2004年
薄い小麦色!
水ぼうそうに罹患したのは、5月中旬。
治療後、担当医師からアドバイスを受ける。
「外に出たら、帽子をかぶったり、日焼け止めクリームを塗るといいよ」。
まだ顔に、発疹の跡が残っていたときだった。
太陽光線中に含まれる紫外線は、体内に対して、生理作用や化学作用(殺菌・ビタミンDの生産など)を合わせ持つと言う。
野球大会で汗を流し、子どもたちをプールに連れて行った、40歳代、知人Sさんの夏…。
「日焼けは、若さの象徴」。
黒ん坊変身に、職場仲間は目を丸くしたとか。
けれども、紫外線が人体に、悪影響を及ぼすとも言われる。
だとしたら、過度な日焼けは禁物か。
これからは、薄い小麦色が健康水準?。
(2004年8月31日・火)
交番へ行こう!
「外出道中、1円玉が落ちているのを発見!。さて、どうしますか?」。
持ち主不明の硬貨≠ナも、最低額だと、横目で通り過ぎる時世かも…。
首都圏の中学生1,528人には、同様の質問を紙幣1,000円で問いかけた。
女子は55.9%、72%の男子が「拾ったら、もらってしまう」と答える。(ベネッセ未来教育センター・2003年実施)
1円玉だったら、彼らも通り過ぎていく。?
モラル低下、善し悪しの判断ができない…といった結果は、善悪感覚が鈍いのか。
子どものころから、親子のコミュニケーションを大切にする。
そうっ家庭道徳≠フ機会だ。
いまの子どもたちに、知らないはずがない、この一言を…。
「拾ったお金は、交番や駐在所へ届ける」…だよね。
(2004年8月30日・月)
赤と青の花!
晩秋を飾る大菊・3本仕立ては、白や黄のイメージが強い。
品種改良によって、ピンクや赤みのかかった花もあり、人の目を楽しませる。
育ての親歴≠R0年以上の父は、赤の大輪に深く関心を持っていた。
もしも、真っ赤な大菊が出現したならば、みな、立ち止まったり、戻ってみたりするだろう。
こちらは、不可能の代名詞「青いバラ」。
14年の歳月をかけて、(株)サントリーをはじめ、先進技術応用研究所チームがチャレンジ。
真の青さを求めながら、3年後の商品化を目指すと言う。
大菊やバラにしても、われわれが夢を追うことは、すばらしい。
「本来のよさ、特色が失われてしまうよ…」。
こんな言葉が、植物たちの悲鳴となって聞こえてきそうだ。
(2004年8月29日・日)
ミョウガ好き!
秋野菜の一つが、ミョウガだ。
ネームを漢字に変換できないが、あて字となる「茗荷」の表示は可能。
赤紫色で、卵状の楕円形をしているが、つぼみや花を保護する、葉っぱの部分だとか…。
「愚鈍な人…」「多く食べると、物忘れが激しくなる」。
こんな言葉が、なぜ、ミョウガの俗説になったのか?。
裏山の畑で育った、わが家のミョウガが、今月はじめから食卓に出ている。
「歯触りのよさ、独特の苦さと香り…」。
しょうゆや酢、味噌を使い分けながら、ミョウガ漬けを味わう。
ほかに、めん類の薬味でも登場し、ほのかな苦みを満喫する。
「丸ごと、天ぷら、くし揚げにしても、おいしい」と、紙面で知った。
家族みんな、ミョウガが好き!。
だけど、物忘れ、愚かな人…といった表現は、ちょっと理解し難い。
(2004年8月28日・土)
おやつ代わり?
