2004年・月別
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2004年6月


焼きいも、いま昔!
明かりが灯る街頭で見る屋台なら、夜鷹(よたか)そば(「夜泣きそば」とも言う)。
焼きいも屋さんだって、冬の風物詩にマッチしそう。
だけど、夏本番へと向かう最中(さなか)、病院前の交差点近くで、業務用軽トラックをよく見かける。
「やきいも」と書かれた看板文字が、車体の屋根から踊っていた。
「しょっちゅう来てくれるから、安くしておくよ」。
母の顔を見た商人さんは、口走りに言い、アツアツの石焼きいもを渡す。
薪(まき)焚きのお風呂だったわが家は、ときたま、焼きいもを味わった。
水で濡らした新聞紙に、さつまいもを包み、そのうえにアルミホイルで覆う。
こげのない、石焼きいもを食べながら(風呂焚きで焼いた)真っ黒の部分から漂う香ばしい、いもの風味を懐かしがった。
(2004年6月30日・水)

女子学生の本音!
下がるとも上がらない、出生率。
ほとんどの人は、子どもにかかる教育費の重さを例にとる。
ある投稿欄のお題「出生率、どうすれば上がる?」で、女子学生たちの本音に目が留まった。
「男も出産できれば、世の中、変わる」。
男女平等にはほど遠い、女性側の怒りか。
けれど、おもしろい提案もあった。
「独身キャリアウーマンは、不倫嫌い。この不安解消が、出生率を上げるかも…」。
「(生活費節約のため)毎月1回、停電の日をつくる」。
「『ペットで十分…』って、満足する夫婦が増えれば、対策なし…」だとか。
わが命は、親が子どもを望んだから存在する。
生命について考える、話の場が多くなってほしい。
同時に、暮らし全般で、女性の知恵を生かさなければなるまい。
(2004年6月29日・火)

電磁波騒ぎ!
「健康に悪影響が…」。
普及しはじめたばかりのパソコンに「黄信号」の、情報が広まった。
表示画面(ディスプレイ)のブラウン管から、電磁波が出ている実態だ。
「テレビだって、ブラウン管だから、気にしない」。
平気な顔でいたけれど、故障がきっかけで、1年前液晶との、にらめっこがはじまる。
ヨーロッパ・ハンガリーの産婦人科医学者らが、新たな電磁波問題を指摘。
「ズボンのベルトやポケットに、携帯電話を持ち歩く男性は、精子減少がみられる」。
20年くらい前、アマチュア無線で使うハンディトランシーバーでも、同様の警告が出た。
便利な道具も、健康と関係のあるケースが多そう。
再び「電磁波騒ぎ」が起こる…?。
(2004年6月28日・月)

お花畑と法事!
静岡・浜名湖花博覧会へ行ったと言う、女性の感想に注目。
「会場一面、たくさんの花々には驚きました…」。
さらに「こんなところなら、亡き父も飽きないでしょう」と、お花畑の天国を想像していた。
大伯父の法事が営まれ、母が参列する。
23回忌だそうで、近しい親戚、8人が顔をそろえた。
帰宅後、第一声。
「あーっ、疲れた。(正座していたため)脚が痛い!」。
母に尋ねたら「故人の思い出話は尽きなかった」と言う。
長い歳月が過ぎても、みんなの心に残り続ける大伯父。
お花畑にいる知人ら≠ノ、メールを打ちたい気分だ。
(2004年6月27日・日)

人づて考!
「人づて」は、小さな活動(運動)で、大切な役割を果たす。
知らせたい情報が、まわりに行き渡るまで、相当の時間と熱意がいる。
ところが、悪い噂(事件等)だと、光ほどの速さで広がっていく。
10年前に起きた、松本サリン事件。
「マスコミは、警察の代行か!」。
被害者・河野義行さんが、報道機関に寄せた手記の、意義深い一言だ。
「家に火をつける」「被害者面した加害者」…。
容疑者報道と言う誤りが、河野さんや家族をも世間のイジメに遭わせ、計り知れない精神的苦痛を与えた。
一つ間違うと、冷酷な世の中なのかも…。
犯人には、裁判官が制裁する。
明るく心温まる話題こそ「人づて」の、よさだろう。
(2004年6月26日・土)

