脊髄損傷のSEX

脊髄損傷と書くと長くなるので以下「脊損」と書かせていただく。
この障害は読んで字のごとく、脊髄を損傷することだが損傷部位から下半身が麻痺してしまい、 それによって運動麻痺や感覚が無くなる。また排泄機能障害が発症する事で日常生活に支障をきたす。
もちろんこれらの障害によってSEXにも何らかの変化を及ぼし、そのことで体位のバリエーションも限られてしまうが、SEXが楽しめなくなるとかSEXが出来なくなることではない。
パートナーが居る場合、身体のどの部位が感じるのかまた排泄機能障害がある人は、SEXの最中に尿や便を漏らしてしまう可能性があることを充分に伝えておく必要があるし、心配であれば極力失敗を避けるためにも脊損者自身が、事前に排泄を済ませておくなど準備も必要である。
しかし健常者の女性の中にも稀ではあるがオルガスムスに達したとき、尿や便を漏らしてしまう人もいるが、本当に相手を愛しているのなら排泄の失敗にも嫌悪感を抱く事は無いのではないだろうか。
それとマスターベーションの必要性に付いて、マスターベーションは異性のパートナーが居ない場合にも有効であるが、身体のどの部位が性的に感じるのかといった自分を知るという観点からも重要である。
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