キャットフードの袋を抱える父に、居合わせた女性が話しかけた。
「おじさんちにも、ネコちゃんがいるんだぁ」。
(父は)見ての通りだ≠チて言う、顔つきをすると、彼女の口元が動き続ける。
「食事は毎食、カンヅメ…。フードはね、おやつ代わりにしてるの」。
店でのできごとは、ずいぶん前、父が語ってくれた一コマだ。
何気なく、フードの説明書きに目を通す。
「たんぱく質、脂質、各種ビタミン、ミネラルを、バランスよく配合…」。
これくらいかと思ったら、ビール酵母、DHA(ドコサヘキサエン酸)、食物繊維強化や、FUS(ネコの泌尿器症候群)配慮の文字が続いて、びっくりした。
まるで、健康食品ではないか。
現在のフードって、おやつ代わりではないかも…。
(愛猫たちは、ご飯にみそ汁をかけた、ネコまんまも食べています)
(2004年8月27日・金)
一人マラソン!
57歳のマラソンランナー・Eさんが、開幕迫るアテネ・パラリンピック(全盲クラス)に出場する。
「犬の散歩がきっかけで、この道(マラソン)へ進んだ…」。
山間に建つ(Eさんの)母校で、激励会が開かれたと聞く。
生徒会長のメッセージや、中学生全員から拍手を受け、一人ひとりの一言が書き記された、大きな日の丸が贈られる。
Eさんの出身校へ出かけたのは7年前で、ちょうどいまごろの時季。
福祉講演会に招かれ、当時の生徒さん、先生・父兄の方々と、ふれ合う。
入り口から、自分の席まで歩くのに、5分はかかった。
右手に一本杖、全身汗だくスタイルが、集まった人の目に映る。
「ここまでどうにか、たどり着きました…」。
60メートルくらいの距離だけど、一人マラソンをしているように思えた。
「最高の走りができるように、がんばってください」。
みんなの期待を背に、Eさんは開催地へと向かう。
(2004年8月26日・木)
素朴な疑問!
短い文章の投稿を、コミュニケーション紙で読む。
「くじつきアイスクリームは、どうしてなくなったのかなぁ!」。
子どものころ、楽しんで食べた氷菓子に触れる一方、100円以上の品が多い、不明さを投げかけていた。
「なぜ、どうして…」の言葉は、物ごとを見極める力となりそう。
腕時計は修理を終え、きょう、父の左手首に戻る。
保証期間内とは言え、ホームセンターだって、サービス重視のようだ。
「当たれば、アイス、もう一本…」。
メーカー・卸と、小売店の間だと、くじつきアイスのトラブルは少なかった…?。
すなわち、従来の商売(くじつき)を嫌った大型店。
結果として、新しいアイス商品を生み出したと見る。
暮らしに、素朴な疑問を抱く…。
大切にしたい、観察眼だ。
(2004年8月25日・水)
レディパワー!
中央アルプス山麓の村で、このほど、首長選挙が行われた。
執行部側(役場スタッフら)の不祥事問題で、村長辞職となる、特殊なことのはじまり。
静かな山村は、重苦しい雰囲気が漂い、告示日を迎える。
ぎりぎりのタイムで、前村副議長が立候補表明し、元村議との選挙戦に…。
「信頼回復」を、両者が訴えたけれど、投票箱の中は新風が吹いていた。
先に出馬表明していた、男性候補を大差で破り、中部地方(6県)では、唯一の女性村長誕生となる。(全国では2人目、長野県内初)
女性の社会参加が、めまぐるしい。
レディパワーに期待を託す小さな村は、今後、隣村合併についても考えていく。
新村長は早くも、男女平等を引き出し、びっくり。
「(県内初の女性村長について)女だからと、大騒ぎする必要はないっ!」。
(2004年8月24日・火)
感動いっぱい!
「強い感銘を受けて、深く心を動かす…」。
国語辞典に書き込まれた「感動」の意味だ。
春夏連覇を狙う済美(愛媛)対、どさん子勢・駒大苫小牧の決勝は、記録ずくめ…。
打ち合いに勝ち、深紅(しんく)の優勝旗が、はじめて津軽海峡を渡る。
数時間後、ギリシャでも、勝利の歓声が響いた。
アテネ五輪、注目の女子マラソンで、ゴールのテープを切った、野口みずき選手。
実業団入りしてからの、遅咲きが満開に…。
インタビューで、涙を流しながら、彼女は言う。
「一番はじめに、トラックを走ることができ、うれしいです…」。
現地の酷暑と、期待への重圧を乗り越えた、心身のたくましさが光って見える。
甲子園とマラソン…、違う舞台だけれど、どちらも大衆の心を動かした。
まさに感動いっぱいの、瞬間であった。
(2004年8月23日・月)
植物の王様!
