2005年
ママとステッカー!
愛車を運転中、前方で必ず、誰かのクルマが見える。
平均、多くは普通車のあとにつく。
バス、大型トラックだと、視野が狭くなったり、圧迫されそうな感じだ。
後部ガラスに、ステッカーを張った軽自動車は少なくない。
「小さな子どもを乗せています!」。
可愛らしい絵柄を使い、文字が浮かび上がって、後方車の目に入りやすい。
過去にもあった光景を、午後、目撃する。
同種のクルマについたところ、制限速度オーバーで走り、こちらはグングン引き離されてしまった。
取り締まりと言う「網」にかからなければ、何一つ、過失は問われない。
「子どもと一緒なので、ゆっくり走ってます。道も譲ります」って言う解釈は、間違いなのか。
ヤングママさんに聞いてみたい。
「張り札の意味って、いったいなんですか?」。
(2005年1月31日・月)
ワラビー実話!
クルマで15分くらい走ると、公営動物園がある。
大きな動物の姿はなく、小規模施設として役割を担う。
「入園者」にふさわしいと思う、パルマワラビーが赤ちゃんを身ごもった。
彼らは、かかとから足指先端までが、25センチ以下の小型カンガルー。
雌にある、腹部の育児袋から、子が飛び出るアクシデントで、園内に衝撃を呼ぶ。
24時間態勢で、人工飼育と世話をしたところ、元気よく跳ね回るようになった赤ちゃん。
息絶えるなんて、誰も思わなかった。
死因が分からず、無念さに包まれた動物園。
「子どもたちと、ワラビーの赤ちゃんが、顔を合わせる日も近かったのに悔しい…」。
スタッフらの気持ちは、生命領域へと結びつく。
ワラビー親子から得た、尊い奮闘こそ、命について考えるチャンスだ。
飼育記録を実話にできたなら、広い心の子どもが増えそう。
(2005年1月30日・日)
子どもからの発信!
ペンを握る立場でありながら、漢字に弱い。
加えて、脳みそに詰め込んでいない言葉は多く、シノニムの使い分けも下手。
「読む」「書く」を続けない限り、文章との関係は未熟なままだ。
「20年前と比べ、小・中学生の漢字能力は上がった。けれど、なじみ薄い漢字が苦手!」。
小学4年で習った「米作」を、1年後「こめさく」と、誤答する割合が増える。
わずか1%は、正しく答えたと言う。
財団法人・総合初等教育研究所が公表した、調査データである。
「お手伝い休み」や「農繁休業」といった学校用語も、耳にしなくなった。
農家減少、自給自足が危うい実態を、子どもたちから発信しているかのよう。
児童の漢字能力調査結果は、社会に対する警鐘とも言えそうだ。
(2005年1月29日・土)
食卓は春!
一足早い、春を見つけた父…。
わが家の裏山に通じる路地で、地面から新芽が顔を出していた。
「香気、ほろ苦さ」と言って思い浮かぶ、キク科・多年草「ふきのとう」。
出番を待ちかまえる植物が、まだある。
七草の一つ「せり」だって、茎は湿地を這う。
寒中に耐え、季節の移り変わりを告げようする、早春の息吹だ。
テーブルを飾った「トップバッター」は、ご飯にのせて食べる「ふき味噌」。
どことなく、菊の芳香がして、秋を思い出させてもらった。
「茶碗蒸し」や「汁物」のほか、酢漬けで口に運ぶと、いっそう「せり」がうまい。
裏山に出かけ、花茎を取ってきた父と、母のおいしい手料理。
節分を待たずに、食卓が春を呼んだ。
(2005年1月28日・金)
キスは常識感覚!
