役満09・四暗刻


 マージャンが社内ではやってきており、最近自分もまたやるようになったのですが、先日のことですが「四暗刻」をふってしまいました。

 ここから質問なのですがこの「四暗刻」をあがった人は単騎待ちでした。 このときダブル役満といわれ払いました。自分は単騎ツモがダブル役満で、ロンあがりはふつうの役満だと思ってたんですが、どうなんでしょうか?

あさみ
 「四暗刻の単騎待ちアガリをダブル役満とする」というルールでゲームしているのであれば、ロンアガリでもツモアガリでもダブル役満になるのが普通と思います。


 四暗刻って、暗刻が四つという意味ですよね。だとしたら暗カンを一つしていた場合、三暗刻と1暗カンですから、「四暗刻」にならないのではないでしょうか。

あさみ
 たしかに、そういう理屈もあります。そこで昭和初期には、実際に「暗槓があるものは四暗刻にならない」というルールもありました。しかしルールが統一されてくるにつれ、「暗槓があっても可」ということになり現在に至っています。

機長 投稿日:2009/01/05(Mon)

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます(正)
いつものサイトで次のようなコラムがありましたが本当でしょうか
○香港には元々、四暗刻が採用されてなかった
 つまり、昔は四暗刻が役になかった

あさみ 投稿日:2009/01/05(Mon)

明けましておめでとう〜(^-^)/

>○香港には元々、四暗刻が採用されてなかった

「元々」というのがいつ頃のことか分からないのですが(20世紀に入った頃?)、初めて聞く話です。もちろんσ(-_-)が聞いたことがないというだけで 昔の香港(広東麻雀?)で そういうルールがあったかも知れませんが。

勝負師志豊 投稿日:2009/01/06(Tue)

皆さん、こんにちは^^

確かに、香港麻雀には四暗刻が採用されてなかった。但し「簡々胡(カンカンフー)」があった。
香港麻雀には暗槓の表現の方式は明槓と同じく4枚全ても晒す、暗槓があれば、簡々胡となりません。

「簡々胡(カンカンフー)」の成立の条件:
@全ても暗刻。
A暗槓なし。
Bツモアガリのみ。(単騎のロンアガリも成立しません)

以上です^^

あさみ 投稿日:2009/01/06(Tue)

なるほろ。
しかし簡々胡は名称が異なるだけで、中身は四暗刻ですね。

勝負師志豊 投稿日:2009/01/07(Wed)

こんばんは、浅見さん^^
しかし、AとBの条件は四暗刻と大違いです。
香港麻雀には三暗刻の役がなかったので、単騎のロンアガリは対々和(胡)のみ。

あさみ 投稿日:2009/01/08(Thu)
ども、勝負師志豊さん

教えて欲しいのですが、簡々胡は現在の香港では採用されていないのでしょうか?。

勝負師志豊 投稿日:2009/01/09(Fri)

こんにちは、浅見さん^^
香港では採用されていますね.......
簡々胡(坎々とも書く、広東語も同音です)の最大の特色は「暗槓なし」と「ツモアガリのみで成立できる」です。中国語風に「簡簡」または「坎坎」です。

あさみ 投稿日:2009/01/09(Fri)
ども、勝負師志豊さん(^-^)/

>香港では採用されていますね.......

なるほど。すると仮に簡々胡と四暗刻はまったく別のアガリ役とした場合、「香港では昔から現在まで簡々胡は採用されているが、四暗刻が採用されたことはない」ということになります。

しかし1920年に上海で出版されたMahjongg,The Fascinating chinese Game」(by J.P.BUBCOCK(J・P・バブコック))という本には、「単騎マチをツモアガリしたものが四暗刻」とあります(村石利夫 抄訳「麻雀101話S52(1977)/9光風社」)。

この抄訳では暗杠の有無については分かりませんが、簡々胡は ほぼここに記された四暗刻と同じ条件のアガリと考えられます。そして現在、四暗刻は日麻や公式中麻では暗杠があってもOKですし、単騎マチをロンアガリしたものもOKとなっています。つまり現在の日麻や公式中麻の四暗刻は、昔の厳しい条件が緩和されたアガリ。しかし香港では昔の厳しい条件のままになっており、それが簡々胡と呼称されていると思われます。

勝負師志豊 投稿日:2009/01/09(Fri)

こんにちは、浅見さん
なるほど、昔の四暗刻が厳しすぎた.........