毎年、新しい種子から生える一年生。
多年生(宿根性)は、枯れても地下部で生き残り、翌年再生する。
「生命力」「生活力」の強さで表現されたり、暮らしに深く関わっている雑草。
種から繁殖し、冬を越すのも得意。
裏山に面した、わが家の畑は、猛暑にも負けなかった草が、伸び茂っていた。
もはや、除草剤が頼りにならない状態だから、草刈りしか手段はない。(薬剤を使う場合、一年生・多年生の両方に効くものがよいとか)
きょう、力強い応援者(親戚)がきてくれて、きれいな畑に戻る。
(雑草は)まわりの景観や農作物にとって、嫌われる存在になりがち。
だが、草って絶えることがない。
植物の王様≠ニ言うべきだろう。
(2004年8月22日・日)
あいさつ、慎む!
「暑中お見舞い申し上げます」…。
今夏に、ふさわしかった、あいさつ文だろう。
引き続き、メールやはがきなどで、残暑見舞いのメッセージが交わされ、夏の終わりを惜しむ。
普段のあいさつみたいに、同じ言葉を返せない、じれったさも感じた。
年賀欠礼、お祝い事の不参加は、喪に服している者のルールである。
サマーの、ごあいさつも慎むことになった、わが家。
数人からもらった暑中(残暑)見舞いに、返事を出そうと、ペンを執る。
はじまりは、こうだ。
「例年にない、暑い夏でした。風鈴(ふうりん)やセミの声が、涼しさを運んでくれたことでしょう…」。
近況をつけ添えて、郵便ポストやインターネットで送信。
来季は胸を張って、応答の言葉を書きたい。
(2004年8月21日・土)
優しさイコール経験?
ナースステーションのカウンター越しで、師長さんとのやりとり。
看護師・Kさんがいるか尋ねると、勤務でないと分かる。
続けて、彼女の話題を引き出す。
「(2年前の)入院中、Kさんから『学生のころ、柔道をしていた』って聞きました…」。
笑みを浮かべて、師長さんは話に乗ってきた。
「アテネで、金メダルを取った人…、えーっと、名前が…。その人、Kさんに似ているって、みんなで話しているの」。
(Kさんの)印象からも、ちょっと違うかなと思う、谷選手の名を出す。
「ヤワラちゃんじゃなくてねぇ…???」。
4月、消化器系病棟に移った師長さんとは、初対面。
なのに、親しみを感じるコミュニケーションができた。
車いすの前にしゃがみ込んで、筆者から見て若干、視線を低くし、話を聞いてくれる師長さんもいる。
責任ある立場の人って、キャリアを積んできていると思う。
優しさとは経験か。
(2004年8月20日・金)
かかしとむかし!
竹や木の棒、わら、古着を使ってつくる等身大、または少し小さい人形…。
田畑を荒らす、鳥獣に立ち向かう主役が、かかし(案山子)だ。
童謡「山田の案山子」を、口ずさんだりすると、知恵のよさで、農民が暮らしを立てていたことが分かる。
25年ほど前、いとこと父のエピソード。
(3歳ころの)いとこ「(父に)おじさん、何、つくってんの?」。
父「かかしだよ!」。
いとこ「ああっむかし≠ゥ。むかし≠ェ帽子、かぶっているよ」。
思わず、笑ってしまいそうな、子どもと大人の会話だ。
「結婚披露宴の席で、かかしがむかし≠ノなってしまった思い出を話す!」と言う父だが、まだ、いとこからの連絡はない。
かかしづくりを競うコンテストが、地域で開かれるようになった。
人気者のスタイルに似た、かかしなど、ユニークで工夫を凝らした作品が多いとか。
田んぼで見られる、秋の風物詩を大切にしたい。
(2004年8月19日・木)
はげも悪くなし!