自転車に手を触れた学生服と、寒中ミニスカートが寄り添う。
公衆トイレの前で、高校生らしい二人は、言葉を交わしていた。
女の子は走り出し、ショッピングセンターへ消え、何かつぶやきながら、反対方向に二輪車を動かす男の子。
急いだ会話だったかも…。
「振り返ってみて…高校時代の異性関係は!」。
「お年ごろ」だから、つき合いが四割近くあっても、不思議ではない。
関東・中京圏、私立大学新入生561人は、昨年春、ベネッセ未来教育センターが実施したアンケートに答える。
交際があった人は、常識感覚の「キス」、「ラブホテルや、旅行もしちゃった」と回答し、性事情を浮き上がらせた。
若年化する男女の関わりを、学校現場でどう対処していくか。
増え続ける離婚と、何らかの接点もありそう。
見つけた制服同士の二人は、もしかしたら兄妹だったかな?。
(2005年1月27日・木)
勇気ある接触!
出会いのチャンスを、インターネットに頼る若者は少なくない。
「文字対面」からはじまり、相性がよければ、やがて、約束の場所で会う。
気軽な交流手段だけど、勇気のいる接触もある。
ガラス越しに並ぶ、色とりどりのケーキを眺めていたら、高齢女性の一言が聞こえた。
「どれも、おいしそうですね」。
一瞬、ビクッとしたが、たどたどしい話し方で返事をする。
「そうですね。まだ選んでいないんです」。
話題の種は、体格へと及ぶ。
「あなたなら、ケーキ、いくつ食べても大丈夫」と、冷やかされてしまう。
1分ほどの距離をバイクできた、理由まで聞かせてもらった。
メールや掲示板だけでなく、なりゆきに任せ、直接向き合う、人との立ち話もよいと思う。
想像もしない、コミュニケーションの舞台は、大型店だった。
(2005年1月26日・水)
彼女の男性像!
数日前、店内貸し出し車椅子に乗り、食料品売り場へ向かう。
座ったままでは、取っ手のある裏側に手を回しづらく、買い物カゴがセットできない。
まごついていたら、見知らぬ女性が近づいてきて、取りつけてくれる。
「ありがとうございます」って、一声かけると、相手の笑顔が見えた。
妊娠中、舗道で転んだり、思わぬ難に遭った経験を、女性タレントは吐く。
徒歩を止めて「大丈夫ですか?」と言い、背中をさすってもらった人は、おばさんばかり…。
電車で乗り合わせた車椅子男性に、彼女は、もう一人の同性とともに手助けをする。
どこでも、まわりの場景が、不自然だったらしい。
「男性陣は、見ても知らん顔!」。
親切や優しさは、男女とも持っている。
見かけは頼もしそうでも、照れ屋の内面がありそう。
男のわれわれは、おばさんたちに劣らない、行動を示したい。
(2005年1月25日・火)
挑戦者の終着駅!
「挑戦」は、新年を連想させる一つの言葉だ。
辞書を片手にしたら、説明は「戦いに挑む。しかける」で、ちょっと争い傾向。
ごく一般的な解釈は、これっ!。
「目指そうとする道に向かって、自分と戦う」。
愛知県在住の男性が、国内鉄道全区間乗車達成へ、あと一歩となった。
JR割引切符を利用し、多くは夜行に乗車。
高校時代から16年かけ、私鉄・地下鉄・モノレール・路面電車など、すべての路線に乗る。
タイトルで「終着駅」がつく、ヒット曲って、意外と別れを表す。
男性が決めた「終着駅」は、中部国際空港駅と常滑駅を結ぶ、開業間近の名鉄空港線。
最後の駅が男性を、歓声で迎えるだろう。
(2005年1月24日・月)
相撲と情報機器!
夜、布団に入った力士の様子を、ある親方から編集者が聞きとる。
「水をぶっかけ、また、けいこ。毎日、ふらふらになるまで続く…」。
相撲界の厳しさは、いま、昔も同じだと言う。
「俺、けいこがつらくなっちゃったよー」。
ケータイの相手は、彼女や母親?。
「耐えられなかったら、私のこと、思い出して!」。
想像できる慰めだけど、力士精神に影響があるらしい。
平成17年初場所千秋楽、モンゴル出身横綱・朝青龍が優勝杯を抱く。
3回目の全勝制覇だった。
はるばるロシア・ブルガリア・グルジアよりやってきた、お相撲さんたちも幕内で大暴れ。
なぜ、外国人が強くなったのか。
明言を避けながらも、親方は口走った。
「モンゴルやロシアに、ケータイはかからないよね」。
(2005年1月23日・日)
生き抜くお嫁さん!