楽して稼ぐ…!
旅の見知らぬ業者が、玄関をくぐる。
両親を前に、さあ、催眠術!。
「キッチンから流れ出る油は、排水パイプを詰まらせる…」。
下水道関係のクリーニングを勧め、見積&請求書に、こちらの名前を記入させ、捺印(なついん)を求めた。
「おかしい!」と気づき、即座、クリーンオフ。
「使用年数からみて、管の詰まりは考えにくい…」。
地元業者からの説明を聞いて、危ういところ、難を逃れた。
人(相手)を疑いたくはないけれど、現代社会って「詐欺の海」。
アダルトサイト利用料の架空請求をはじめ、親族の弱みにつけ込んだ「おれおれ詐欺」は、巧みさを増す。
「楽して稼ぐ…」。
本来、頭脳を使い切るべき方向を誤っていると思う。
(2004年6月25日・金)

女腹でもいいじゃん!
「夫婦・親子などの血縁者が、ともに生活する、もっとも小さな社会集団」。
イメージから「家庭」の文字が、浮かび上がる。
旧民法は、大家族向きであったし、戸主が重要視された。
風潮が、小家族化した現在でも「跡取り」の言葉が、依然、浸透し続ける。
3人目も、女の子を産んだ母親は「しゃっつらだ!」と、実母に言われ、嫁ぎ先では謝ったとか。
戦前生まれの人たちが教えられてきた、しきたりなのだろう。
母は、六女の末娘。
「長屋が出生場所…」と言う父。
女腹(おんなばら)に苦しんだ、亡き祖母の切なさと同時に、安堵の表情が感じとれる。
赤ちゃんの性別ではなく、新しい命を、みんなが喜び合える、世の中に変わらなければいけない。
(2004年6月24日・木)

手にした科学教材!
薪(まき)を蒸し焼きにすると、炭(すみ)のでき上がり。
子どものころ、掘りごたつで冬を過ごした、わが家にとって、なくてはならない燃料だった。
いつも利用する金融機関が、贈り物を持ってくる。
雑誌大の箱を開くと、15センチほどの炭が数本と、専用トレーも現れた。
「リビング、寝室、玄関…」。
インテリアとしてだけでなく、消臭や湿気を取り除く。
まだまだあって、ミネラルウォーターに変身し、食生活もサポート。
おいしいという、炭入り炊きご飯…。
炭のよさが、余すところなく、アピールされていた。
プレゼントには違いないけど、科学の教材を手にした感じ…!。
(2004年6月23日・水)

距離感ないネット!
ヨーロッパ西部にあるフランスから、電子メールが届く。
「海から70キロ走ると、山が迫ります。乾燥した気候で、暑さを感じにくく、南フランスの素晴らしい自然を堪能しました」。
言葉では説明できない景色を、デジタルカメラに収めた言う、年上のいとこ。
母の姉に、この春、大きな喜びがあった。
「わが子が、大学教授になる」。
3日ほど前、伯母と会ったら、いとこの話に…。
「フランスに行っていて、どんな様子か、心配なんだよ」。
電子メールなら、コンタクトができそうだと分かり、パソコンのキーをたたいた。
返信を読みながら、インターネットの便利さと、距離感のなさを直感する。
伯母の家に、メール文をファクス送信!。
ちょっとした心遣いが、感謝となって返ってきた。
「おばさん、安心したよ。ありがとうね」。
(2004年6月22日・火)

自分を磨く!
夕食が済み、父は自室へ向かう。
食器洗いなど、片づけを終えた母が、テーブルの椅子に座った。
恐る恐る、話しかける。
「お父さんと一緒になるなんて、思ってもいなかったの…」。
夫婦になったきっかけを尋ねたところ、返答は意外過ぎた。
村組織を越えた、連合青年団のまとめ役を務めた父は、顔立ちのよい、ハンサムボーイ。
そんな男性にあこがれる、女性らを振り払っての、紹介(お見合い)結婚なんてユニークだ。
けれども(母とは)以前から接触があり、意中の人であったかも…。
男女関係は「赤い糸」「運命の絆」と、表現されたりする。
(異性に限らず)一つひとつの出会いを大切にし、さらに自分を磨きたい。
(2004年6月21日・月)

