用語24・対々和
じんじん 日付:2004/02/06(Fri)あさみ先生、こんにちは。
こちらに書き込むのはお久しぶりです。(最近麻雀から離れてしまっているもので……)
ところで、「対々和」の由来が今自分の周りで話題になっているのですが。
要するに、刻子を集めて和了する役であるにもかかわらず、どうして対子の「対」を繰り返して役名にしているのか、ということです。
当初に疑問を呈された方の見解は「以前の対々和は待ちの形が双ポンでなければ和了れなかったからではないか」とのことなのですが……
いかがなのでしょう?
あさみ 日付:2004/02/06(Fri)こんにちわ、じんじんさん。お久しぶりですね。
対々和というのは、対子を刻子にするときの掛け声がそのまま名称になったものです。
現在、対子を刻子にするときの掛け声はポンです。そこで中国では、々和とも云います。現在の中国公式ルールでも、正式名称は「々和」になっています。
しかし昔は「対(トイ)」という掛け声も用いられていました。そこで対々和という名称も用いられていました。そして日本では、対々和が普及したということです。
対々和「や々和では散文的ですが、恰好良い名前としては、「恋凰和鳴(レンフォンhホーミン=恋する鳳凰が鳴き交わす)」とか、鶯凰斉鳴なんてのがあります。
#しかし鶯や鳳凰が、ポンポンとかトイトイとは鳴かんと思う。(笑)
>「以前の対々和は待ちの形が双ポンでなければ和了れなかったからではないか」とのことなのですが……
と云うことはありません。単騎マチでもOKでした。
なお「ポン」は、ぶつかる=二つのものが出会うという意味です。
そこで「“じゃんけんぽん”の“ぽん”も、これに由来するのでは?」という説があります。
#複数の手がポン(ぶつかる=出会う)。
対(トイ)は、「対(つい)=二つで1セット」ですが、転じて相づちの表現としても使われます。
#相手が何か云ったとき、日本人が「うん、うん」と云う感じで「対(トイ)、対(トイ)」といいます(丁寧に返事するときは、「是(シー)=はい」)。