役満12・四連太宝


 二萬二萬二萬三萬三萬三萬三萬四萬四萬四萬四萬九筒九筒

 二萬 五萬 九筒 の待ちですが、それぞれの役はなんでしょうか。

 また五萬 で出アガリした場合は、三暗刻のみで50符4翻3200点、9筒だと役無し、という解釈でいいのでしょうか。

  二萬 でアガれば中国古典麻雀では同四順(どうスーシュン)とか一色四順(イーソースーシュン)、あるいは四連太宝(スーレンタイホウ)という雅名のという満貫役になりました。満貫役といっても中国麻雀と日本麻雀では役のシステムが違うのですが、日本麻雀では役満貫に相当します。

 しかし日本では一般的には認められていません。というより、まず実現不可能な形なので、無視されているといった方がいいようです。

 そして三連刻(サンレンコー)三同順(さんどうじゅん)も無いルールでゲームしていたとすれば、二萬 でのアガリは平和(ピンフ)・両般高(リャンペーコー)の30符六翻と云うことになると思います。

 また五萬 でのロンアガリは、ご質問の通りの解釈となります。また九筒のロンアガリは、現在の日本麻雀では役ナシとなります。

熱血の志封 投稿日:2007/06/23(Sat)

一色四順は、なぜプロ連盟などで認められない?

あさみ 2007/06/24(Sun)

 一色四順という構成が可能であることは、日本でも早く知られていました。しかし一色四順は、そういう組み合わせが可能だというだけで、中国でも古典麻雀の時代から存在した役ではありません。そこで日麻でも、和種としてはまったく認められていませんでした。

 そして仮りに和種として採用したとしても、完成は困難な構成です。そこでプロ連盟に限らず、日本の麻雀愛好団体では 現在でもまったく採用されていないのです。