。ちなみに、このミノー1本で10匹以上(1時間程度で)ヒットさせた事は何度もあります。

魚が確認できたら動かないで釣る。
 
ルアー釣をしていると、何度か足元まで魚が追ってきているのにヒットせず戻ってしまった経験は誰にでもあると思います。なぜでしょうか? 私の経験では、釣り人から魚が見える時には魚からも釣り人が見えておりルアーを見切った訳ではなく人に気がついて逃げたと思っています。実際にキャストした方向を背にしてルアーを引いてくると足元でヒットします。リールを巻く手が魚から見えなければヒットすることが分かりました。魚も命がけですから動く物には反応が早いというわけです。人でなくても鳥や猿等の動物がいても魚は逃げます。結論・魚から自分の動きが見えないように釣ることが最大のテクニックかと思います。

テンカラ針は川ネズミの毛鉤。
 川ネズミは大谷川に沢山います(最近減ってきたようです)。多分釣りをしていれば1度や2度は目撃するでしょう。その川ネズミの毛で巻いた毛針が良いのです。シルバーに光る毛が鱒達を魅了するようです。毛はボディーに使用します。ボリュームを付ける為にゼンマイの綿を混ぜてもOKです。ハックルはチャボの羽で、金ゴマか、銀ゴマを使います。川ネズミの毛は浮き易いので、ナマリを一緒に巻き込むと使いやすいと思います。

ウェーダーは厳禁。むやみに川へ入ってしまうため半長にする!
 ウェーダーは釣に必要な物の1つですが、実はポイントを荒らす欠点があります。川を渡ったり障害物に引っかかってしまったルアー等を回収するには必要品ですが、むやみに川へ入ってしまうためそこのポイントは×になります。違うポイントへ行けば良いと思いがちですが、同じ事の繰り返しです。大谷川では「ヒザまでの半長」が釣果アップの秘策なのです。

フライは魚が"いらいら"するまでポイントを外して流す。
 ドライフライの場合、フライを見切って帰ってしまう事がよくあると思います。そこでポイントを外して5〜6回流してから、本命ポイントへ流すと見事にヒットします。

大雨等で増水したらチャンス!
 普段と違う環境になると釣り安くなります。特に大雨後の増水がチャンスです。今迄全く魚が居なかったようなポイントでも、思わぬ大物に出くわします。

ちょっとした小さなポイントも見逃さずに釣る。
 ポイントから次のポイントへ移動中にあるちょっとした小さなポイント。以外と見逃していると思いますが、ガンバって攻めてみて下さい。けっこう居ますよ、こういう所に。

釣った後は必ずラインのチェック。(特に結び目。)
 普通の名人達は無意識的にラインチェックはしています。しかし、ヒット後はけっこうあわてて「また釣る」という思いでチェック無しですぐに釣りを開始してしまいます。結果、ラインブレイクです。ラインのチェックは忘れずに。

やはり「闇の中」が一番!!
 大物(主)は、昼間には絶対に補食しません。なぜならサイズがデカイため危険(私達人間です。)をおかしてまでは、エサ取りはしないのです。ではいつ食事にありつくか! それは夜中です。しかし保護のため夜釣りは禁止です。ではどうしたら良いのか。夕まずめを狙うのです。しかも真っ暗になったジアイです。大物のボイル音を耳で確認しそこへドライフライをキャストします。アタリも耳でとります。大ザッパな釣方ですが釣れます。しかし一時間が限度です。それ以上やると夜釣り(=犯罪)になってしまいますので、くれぐれもご注意ください。

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