若さの象徴で、健やかな頭髪は欠かせない。
けれども「薄毛・白髪・脱毛」に悩む人って、男女とも少なくなさそう。
トラブルの現れは、遺伝子や性ホルモン、生活環境(食事・ストレス・髪の手入れ)のほか、老化も関わっているらしい。
「40歳代の終わりに、髪がなくなったっけ。(何も考えず)自然に任せていました…」。
第1回全国ひかりサミット(秋田県雄物川町で開催)・はげ頭日本一になった、地元住職さんの言葉である。
清潔さと自然体の暮らしが、ピカピカのつやをつくり上げた。
お坊さんとしての職役(しょくやく)よりも、自然体で…と言う、生き方が見えてくる。
「壮年性脱毛症」は、比較的、男性に多い病気。
戦(いくさ)の終盤、髪がなかった祖父に召集令状が…。
「あなたは、地域を守ってください」。
ツルツル頭が、軍の関係者に、まぶしく映ったか。
体内現象の一つと考えられれば、はげ頭だって悪くない。
(2004年8月18日・水)
白うさぎ物語!
昔話を読み、聞いたりすると、心温まる言い伝えがいっぱいある。
「大洪水に遭い、島まで流されてしまった白うさぎ。わにザメの群を並べさせ、飛び跳ねながら岸へたどり着きました。仲間の数比べで、利用されたと分かった、わにザメは、白うさぎの毛を取って、丸裸にしてしまいます」。
こんな話のはじまりが、因幡(いなば)の白うさぎ。
「きれいな水で身を洗い、蒲(がま)の穂にくるまりなさい」。
袋を肩にかけた、大黒主命(おおくにぬしのみこと)から教えられ、元の身体に戻った白うさぎに、良心が芽生える。
大黒主命の奥様(お姫様)は、白うさぎの紹介で結ばれたとか。(「白うさぎは、お姫様に変身した」と言う説も…)
(祖母の)新霊祭で飾られた生花に、菊やユリと混ざって、褐色(かちいろ)をした蒲の穂があった。
珍しい蒲が、白うさぎの物語を思い出す、きっかけとなる。
大黒主命と白うさぎの、真心・優しさが伝わる、山陰地方のお話だ。
(2004年8月17日・火)
無縁な言葉!
稲わらでつくる、畳の歴史は古く、室町時代から敷き詰めとなった。
舞台は海の彼方にあっても、畳の上で行う競技に、大勢の人が注視。
五輪発祥の地・アテネで、早くも金メダル獲得者が、何人も誕生する。
「オリンピック初の2、3連覇」と言う、文字を踊らせたのは、ヤワラちゃんこと・谷亮子(48キロ級)、野村忠宏(60キロ級)の両選手。
トレーニング中、足を負傷したヤワラちゃん。
(足の)痛みと不安を抱えながら、渾身(こんしん)の力を出し切ったあとで見せた、笑顔がいい。
ほかにも、活躍が期待できる試合は、たくさんある。
日本代表に選ばれた選手は、勝者を目指す役目があるのでは…。
「参加することに意義があり…」、「勝敗は時の運!」。
彼らには、無縁な言葉だろう。
(2004年8月16日・月)
肥料と命!
「誰もが嫌がった、トイレ掃除を黙々と続ける」。
若きころの祖父は誠実さで、まわりから評価を得た。
水洗式でない時代だから、掃除には勇気が必要だったと思う。
4年制の農学校(現在の農業系高等学校)で、稲作を中心に学んだ父は、思い出を語る。
「当時、肥料に使われた、トイレの汚物…。(糞尿をくみ取って)発酵させたあと、農作物に与えたんだ」。
ショッキングな言葉が待っていた。
「料理で味加減を見るだろっ。肥料が入った桶(おけ)に、手の指を突っ込んで舐める。肥やしづくりのコツを、先生から教えられた…」。
終戦記念日のきょう、敵に追われた兵士さんを想像してみる。
食料どころか、飲み水さえないジャングルで、自分の尿を口にし、必死に生き延びようとしたであろう。
いまは、ただの汚物でも、肥料や命の水として、排泄物の価値が分かった。
(2004年8月15日・日)
白黒スタイル!