山村農家の多くは、後継者難で悩む。
田畑が荒れて、遊休農地となっても、再利用の道は険しい。
自治体ごとにある、隣村農業委員会が乗り出した「お嫁さん探し」。
農業課題打破に向けての、重要な取り組みだ。
後継者男性10人と、独身女性の交流イベントは、きょう開かれ、一緒につくった料理で歓談。
心の眼が合った二人が、一組でも多ければよいけど…。
農家では、親しみ言葉の「お嫁さん」、減り続ける「お見合い」も、時代から離れていく感じを受ける。
「♪恋する女はきれいさ 決してお世辞じゃないぜ」。
郷ひろみが、リズムに乗って歌う「お嫁サンバ」。
30年近く前の曲だって、ナツメロとは思えない新鮮さを持つ。
大家族が存在する限り「お嫁さん」は、生き続けるだろう。
(2005年1月22日・土)
ギフト券物語!
書籍大の宅配便が届く。
昨年暮れ、家庭を持った、いとこが差出人。
新婚旅行を兼ね、海外で愛を誓い合ったと聞く。
住居地が離れているため、披露宴の予定もなさそう。
母親の実家である、わが家は、ご祝儀を送って慶びを伝える。
一昔前、半生記が契機で、出版祝賀会を開いていただく。
みなさんの善意と、温かな励ましは、いまの自分を支えてきた。
会費制で行ったけれど、多分なお祝いを頂戴する。
「内祝」とは、相手に対し、感謝の表し方。
心ばかりの贈り物として、カタログから商品を選択する、ギフト券に注目した。
同じ「手」を、いとこも使う。
ギフト券は、選ぶ楽しさでいっぱい。
(2005年1月21日・金)
われを知る初恋!
「人生の、重要な曲がり角は15歳!」。
テレビドラマ「3年B組金八先生」で、教師・坂本金八役の武田鉄矢が、続けて「初恋」に触れた。
「体育館の裏とか、渡り廊下と言った場所で起きる。塾だと住めないですよ」。
恋とは、異性を思い慕って芽生えるもの。
ふれ合いの、一つだろう。
中学1年のとき、寄宿舎で好きな先生と出会った思い出がある。
退職と言う、お別れがきて、便せんに気持ちをしたためて手渡す。
ありのままを感じ、素直な自分がいた。
「いまの子どもたちは、自身を見つめる機会が少ない」と論じる、金八先生。
相手がいて、はじめてわれを知る、きっかけづくりが「初恋」の役目。
大人だって、自分に出会う恋をしよう。
(2005年1月20日・木)
お風呂で本を…!
受験生の女子中学生は、投稿で書いた。
「マンガや好きな本だって、意外に傷みません」。
湯気が立ちのぼる浴室で、読み物をするらしい。
「高校教科書から評論文が出題された…前代未聞ミス」。
「国語T」ばかりではない。
「正解は、実際にあり得ない天気図」と、専門家が指摘した「英語」や、インターネットで問題漏えいの噂も…。
15、16日、実施された、大学入試センター試験は、不透明な部分が見えてきそうだ。
出題作成側と受験生、どちらも真剣そのもの。
両者やまわりに、不快なトラブルがなくなってほしい。
「最高のリラックスタイム」と言う「お風呂で本…」を楽しみながら、女子生徒は今晩も机に向かう。
(2005年1月19日・水)
やすらぎ理髪店!
