報告書一覧(クリックすると、各ページへアクセスできます)
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現場からの証言(エキスパート) 私たちの目指すこと(社協職員)

僕・私の福祉論

体の不自由な人は見たことあるよ!
手や足が悪くて、かわいそうだな…
一生懸命歩いていた…
けど、友だちに不自由人はいないんだ


どんなことにも、興味や疑問を持つ子供たち…。
彼らは「障害」という現象をどう受け止め、理解しようとしているのか。
1,300人弱の子供のうち、ほとんど(95.2%)が、
障害を持つ人の存在を知っていた。
逆に「体の不自由な友だちがいる」という答えは、15.1%にすぎなかった。
子供たちは、出会いの機会をうまく生かせないでいる。
社会(大人たち)の協力なしでは、
お互い(子供と障害を持つ人)の距離は縮まらない。

設問…手足の悪い人とも、お友だちになりたいと思いますか。?
(「障害を持つ友だちはいない」と答えた子供が対象・複数回答)


1.機会があれば、お友だちになりたい…48.9%
2.お友だちになりたいと思っても、声をかける勇気がない…43.3%
3.たくさんな仲間がいるので、足の悪い友だちはいなくてもいい…4.5%
4.友だちにはなりたくない…4.1%
5.その他…6.4%

【その他】の回答から…
☆友だちになってもいいが、世話をするのが大変だと思う。
☆別に普通で、相手が友だちになってくれるようならなりたい。
☆(相手と)しゃべったりするときに困らないよう練習をして、できるようならお友だちになりたい。
☆友だちになりたいけど、男で変な人はイヤだ。
☆かわいそうだから、友だちになりたい。
☆障害の程度が軽い人となら、遊びたい。
☆友だちになっても、ならなくてもいい。
☆あまりなりたくない。
☆分からない。
☆考えたことがない。

僕らの考え、感じていること

6年・男子
(障害を持つ人も)体が不自由でも、僕たちと同じように生きている人間だ。
それに五体満足の人よりも、きれいな心を持っていると思う。
人間は体の自由、不自由に関係なく、心が大切ではないか。
もう少し、手足の悪い人を見習いたいと感じた。
6年・男子
僕は将来、福祉施設の園長にならなくちゃいけない。
その施設で生活している人たちと話すと、とても楽しい。
不自由な人を見ても、別に変なふうには思わない。
5年・女子
体の不自由な人は、とても大変だな。
目や耳の悪い人などに、失礼なことをいってはいけないと思う。
だって将来、もし自分が同じような立場にならないとはいえないからです。
いわれてイヤだなと思うことは、相手も不快なんだ。
6年・女子
私は、不自由な人の気持ちはよく分からない。
だが、変なふうに同情するのは、よくないと思う。
不自由な人たちは、健康な人と同じ生活をしたいと考えているのではないか。
だから私たちは、ごく自然な形で接してあげることが、一番いいんじゃないかと思う。
これからは不自由な人も同じ人間なので、お互いが助け合うべきだ。
6年・女子
体の不自由な人は、健康な人よりもたくさんな苦労がある。
つまり、精一杯生きているのだから、私たちもがんばらなきゃいけないなと思った。
友だちの中には、不自由な人を見てイヤだとかいって、近づこうとしない人がいる。
こういう人こそ、自分の心をみがいた方がいい。

6年・女子
「体の不自由な人から話しかけられたら、どうしよう」
こんなことを、いままで考えていた。
けど、このアンケートに答えてみて、不自由な人は私たちよりも
がんばっていると分かった。
だから、本当に話しかけられたら、素直に返事をしたいと思う。

紹介したほかに(報告書では)「お家の人と、不自由な人の話をしたことは?」
「あなたは将来、福祉の仕事につこうと思いますか?」
といった質問から集まった、回答をまとめています。
自由記述は、約250人の意見を記載しました。


ジュニア福祉調査・1995年実施
回答者数・1,273人(小学5・6年生が対象)
調査地域・中部・関東圏
報告書名「僕、私の福祉論」
B4版・56ページ

「報告書・僕、私の福祉論」は、朝日小学生新聞・日本教育新聞などで紹介していただきました。

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