用語 34・荘家と散家
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麻雀くん 投稿日:2007/02/28(Wed)
ごぶさたしております。
荘家のことを親、散家のことを子と呼びますが、得する側を親と呼び、損する側を子と呼ぶことに違和感を感じてます。中国で荘家と散家に親子の意味合いはあるのでしょうか?
また そもそも荘家と散家はどのような意味合いのことばなのでしょうか?よろしくお願い申し上げます。
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あさみ 投稿日:2007/03/02(Fri)
荘は日本でもむかし荘園という表現で使われていましたが、要するに農地,農園というほどの意味です。荘家は農園の親分という意味で、庄家とも云います。じっさいに中国の起家マークには、庄家とか庄と書かれたものがあります。
で 散は“散らばる”、“バラバラ”という意味ですから、云うなら その他大勢(の農民)。つまり荘家と散家は親(ペアレンツ)と子(チルドレン)と云うより親分(ボス)と子分(手下)という感じ。
親(ペアレンツ)は自分が食べないでも子(チルドレン)にエサを与えますが、親分と子分の世界では親分がすべてを召し上げるようで。という風に思えば、現在 得する側を親、損する側を子と呼ぶことも不思議ではないような。(^-^;
ちなみに純麻雀の得点計算は全員 同等なので、荘家と散家はいません。そこで単に東家 南家 西家 北家と呼びます。
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麻雀くん 投稿日:2007/03/03(Sat)
ありがとうございます。
別のところで、「親子の呼称の由来は日本の花札」と聞いたので、博打打ちの世界だから「親分(ボス)と子分(手下)という感じだろう」と想像していたのですが、中国の「荘家と散家」も似たようなものだったのですね!
ならば「親子」や「荘家 散家」と呼ぶよりも、「天地」、「甲乙」、「金銀」、「松竹」などと呼ぶほうがよっぽどまともな気がしてきました。
純麻雀のように差別を無くしてフェアに取り扱うのも見識ですね!
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