カミソリで顔を剃り、洗髪したあとだ。
「とても、気持ちがいいです…」。
両肩、首のマッサージをしてくれる、おばさんに、口から一声が飛び出す。
手は巧みな動きをし「揉むプロ」と勝負したって、優勢だろう。
「若いころ、商工会婦人部で、あんま研修があったんです」。
短時間で、揉み方をつかむ。
散髪に来た人の身体をほぐす、おばさん。
シャコバサボテンや寒菊、南天など、植物たちが真冬を思わせない店内づくりに、一役買う。
調髪担当のおじさんは、お客さんを花で迎える。
40年余り前、山あいからやってきて、理髪店をはじめた二人。
やすらぎ重視こそ、長い歳月がつくり上げた実績である。
(2005年1月18日・火)
神戸を襲った怪獣!
「冬の朝日を待つ時刻、強い揺れが体に伝わる…」。
10年前、眠りから覚めるときのできごと。
阪神・淡路大震災が起きた瞬間だ。
6,433人が犠牲となり、自然災害の怖さを見せつける。
懸命な復興にもかかわらず、高齢者に忍び寄る生命への危険。
「孤独死」は、大震災後遺症か。
全国延べ140万人が支援活動で、被災地に駆けつけた「ボランティア元年」。
一人ひとり、教訓を学び得たはず。
だが「まさか…」の一言は、昨年、新潟中越地震で口々に漏れた。
地震直後、テレビ画面が、神戸を映し出す。
「特撮映像か」と、疑ってしまいそう。
「怪獣が、街を破壊したのかな?」。
(2005年1月17日・月)
迷子はがき!
赤色のスタンプを、毎年、年賀はがきで見る。
「転居先不明で、配達できません」「転送期間経過のため、お返しします」。
「お引っ越し連絡」が、相手からない場合や、宛名記入ミスも、郵便局の手間となってしまう。
わが家に戻ってきた「迷子はがき」は、例年よりも多い8通。
喪中のため、2年近い空白があり、あいさつ状交換に支障を来した。
大半は、賀状に新しい住所を書いてくれたり、親戚の話で居場所が判明。
住所録の修正を迫られる「平成の大合併」。
旧市町村名でも、ちゃんと届くよう、配慮があってよい。
これから増えていく自治体構成変更で、郵便局や宅配便会社は、手を焼きそう。
「迷子はがき」「迷い小包」と言う、新語が生まれるか。
(2005年1月16日・日)
小正月いらない?
ナズナなどを入れる、七草粥とは別物。
「お粥は熱くても吹きながら、食べない」。
災いを「風」にたとえた、一つの言い伝えだ。
農作物にとって、暴風やつむじ風は、大きな被害をもたらす。
習慣通り、けさの食卓に登場したお粥。
ちょっと、冷め気味だったので、一気に口へ運ぶ。
胃腸は、お粥のおかげで、元気を取り戻す。
1月14日から3日間が、百姓の正月。
よく使われてきた「小正月」「二番正月」の言葉も、あまり耳にしなくなる。
15日イコール「成人の日」が、変則的で月曜日へ変わった点を、忘れ去られていく一因とみたい。
近代農業に「小正月」はいらない…?。
(2005年1月15日・土)
輝くまなざし!
母は地域情報誌を、こちらに渡す。
ファミリー写真が、開かれたページにある。
「3世代家族」を、幸せ水準とみられがちな田舎で、子どもたち3人を囲む、老若二組夫婦の光景がまぶしい。
公務員を定年退職後、農業のかたわら、意欲的な地域活動に加わる、おじいちゃん。
花育てが趣味と言う、おばあちゃん。
家事を任され、みんなの帰宅を待つ。
共働きの若夫婦に、女の子二人、男の子一人は、年齢が開かない。
誌上・題名「しあわせファミリー」と、ピッタリの家族だ。
おじいちゃん、おばあちゃんに分家した、息子がいる。
養護学校時代、歩行困難だった彼と、同じ釜の飯を食べた。
現在、公営住宅で、車いすの奥さんと暮らす。
本家を弟に譲って、一歩一歩、踏みしめていく彼。
いとおしい、わが子二人を見守る、ご両親の暖かいまなざしが輝く。
(2005年1月14日・金)
お札がトイレに!