希望こそ生命力!
日進月歩の医療であるけれど、100歳まで生き延びる人は少ない。
遺伝因子の情報が、寿命と大きく関与している。
学童期に発症し、20歳代で死亡することが多い「(デュシェンヌ型)筋ジストロフィー」。
難病になった時点で、本人や家族に、つらい日々が待つ。
着床前(受精卵の段階)診断で、遺伝性疾患の有無を調べられるようになり、日本産婦人科学会小委員会は、慶応大学の研究計画申請を承認した。
研究の対象となる夫婦には、すでに難病の子どもがいる。
「障害者差別だ!」と叫ぶ、関係団体も目を光らせそう。
「病、そして死と向き合う…」。
災害・事故・事件を除けば、ほとんどの人が直面する試練。
寿命という運命に、逆らえない私たちだけど、希望を持ってこそ、生命力が存在するのだと思う。
(2004年6月20日・日)

思いを寄せる人!
1970年代に放映された、青春ドラマ「われら青春」の挿入歌は「ふれあい」。
ゆっくりとしたテンポで歌う、中村雅俊の低音が響く。
「♪(略)慰めも涙もいらないさ、温もりがほしいだけー」。
メロディと歌詞が、もっとも盛り上がって、アピールしようとする場面ではないだろうか。
「思いを寄せる人物…」は、人それぞれ。
すべてが出会いからスタートし、友人関係や恋人であったり、夫婦・家族だって仲間に入る。
誰かのことを考えてみる。
忘れちゃいけないのは、自分を思ってくれる人の存在。
お互いの接触から生まれたできごとは、大切な宝物。
歌の最後は、こんな繰り返しだ。
「♪人はみな、一人では生きていけないものだから…」。
(2004年6月19日・土)

夢見る天使!
夜、ベッドでつぶやく。
「きょうも、どうにか終わったー!」。
ごく平凡な、意欲に欠けた一日の感想だけど、翌日のスケジュールを確かめるときもある。
「小学5・6年生、3,226人のうち、三割は夢見る天使…」。
日本子ども学会は、教育者らしい設問を組み、意識と心理に迫った。
「明日も、きっといいことがある」。
そう思える子どもほど、創造力が豊かだろうけれど、実際はどうか。
回答者の中には、期待感より「こういう自分になりたい…」と言う、願いも含まれていよう。
(設問で)NO組の子どもって、何も考えず、眠りにつくのかな?。
明日のことは、誰にも分からない。
ならば、私たちは大きな希望を持って、生活していこう。
(2004年6月18日・金)

どんな新車?
鉄材用電動のこぎりが、すさまじい音を立て、火花を散らす。
わが家の「リヤカー」が友人の手で、跡形なく解体された。
「リヤカー」は2輪車で、自転車や人力で引く、荷物運搬車。
大正初期に、わが国でつくられた。
「農協へいくぞ!」。
白い布袋に入った繭(まゆ)が「リヤカー」に積まれ、祖父が(こちらに向かって)声をかける。
繭袋と筆者は一緒に乗り、重心を前にとり、力いっぱい引く。
出荷を終えると、商店でアイスクリームを買ってもらい、頬張りながら帰る。
まわりの風景や、吹く風を肌で感じながら食べるアイスは、格別な味。
いまの子どもたちは、きっと尋ねてくるだろう。
「『リヤカー』って、どんな新車?」。
そうだ…、どこかのメーカーが車種名に使ったら、おもしろそう。
(2004年6月17日・木)

父の青春、上野駅!
東京都台東区の地名を用いて、上野駅。
東北方面への玄関口であり、戦後から高度成長期には少年・少女らを乗せた、就職列車の終着駅で知られる。
「新宿(駅)からは、東北本線に乗れないんだ」。
夕食のテーブルで、父が話し出す。
昭和30年代はじめ、福島国体(国民体育大会)に初出場し、弓道青年団体でベストテン入り…。
国体列車(選手専用)に乗り遅れたため、弓を担いだまま、普通車両に揺られ、宿舎までたどり着いたという。
はじめての長旅と、競技の思い出が、上野駅と重なるのかも…。
(のち、優勝決定戦にもつれ込んだのは、神奈川国体。惜しくも2位になる)
父がスポーツに燃えた、輝かしい青春の一ページ。
経験は語り継がれても、本人にしか分からないのは(その場の)体感か。
(2004年6月16日・水)