人との間(あいだ)には、義理が絡み合う。
人間関係はさまざまだから、相性がよい場合や、ちょっとしたすれ違いで、トラブルになってしまうことも。
けれど、みな、道理に従う。
厳しい残暑の中、ハンカチで額を拭いながら、わが家に訪れる列。
祭壇の近くで、あいさつを交わす顔は、親戚も含め、地域のみなさんたちだ。
私たち家人はもちろん、あたり一面、夏向きの喪服。
半袖のワイシャツと、ネクタイ、ズボンと言う男性らは、まさしく白黒スタイル。
この光景は、祖母の新霊祭である。
「人づき合いに務めた…」。
大勢の参拝者を見て、先祖、両親が大切にしてきた外≠ニの絆を、学び取った。
(2004年8月14日・土)
父親の訴え!
自動回転扉を、2カ所の病院でくぐったことがある。
遊園地の乗り物みたいなユニーク感覚は、従来の自動ドアにはない。
一本杖を持ち、ゆっくりと歩く筆者が、途中で回転扉を停止させてしまう。
中へ進もうとする人は一瞬、驚くし、ルール違反となる。
「(自分が)あせってバランスを崩したら…」って思うと、ヒヤッとした。
都内、六本木ヒルズ森タワーで起きた、自動回転扉事故。
「国や関係団体はなぜ、悲惨な犠牲を払うまで動こうとしなかったのか」。
扉に頭を挟まれ、最愛のわが子を亡くした父親は、初盆を前に泣き叫ぶ。
やっと、ガイドラインはできた。
けれど、機械のトラブルって、予知しづらい。
常に注意する、自身の心得も必要か。
(2004年8月13日・金)
太りたい!
BMI(ボディマス指数・体格指数とも…[体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った値])は、17.6。
つぎに、標準体重を求めたら、54.9キログラムと出た(実際の体重は、44キログラム)。
厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)は、米国・がん専門誌で、体格指数に関する調査を発表。
「日本人男性は、やせている人ほど、がんになりやすい…」。
もはや、肥満だけでなく、やせ型にも黄信号がつき、健康体は、BMIが22前後となった。
女性の多くが、スタイルを重視するのに、男性のような傾向は見られなかったと言う。
なぜリスクが、日本の男性に限られているのか。
研究結果だと、がんに気をつけるべき体質の筆者。
ご飯やおかずを、たくさん食べて、少しでも太りたい。
(2004年8月12日・木)
怪談の主役!
「火の玉が、格子戸と障子を突き抜け、仏壇のある部屋に現れたんだって…」。
母の実家であった怖い話は、亡き祖母と伯父の体験談である。
祖父も昔、怪奇現象を話してくれた。
「夕暮れの畑で、青い火の玉を見た!」。
「人魂(ひとだま)」「亡霊」「幽霊」って聞いただけで、背筋が寒くなってしまう。
関連のある伝説に触れれば、私たちへの戒めとして、心に響く。
普段、見られない事象とは、自然のいたずらや、体調(目の錯覚など)によって引き起こったりもするだろう。
夜になると光る、ネコの目。
怪談の主役は、動物(ペット)だったってことも…。
臆病な性格なのに、思い切ったネタを書いてしまった。
(2004年8月11日・水)
可愛がってくれ!
ところは、小型(四輪駆動)トラックの運転席。
速度メーター、中央下にある、表示数字を見た。
「総走行距離、4,530キロ…」。
室内はきれいだし、洗車をすれば、外見だってピカピカだ。
河岸段丘に広がる桑園から、荷台いっぱいの食事(桑)を積み、蚕舎(蚕室)の入り口に止まる。
繭の出荷でも、近くの農協まで走った、力強いパートナー。
作物を栽培菊に、切り替えてからだって、畑と家、スーパーを飛び回ってくれた。
現在軽バン≠ェ、仕事を取りしきっている。
車検が近づいたトラックに、新たな相棒(ドライバー)を捜してあげることで、家族全員が同意した。
8年前と言う、古い年式だが、走行距離は新車同様。
「こいつを、可愛がってくれる人が見つかれば…」。
農業一筋の父は、トラックに優しく手を触れた。
(2004年8月10日・火)
3人の接点!