昔から、印刷技術が悪用されていた、偽札づくり。
原画データの読み込みにスキャナ、パソコンを介し、高解像度プリンタで仕上げ。
カラーコピー機だけでも、同等のできばえだろう。
身近になっている、悪意の一つだ。
記番号の変更や、透かしを入れられず、御用になる。
「傷みや汚れがひどければ、細かく裁断し、リサイクルにも…」。
環境問題に配慮した、旧紙幣の行き先話。
日本銀行・本支店に持ち込まれ処理された、お札のくずは、ゴミ焼却炉で煙となってしまう。
今年より製紙メーカーが、古紙として引き取り、トイレットペーパーに混ぜ、再利用されるとか。
形が変わろうとも、元のお札でお尻を拭くなんて…。
意識しちゃうと、偽造犯みたいにおびえそう。
(2005年1月13日・木)
独眼にさせない!
農協・金融窓口に立つ。
少額を預けたあと、ずうずうしく問いかける。
「福だるま、まだありませんか?」。
たった一つ、だるまが、カウンターでどっかりと腰を下ろしていた。
「これっ、持っていってください」と言う、スタッフの善意。
感謝しながら、ビニール袋に入れられた、だるまを、家へ持って帰る。
商売繁盛、開運出世の縁起物で、頭と丸い体形が真っ赤な彼。
ちょっと怖そうな、無精ひげの顔だが、倒しても起きあがる姿を見て、力強く思う。
右側顔面に筆で、彼の目を入れた父。
人の眼と似て、黒目でも中心は塗らないで残す。
今年は、独眼なんかにさせてたまるか。
(2005年1月12日・水)
愛車話!
「『クルマドック』&治療」を受けに、愛車は専門病院へ出かけた。
新車なら3年、ほかの仲間も2年に一度、法律が定期検診を義務づけている。
病気が見つかるとすぐ、調整、清掃、新しい部品や、オイル交換の手当てへと進む。
医師である自動車整備士は、メカニズムを知り尽くす。
機械装置に不治の病はなく、障害現象だってなくせる。
35年以上の夫婦で破局が増加…「老いらく離婚」。
「お受験症候群」…教育ママ。
生活で手間嫌い女性…「サボテン女」。
「契約スチュワーデス」…採用について、国と日本航空のもめごと。
ちょっと暗い、新語が生まれた年に、購入した「脚代わり新車」。
ピカピカだった、340万台の同期は、現在、どれほどの数が愛されている?。
動かなくなるまで、ハンドルを握りたい。
(2005年1月11日・火)
負け犬はイヤ!
新成人は、反動意識を高めた。
テレビカメラとマイクが、振り袖姿の彼らから本音を引き出す。
合い言葉は、一つ。
「将来は、結婚しているでしょう…」。
「早く家庭を持ちたい」と答えた、はたちの女性は、2年前より12.9%増加。
男性も、微増したと言う。
独身の新成人男女310人を対象に行った、結婚情報会社・オーエムエムジーのアンケートから、早婚願望が浮き彫りとなる。
理由は「出産や育児のしやすさ」とし、自分より上の世代から学んだ実態か。
昨年、30歳代・独身、子どもなし族を描いたベストセラーに、賛否両論が渦巻く。
若者たちもまた、真剣に考えたようだ。
少子化傾向を打破しそうな、明るい話題。
一方、裏に潜む、世間体が見えてきそう。
もし、反論本が出るとしたら、タイトル「負け犬はイヤ!」かな?。
(2005年1月10日・月)
本能教育へ向かえ!