黒文字の思いやり!
紺色の専用ケースに、デジタルカメラを入れている。
「あれっ、これは…?」。
マジック書きの名字が、収納ケースの背面に見えた。
黒文字って、紺のバックだと、あまり目立たない。
気になる性分だから、石けん水で拭き落とす。
ネームは、母が書いたもの。
先月、水痘(すいとう)で入院したとき、こいつ(デジカメ)を持ち込んだことを思い出した。
「貴重品だから、名前を…」と、機転を利かせた、母の気遣いだと分かる。
心持ちだけで、自己中心的な行動に走ってしまった。
正直に言おう。
「お母さん、思いやりをありがとう!」。
(2004年6月15日・火)

記者と一住民!
若葉から深緑のころ、新聞記者数人が同じことを、口にした。
「(取材先で、自分の)写真を撮られるなんて、ほとんどないなぁ」。
筆者と、デジカメスナップに収まっての、感想である。
「仕事から離れれば、一住民!」と、言えそうな話。
長崎・佐世保の同級生殺害事件で、被害者遺族が2回目の、手記を公開した。
「休日が続いているような感覚で、そこに娘がいない…。不思議です」。
殺された女児の父親は「それでも、新聞を開き、テレビニュースの画面を追う。仕事の習性か」とも言う。
凶悪犯罪には、総力で取材活動を展開する報道機関。
なのに、役目を果たすどころか、父親の立場は(取材される側に)入れ替わってしまった。
一住民としての、ジャーナリストを見た思いがする。
(2004年6月14日・月)

負け猫の遠鳴き!
(前回「夫婦メリット」の続きです)
「友人がキャリアアップし、生き生きと働く姿がうらやましい…」と吐く、子育てに追われる既婚女性。
「負け犬の遠吠え(酒井順子著)」は、勝ち犬のあいだでも共感を呼ぶ。
反論側の主張は、こうだ。
「個々の生き方に、勝負をつけようとしている…」。
インパクトを感じさせる、タイトル名が、独り歩きしているかのよう。
この場で、出る幕がないとしたら、結婚相談などに通う人たちか。
「まだ一人なの」と、はやし立てる世間。
出会いを求める男女だって、計り難い数だろう。
(筆者も含め)家庭を持ちたいと望む人間に、チーム名を考えよう。
あちらが「犬」ならば、猫の協力をお願いする。
われわれは、負け猫の遠鳴きだ!。
(2004年6月13日・日)

夫婦メリット!
「いじめ・男女・部落・病気の人…」。
差別や偏見は、並べたら、たくさんある。
人と人を隔てる、メカニズムの意識を考えた。
「こうでないと、いけない!」って決めつけ、他人と比較されていく。
つまり、(偏った目とは)相手の立場になれない状態なのかも…。
執筆者・酒井順子さんは、30歳代以上の独身・子なしキャリアウーマンに的をあてた、エッセーを出す。
「仕事が楽しい。結婚は、チャンスがあればするくらいなもの…」。
新鮮な風なのに、アレルギーを起こす世間も、一種の偏見か。
著者タイトル「負け犬の遠吠え」は、社会への熱い訴えに聞こえる。
さまざまな、生き方があってよい。
一方で、家庭のよさ、家族愛をみつめながら、夫婦メリットも探していこう。
(2004年6月12日・土)

ネコ語解明!
愛猫の大黒柱、しまタン(メス猫)が、動物病院を退院してきた孫に、話しかける。
「かえる≠カゃないっ。お前のこと、母さんが心配していたよ」。
母親も元気なった、わが子に近づく。
そして、抱きつくような感じで、身体をこすり合わせた。
「母さんはね、もう会えないと思っていたの」。
息子の死期を直感していたであろう、母親の心境と、安堵(ど)の気持ちが伝わってくる。
むろん、ネコ同士の会話など、聞き取れるはずがない。
でも、彼らのしぐさを見ていたら、自然とネコ語≠解明できてしまった。
わが家のまんまは、病院食と違うから、食欲がなさそう。
ちょっと、しんぼうすれば、元の生活に戻るだろう。
名前を呼べば、走ってくる、かえるくん。
私たちと動物のコミュニケーションは、すでにできあがっているのでは…?。
(2004年6月11日・金)

