点数 31・満貫8000/12000


ねことチクワの会 投稿日:2010/07/04(Sun)

 阿佐田哲也の小説「麻雀必敗法」の一文で、【麻雀というものがどんどんインフレ傾向になっている中で 満貫だけはいまだに8.000/12.000で打ち切っている】との指摘があります。
 このことを日本麻雀における1つの欠陥と捉えるのは致し方ないことでしょうが、氏が亡くなってから既に20年以上もの歳月が流れているのにもかかわらず、この点だけは現在も変わっていないのは、何とも変な話だと思います。
 時代の流れよりも長年の習慣の方が恐ろしいということでしょうか。もっとも これに代わる新機軸を打ち出せる能力が小生にあるわけもなく、向こう数十年の間は変化することは無いでしょう。いや、むしろ永遠にかも・・・

あさみ 投稿日:2010/07/04(Sun)

 (小符計算は別として)二乗計算の部分だけに的を絞った話になりますが。
 満貫8.000/12.000が1960年頃(S30年代)に誕生してから、今年で約50年。それ以来大きな変化がないということは、「変な話」なのではなく、これが非常によく出来た計算法であることを示していると思います。

 分かりやすく子供の場合でいえば、まず一翻が1000点。場ゾロがついて実質は三翻ですが、表現的には1=1 ですから非常に分かりやすい。以下 二翻=2000点 三翻=4000点 四翻=8000点も実に分かりやすい。

 このまま単純に二乗してゆけば五翻=16000点、六翻=32000点となるわけですが、これでは得点が跳ね上がりすぎる。そこで8000点(満貫)から上はハネマン、バイマン制度を導入してブレーキを掛けている。この得点形態が非常に良くできているため、現在も使われているのだと思います。

>これに代わる新機軸を

これに代わる新機軸は、純麻雀式です(^-^;