生きていくうえで「本能」は欠かせない。
行動はいろいろあるけど、食事を摂るなら「食欲」、「母性」が母親の姿であろう。
女性作家は、都内のホテル街に触れた。
「『性欲』がなければ、人類は滅びている…」。
子どもを巻き添えにする、凶悪事件が増え出した。
性犯罪前歴者の「現住所把握システム」を、検討しはじめた警察庁は、再犯防止策と明言。
早くも「彼らに一生、レッテルをつけるのか」といった、声も出ている。
どうして、性犯罪は減らないのか。
インターネットや、普及する有料衛星放送、表現の自由を叫ぶ週刊誌から、性的情報があふれている点も注視したい。
動物と違い「本能」を、コントロールできる私たち。
学校現場も、無関係ではない。
今後、取り入れるべきものは「本能教育」!。
(2005年1月9日・日)
手づくり汁粉!
適した品種のさつまいもを、蒸かし器に入れる。
水気で柔らかくなると、板状に切り、お外で日光浴。
「干し芋」や「芋干し」とも呼ばれ、よく噛めば、甘味も増す。
「お汁粉」は、餅米や小豆づくりが出発点だ。
電気餅つき器で勝負したって、臼と杵に軍配は上がるだろう。
テクニックを要する砂糖の入れ加減、小豆の煮込み具合から、うまさが決まる。
年始回りで、伯母宅に上がり込む。
築後数年、近代的な住まいだが、いつも農家の持ち味に出会う。
材料から手がけた料理を、お嫁さんが運ぶ。
「とても、おいしいです」と、一言の感想。
日々の忙しさで、置き去りにされがちな、自給自足の意味合いを持つ言葉は…。
「手づくり」。
(2005年1月8日・土)
家庭円満は趣味!
登山好きな人を魅了する、信州のやまなみ。
隣県ばかりか、全国から日本アルプスを目指してやってくる。
にこやかな顔つきで、クリーニング店の奥さんが言った。
「暖かだった師走は、山登りが楽でしたよ」。
夏山、冬山に触れ、自然を体感できるところがよいのだろう。
「主人はね、暇さえあれば、パソコンいじり。私は、ちんぷんかんぷん…」。
初歩的な、MS−DOSコマンドについて教えてもらうなど、基本ソフト・アドバイザーとなってくれたご主人。
違う趣味を持つ夫婦って、なぜか、生き生きしているようだ。
お互い、開放感を得る機会は、大切だと思う。
家庭、仕事で協力し合う二人にとって趣味こそ、円満の源か。
(2005年1月7日・金)
小説の復縁!
最愛の分身を主人公に描いた小説で、女性作者は言う。
「深刻な悩みがあれば、自分中心な考えになりがち。後悔を呼ぶ、感情は避けたいものです」。
幸せな家庭で、夫婦は心のすれ違いを感じていく。
母親の葛藤も、子どもが見た目で浮かび出す。
テーマは「離婚」だけど、体験を生かした率直な内容が好評だ。
一人、家を出た悔いる気持ちから、わが子への思いを募らせたのだろう。
親子3人、元の生活に戻る設定が、唯一の創作部分となる。
「別れた夫に、本を読んでもらった。子どもの声を、電話で聞く」。
離ればなれとなった親子を、一瞬、結びつけた一冊。
ハッピーエンドが実現するかは、分からない。
別れた家族を思いやる心が、芽生えそうなストーリーは、タイトル「金の折り鶴」。
(2005年1月6日・木)
肝臓とグリコ!
「グリコ」なら、一流食品メーカーだ。
人体で必要な糖類の一つグリコーゲンが、ヒントになり、命名された会社らしい。
胆汁の分泌や「解毒」作用もこなす、赤褐色をした器官が肝臓である。
役割・形でスケールが大きく、症状も出にくいから、異名は「沈黙の臓器」。
「ガンマGTP数値が高くなってきて、心配です」。
愛車を運転していたら、NHKラジオで健康相談番組が耳に入ってきた。
主治医の診断、治療を受けながらも、体に対する不安が絶えず、受話器から語る相談者たち。
飲酒が多めな人や、長期間、薬を飲み続けているケースでは、解毒に負担が増す。
肝臓ばかりでなく、心身をいたわる姿勢って、本人ができるケアだ。
いまなお解決に至らない、江崎社長誘拐事件。
警察は優れた「解毒」作用を持つ、肝臓さんに協力してもらったら…?。
(2005年1月5日・水)
ラーメン人生!