父へ贈る言葉!
家族との別れ(死去)は、誰もが経験し、悲しさや寂しさ・思い出を、心に残す。
同じ日とは言え、28年前もどんよりとした曇り空だった。
100キロメートル以上離れた、学校で生活していた筆者を、急いで迎えに来た父。
運命のいたずらか、祖父の死に際をみとれなかった。
故人が残した、忘れられない一言がある。
「おじいちゃんは、お前の脚となる。勉強は、がんばるんだぞ!」。
手や足が不自由な孫のため、商店街近くにあった小学校まで毎日、自転車通学をした祖父。
(運転席から見て)ハンドルの手前に、子供用座席があって、(筆者は)そこへ乗っかる。
雨にはカッパ、防寒帽と、えりまきを寒中に使い、卒業まで、つき添ってくれた。
年齢で父は、当時の祖父と重なる。
「健康に気をつけて、いつまでも元気でいてよ!」。
祖父の命日に、父へ贈る言葉だ。
(2004年6月10日・木)

いまから秋気分?
大麦や小麦の、刈り取り(収穫)がはじまった。
多くの農家は、減反がきっかけとなり、転作しざるを得なかったのも事実。
麦はイネ科だから、(米とは)まったく異なる植物ではない。
だが、醤油や味噌、麺類・水あめ・ビールの原料であり、食生活を広く支えている。
うっとうしいこの時季、便りの書き出しに戸惑う。
分かりやすく言うなら、季節のあいさつ文だ。
手紙を書くとき、ほとんど「麦秋」の言葉を頼りにしちゃう。
「秋」の一字って、澄み渡った青空を印象づける。
いまから、秋気分じゃ困るけど、ハートは晴れ晴れしていたい。
(2004年6月9日・水)

感情コントロール!
なるほどと思う、一言がある。
「人は感情の動物…」。
同じ情報でも、受けた側の心持ちは人まちまちだ。
インターネットの掲示板は、匿名でも構わない。
容易に、ストレートな気分で、書き込まれたりする。
ゴジック文字が、相手の顔だから、会話のようにはいかない。
書き込みが、短い単語のやりとりだと、誤解が生まれやすく、気持ちが高ぶってしまうことも…。
まだ知らない同士なら、深入りなく終わる。
けれど、知人や親友、同僚・上司、家族間では、感情を害するケースもあり、心の傷ができやすい。
相手と向かい、互いを認め合う。
知恵ある動物に、感情コントロールが不可欠ではないか。
(2004年6月8日・火)

人をほめよう!
(給食がなく)お弁当持参の日、早朝に起きた小6の娘さんは、台所に立つ。
料理好きだから、高校に通う姉の分も含め、2食をつくり上げた。
「頼りになる娘!」と評する母親が、コミュニケーション紙で、締めくくった一言は…。
「『すごいね』と、うんと、ほめてあげました」。
子どもたちの行為や行動に対し、親をはじめ、教師はよく、ほめ言葉を使っているのだろうか。
例外でないのは、新米スタッフを見ている上司さん。
成人したって、目上の人からほめられれば、うれしいもの。
「業績がよいぞ!」って、社長さんから言われて、つい喜ぶ幹部社員だっているはず。
家庭や学校、職場も、ほめる機会が増えることで、活気づき、意欲的な人間を育成させていく。
(2004年6月7日・月)

擦り傷づくり!
「野球・相撲・ラグビー・サッカー…」。
たくさんなスポーツ(競技)に、ケガはつき物。
共通している点は、プロ・アマチュアを問わないことだろう。
外で遊ぶ、元気な子どもたちも、手足に擦り傷をつくってしまったりする。
屋根葺き替え工事が完成したお蔵を、デジタルカメラで撮影しようと思い立つ。
撮影体勢に入ったら、身体のバランスを崩して、カメラを持ったまま、前へ転ぶ。
右手の甲を、アスファルト舗装にこすりつけた。
「やっちゃったかー」って、つぶやくあいだに、傷口から真っ赤な血が染み出てくる。
(身体の)重心を保つのが苦手で、転びやすい筆者。
カメラを守った結果、久々の擦り傷づくりとなった。
(2004年6月6日・日)

