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性欲を我慢している…隠しようのない事実
ハンディを持つ人のアドバイザーとして活躍している、
福祉施設職員・障害児学校教職員・福祉事務所職員に(私たちの)
暮らし改善≠ネどの課題について質問した。
その中で、ある著書を用いての設問に対し、
「性欲を我慢しているのではないか…」
といった回答が、約半数近くになった。
タブー視傾向にある性を取り上げた、貴重なリポートである。
アンケートの設問から…【ある事例】
北海道出身の小山内美智子さんが、障害を持つ人の性に関する本を書いた。自身も脳性まひのため不自由な体だが、一児の母親となってがんばっている。
著書には、施設生活をしている人の性について、詳しく綴ってある。
「(施設での生活は)おなかがすけば、ご飯が口に入る。のどが渇けば水は飲める。…省略…けれども、障害者のだれひとりとして、セックスをしてみたいとはいえない。いくらかわいがってくれる親でさえ、この問題は解決できない」
「…省略…性の喜びをだれも声を張りあげて要求はできない。障害が重くなればなるほど、チャンスは遠ざかる。みんな我慢しているだけなのである。…省略」
さらに、施設でのできごとを、生々しく伝えている。
「ひとりの障害者男性が、女性ボランティアにお風呂に入れてもらっていた。(私が)お風呂だけは男性ボランティアにしなさい≠ニ注意すると…省略…女性ボランティアのほうが(体を)丁寧に洗ってくれて気持ちがいいんだ。俺はマスターベーションさえできないのだから、その楽しみだけは奪わないでくれ≠ニいわれ、私は返す言葉がなかった」
出典…「車椅子で夜明けのコーヒー〜障害者の性〜」小山内美智子著 ネスコ刊
設問…著者は(施設利用者の)性についてみんな、我慢しているだけなのである≠ニ書いています。
この表現をもとに、実態を見たときの、あなたの考えをお聞かせください。(複数回答)
1.本に綴られている言葉が、隠しようのない事実であると思う…49.2%
2.障害を持つ人だって、健康な人の性環境と変わりはない…30%
3.わからない・無回答 …7.9%
4.現実の問題として(障害を持つ人が)気の毒である…6.7%
5.誰かを愛してこそ、性が実在する。愛しい人との巡り合いを求めて、街へ出よう…6%
6.その他 …2.9%
7.考えたことがない …2%
8.障害を持つ人の性は、タブー視せざるを得ない…0.2%

そのほか、報告書で紹介している内容
障害は個性といえるか!
統合教育は実現するか!
これでよいか…利用者の生活スタイル!
| 福祉意識調査・1996年実施 回答者数・917人 調査地域・全国 報告書名「現場からの証言」(設問のデータ集) B4版・28ページ 「これが福祉だ!」(自由記述集) B4版・31ページ |
リポートは、2部構成でセット販売となります。 頒価・2,200円 送料・300円 お問い合わせは、メールにてお願いします。 |
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