国道沿いに田畑が残っていたころ、鉄筋建てのラーメン店が開店した。
土台を濃い味噌味とし、丸めでこしの強い麺は好みに合う。
行き慣れると、一家の顔を覚えられ、話しかけてきた店長さん。
「俺っ、農学校に行っていたんだ」。
一言からはじめて、同級生だと分かった父。
農業の知識は、梅づくりに生かしながら、飲食サービスを手がけていく。
夫婦一体があって「農と商」の両立に、チャレンジできたのだろう。
親子3人で、久々、店内へ入る。
「病に冒された主人が他界したとき、店を閉めようと思いました」。
奥さんの悲傷を、7・8年前に聞く。
自然な微笑で、熱々のラーメンを持ってきた仕草に、私たちはホッとする。
冷え込む夕暮れに、奥さんの温かさと、人生を学んだ。
(2005年1月4日・火)
冒険的な歌番組!
今年、60年目となる起点は、第二次世界大戦の終結である。
学童期を過ごした当時の子どもたちが、70歳代になった。
暮らしをよくしようと必死だった、多くの国民にとって、ラジオ歌謡は応援歌でなかったか。
「ナツメロ歌謡」番組って、近年は早朝、中波放送で流れていた。
三が日の終わり、某テレビ局が冒険的な、プロクラムを構成する。
「新春歌謡祭〜歌い継ぐ戦後の名曲」と題し、AM6時から4時間枠で放映。
「風雪ながれ旅、襟裳岬、舟唄、津軽海峡・冬景色、みちのくひとり旅…63曲」の、盛りだくさん。
チラッと見ながら、オリジナル歌手を集めた力作編成に驚く。
視聴率が気になるけど、満足したのは高齢者だけ?。
わが家でも、父が楽しみに待ち、張り紙も登場。
「テレビ、3日朝、歌ある」…。
(2005年1月3日・月)
里帰りと小技!
嫁いだ新婦が、はじめて実家へ向かうことを「里帰り」と言った。
やがて、正月・盆に帰省する既婚女性や、一時、母国へ帰る海外移住者、美術品でも、同じ言葉を使っている。
冬の西日がまぶしくなったとき、電話がかかってきた。
対岸で暮らす伯母から、急遽、新年のあいさつに行くと言う一報。
いつも通り「お姉さま」二人が顔を見せ、父と一緒で、若き日々の会話がスタート。
「忘れっぽくなってきてる。頭に、たんこぶをつくっちゃった…」。
昔話と体の不調が、メインテーマとなる。
和やかな雰囲気が漂う夜を、わが家族と過ごす。
短い時間で、部屋の片づけ、もてなしなど、機転を利かせた両親。
素早い小技であった。
80歳前後となる、お姉さまらの「里帰り」は、まだまだ続く。
(2005年1月2日・日)
癒しカード!
新しい年は、青空と銀世界ではじまった。
記憶にもない元旦風景だが、予定通り、年賀状の束が届く。
「新聞づくりを、100歳まで続けたい」。
「ぼけたって、人格が否定されず、本人らしく生きる『心の杖』を持つ、社会になれば…」。
どちらも、紙面と関わる人が、賀状に書いている。
知り合いの近況や抱負を、ありのままにつづった、はがき1枚。
「健康」「しあわせ」の文字は、相手を思いやる表現であり、癒しカードとも言えそう。
昨年を振り返えようと、写真数枚で構成したけれど「思い出ぼろぼろ」に過ぎなかった拙筆。
「意欲と希望が、人を引き寄せる」。
手にした60枚余りから教えられ、励ましを受けた。
思考、行動を基に、よい年となるよう、努めたい。
(2005年1月1日・土)