生命力を信じる!
「尿路結石の疑いがあり、これから手術をします」。
緊迫した雰囲気の中で、説明を聞き入る家族。
村はずれに建つ動物病院へ、オスの愛猫「かえるくん」が入院した。
女性獣医さんは、とぎれなく話す。
「尿の通り道がふさがって、腎臓に負担がかかっています。まだ若い猫なので、なんとか助けてあげたい…」。
結石ができやすい体質で、しかも危篤状態であるという。
「ぼくを置いていかないで…!」。
後ろ髪を引く、彼の悲しい鳴き声。
重い荷を背負ったような感覚で、家族は帰宅。
(彼の)生命力を信じたい。
負けるな、かえるくん!。
(2004年6月5日・土)

ウイルス事件落着!
瞬時、小学2年まで過ごした、福祉施設のできごとが蘇(よみがえ)る。
すき間なく柵で囲んだ、大人用のベッド、タイル貼りの壁…。
小1の初夏、筆者は建物の隔離病室に入る。
どうして、殺風景な場所に寝かされたのか、不思議に感じていた。
「昔、やっていますね」。
皮膚科の先生から、風疹抗体検査の結果が告げられる。
「あのときの別生活≠ェ、やっと解けた!」。
入浴中、身体の発疹を見つけ、施設スタッフは隔離処置を急いだ。
心配だった、風疹はクリア。
(風疹にかかった)事実を知らずにいた両親だけど、(筆者が出した)2日前のクイズに大当たり。
ウイルス事件は、これにて一件落着。
(2004年6月4日・金)

泣けばいい!
(病院で)母親の横にいた少女は、小学6年生くらいに見えた。
椅子からスーッと立ち上がると、耳鼻咽喉科入口の奥へと姿を消す。
再び、待合室に戻った少女の顔は真っ赤になり、ピンク色のハンカチで両目を覆う。
診察中、怖かったり、痛かったのか、声を出して泣いている。
大人たちに、なかなかできないのは、素直な感情の表し方にありそう。
けれども、一昨日、小6女子が同級生に刺され、亡くなるという、ショッキングな事件が、長崎・佐世保で起こった。
(加害女児が)感情を留められなかったのは、素直さが欠けていたからか。
年齢に関係なく、私たちはありのままで、感情を表に出したい。
唯一の、ストレス解消だと思う。
(2004年6月3日・木)

いじって遊ぶ!
馴染んだテレビ・ラジオの姿が見えなくなり、半導体が主流となった1970年代前半。
必要でなくなった真空管式家電を、小学生の筆者は、いじって遊ぶ。
電源ONの状態で、部品(真空管やコイル・高圧電源)に手を触れ、ビリッと電流が流れた(感電)体験も…。
原理は分からなかったけれど、テレビの中を見る、楽しみがあった。
最近、パソコン教室のPRチラシが、よく目につく。
受講生にとって、専門スタッフの説明は、能率のよい上達につながるし、習得時間も省けそう。
だが、独学の人でも、なんだってやれる。
参考としたいのは、何ができるのか、自分で試すこと。
「ここをクリックすれば、どうなるか!」。
いじって遊んでこそ、OS(基本ソフト)と、アプリケーションを使いこなせていく。
(2004年6月2日・水)

風疹あてクイズ!
両親に1人1万円が当たる、クイズを出す。
「42歳ではしか≠ノなっちゃって、今回は水ぼうそう≠患いました」。
質問の切り出しに、二人とも、じっと耳を傾けている。
「さて、血液検査から、風疹(ふうしん)の免疫を持っているかが、あさって分かります。まだかかっていないと思ったら、手をあげてください」。
反射的な動きを見せた母に対し、願うような表情で父が言う。
「(風疹は)やっているんじゃないかなぁ」。
即座、母が解答を取り消し、手を下げる。
医師から風疹抗体あり≠ニ告げられれば、一安心。
クイズには、はずれとなるけど、筆者を気遣う両親の優しさが伝わった。
(2004年6月1日・火)

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