「父(実際は名前で…)は、診察中ですか?」。
窓口スタッフに、分かりづらい、不自由な言葉は通じた。
瞬く間に駆け寄ってきた、見知らぬ女性が(職員に)代弁しはじめる。
「○○先生の診察は、終わりましたか?」。
尋ね言葉を、もう一度、言わなくてはならなくなった。
休日明け、父の定期診察に、ファミリーでお出かけ=B
検査などに、約1時間以上かかるため、知り合いと会うなど、院内で(両親とは)別行動をとる。
時計を見ながら、待合室へ向かうと、父母の姿が見えない。
そこで、思わぬ親切に触れた。
(代弁した)女性の行動には、勇気があったと思う。
けれど、内容が違う通訳≠ノ、クスッと笑ったスタッフ…。
3人(女性、スタッフ、筆者)にとって、最初で最後の接点だった。
(何も知らない父は、笑顔で診察室から出てきました)
(2004年8月9日・月)
ロングスカート!
スポーツマンを集めた大会で、華やかな入場行進。
カラー映像が残る、東京五輪開会式での選手と、高校球児はいつも重なって見える。
乱れのない歩調は、とてもさわやか。
昨日、都道府県代表各校ナインが、甲子園球場のグランドを一周した。
「帽子・(左肩の)赤いバラ・ロングスカート…」。
プラカードを持ち、チームを先導する女子高校生だって、以前からのスタイルだ。
昔の制服を印象づけるが、彼女らの高校生活は、ミニスカ姿…?。
大会用の服装を着た感触・感想を、ぜひ、聞いてみたい。
でも、返事が想像できそう。
「(古い制服も)悪くはないけど、現代向きじゃあないねっ!」。
(2004年8月8日・日)
幸せ家族!
「人から評価を得る…」。
精一杯の力を出し、物ごとにあたっても認められないときほど、空しさを覚えやすい。
この部分に、人間関係の難しさが存在する。
夕食の最後、口にお茶を含んでから、調理人を見ながら話す。
「スーパーで買う惣菜(そうざい)より、お母さんがつくる、ご飯やおかずは、おいしいよ!」。
疲れた表情を隠すように、母は微笑んだ。
「(夫のために)料理をつくり、部屋の模様替えをしたって反応がない。実母は『男はそんなもの』と、切り捨てた…(紙面・投書欄より)」。
結婚生活2年目と言う、女性の悩みは、いまの暮らしにやりがいをなくす。
家庭には、一人ひとりの、思いやりが大切だと思う。
ありがたさの気持ちが通い合えた瞬間、幸せ家族の誕生である。
(2004年8月7日・土)
時の支配下!
古くからの街並みは、ひっそりとしてしまっている。
いまの時季、店主さんらとの会話は、こうだった。
(店内に入り、こちらがあいさつ)「こんにちは」。
「きょうも、暑いねぇ。アイス、あるよ!」。
顔見知りだからできる、コミュニケーションは人間味があっていい。
開店時間まもない、ホームセンターの扉をくぐる。
プリンタ・インクタンクコーナーで足を止め、まごつく。
いままでとは違い、カードをレジへ持って行き、製品と引き替える方法だ。
店側とメーカーは、万引きに対応する手段をとったのか。
「駐車場が広く、品が豊富…」。
軒を連ねる商店のデメリットを、解消させた大型店舗。
どちらのよさも、時の流れと言う、支配下にありそう。
(2004年8月6日・金)
娘の笑顔!
信号無視の軽トラックに、小1女児がはねられ、6日後に力尽きる。
近辺の町であった、惨烈(さんれつ)な交通事故から、2年が経つ。
3回忌に合わせ、両親の手で、追悼写真集が出版されたと言う。
思い出のアルバムから、1枚ずつ写真に触れ、ピックアップしていく。
「なぜ、わが子がいないのか…」。
現実を受け入れられぬ、遺族の切なさは計り知れない。
昨日、別の地域(県内)で、ほぼ同形の交通事故死が発生。
残された家族が、いままで叫んできた警鐘は届かなかった。
だが今後も、社会にアピールしていってほしい、一言がある。
「娘の笑顔から、命の大切さを感じとってもらえたら…」。
(2004年8月5日・木)
稲妻、走る!
夕立とともに、雷が迫ってくる。
「ゴロゴロ、ドカーン」。
あっと言う間に、鳴り響きが激しくなった。
雨具を着込んだ父は、玄関の上がり口で話す。
「青い光が(アマチュア無線のアングル)タワーを伝わって、地面に抜けていった…」。
ちょうど仕事で、鉄塔(タワー)のそばにいて、恐怖が襲いかかる。
震えたままでいる、父の口元。
透かさず、雷様は近くの電柱にも降りてきて、あたり一面で停電…。
幸い、無線機・アンテナとも無事=B
(20年ほど前の)昔話を、簡単に書いた。
今夏、住みかでは、稲妻やゴロゴロ≠フ音だって、あまり耳にしない。
ひょっとしたら、古くなった必要道具を修理しているのかも…。
雷様、より頑丈な太鼓にしてね(笑)。
(2004年8月4日・水)
瞳、輝く若人!
「若く見えるよ!」。
こんな、お褒めの言葉を聞くときがある。
きょう、隣に住む、おばさまからも言われた。
多くは、年齢と比較しての見解だから内心、お世辞では…と、とらえている。
ある知人が、笑みを見せながら言ったのを、思い出す。
「俺と、同じ歳(とし)くらいかなって思ってたよ」。
10歳年下である、彼の発言にびっくりし、心が躍(おど)った。
「誰からも、若く見られる…」。
これに、あてはまる人たちは、瞳、輝く若人(わこうど)だと思う。
外見だけでなく、精神が老いない、フレッシュ感を維持したい。
(2004年8月3日・火)
涼しさのある珍客!
わが家に、珍客が寝泊まりをはじめて、1ヵ月以上となる。
夏野菜のトマト・キュウリや、すいかが主食。
そんな彼だけど、ピーチ(桃)を平らげた。
涼しくなった夕刻、久々に顔を見せた伯母と語らう近くで、威勢のよい声が聞こえてくる。
「オレも、話がしたいんだ(チョン、ギース)」。
姿が分からない先客≠ノ、目を丸くする伯母。
「ほらっ、そこにいますよ」。
母が、外の竹竿(ざお)を指さした。
虫かごで珍客は、這(は)い回っている。
クツワムシくん、ウマオイくん、ツユムシくんも、みんな同類だ。
そうっ、お客様の正体は、キリギリスくん。
まだまだ暑いけど、秋の演奏家よ、涼しさを運んでね。
(2004年8月2日・月)
恋人づくり!
「♪誰でも一度だけ 経験するのよ 誘惑の甘い罠(わな)」。
「ひと夏の経験」は、大スターの座を目指していた山口(三浦)百恵が、高校一年生(1974年)のとき、ヒットさせた。
(本人が)抵抗感を持ってしまいそうな歌詞にも、思いを込めて歌う。
プロと言う、自己意識の強さを、彼女は見せつけた。
「恋人に(セックスを)強要され、断り切れない…」。
高校生の性被害調査(財団法人・女性のためのアジア平和国民基金・委託調査)から分かった、率直な実態だ。
3割を超える女子が、性的な被害に遭っている。
相手は、彼氏や友だちが大半。
恋人誕生のチャンスである、夏休み。
誘惑の甘い罠に、はまらない、慎重さと勇気ある、恋人づくりをしてほしい。
(2004年8月1日・日)