点数 28・点数計算式


三跪九叩頭 投稿日:2007/07/25(Wed)

 麻雀の得点の、あの面倒臭い計算式は、だれが考え出したのでしょうか。なんでこんな難しい式になってしまったのでしょうか。

 アールシアール期の点数計算はもっと複雑だったみたいですが、電卓の無い時代になぜこんな複雑な得点計算方法が採用されたのでしょうか?また昔の人は得点早見表がないと麻雀ができなかったのでは?

あさみ 投稿日:2007/07/25(Wed)
ホント、思いっきり面倒臭いですね。(-_-; しかし最初から複雑だったわけではありませんし、特定の個人が考案した計算法というわけではありません。

 麻雀も初期の段階では、牌の枚数も役の数も少ないゲームでした。とうぜん得点の計算法も、それなりにシンプル。それが牌の枚数や役の数が多くなり、徐々に複雑になり、最後には「精算法」と呼ばれる計算法となったわけです(切り上げ計算ナシで最後の一桁までキチッと計算する方式)

>また昔の人は得点早見表がないと

 早見表がなくても大丈夫だったと思います。若いとき、もっぱらアールシアール麻雀をゲームしていた時期があります。当時のアールシアール麻雀では、精算法を少し簡略化した四捨六入法が用いられていました。「少し簡略化」と云っても、リーチ麻雀のオール切り上げ式より複雑なので、最初はチンプンカンプン。それでも1年ほど経ったら、アガリ手をみただけで得点が出てくるようになりました。

 現在 日本の一般的リーチ麻雀では、この四捨六入法を さらに さらに 簡略化したオール切り上げ式ダブル切り上げ式、あるいはトリプル切り上げ式と云います)が一般的に用いられているわけです。しかし“ 覚えてしまえば ”とは云っても、多くの人や初心者が面倒とか複雑と感じるということは、いくら簡略化されたと云っても それなりに問題があるということと思います。
 四捨六入法とかオール切り上げ式という昔ながらのやり方を踏襲した計算法は 云うなら連底累乗式と云うことになりますが、現在の中国では まったく行われていないようです。では現在 中国ではどうなっているかと云えば、たとえば公式中麻では役ポイント加算制とでもいう方式が採用されています。これも一つの考え方ですが、σ(-_-)は翻数定点制の方が良いと思っています。そして純麻雀では、その方式を採用しています。
※「翻数定点制」は、少し以前に台湾の「熱血の志封」さんという方が当bbsでコメントされていた名称です。そして「熱血の志封」さんが考案した台湾16枚麻雀ルールでは、翻数定点制を採用しています。

三跪九叩頭 投稿日:2007/07/26(Thu)
>それでも1年ほど経ったら、アガリ手をみただけで

 それでもやっぱり一年近くかかってたんですか(-.-;)
 現在の麻雀の点数表も完全に規則的(1,2,3翻はそれぞれ一倍,二倍,四倍、10符増す毎に300点増し)だったらいいのですが。
 役ポイント加算制、これはこれで数えるのがめんどくさいですね(*_*)

あさみ 投稿日:2007/07/26(Thu)
> それでもやっぱり一年近くかかってたんですか(-.-;)

なんせ、記憶力が弱いもんで(笑)

>> 役ポイント加算制
> これはこれで数えるのがめんどくさいですね(*_*)

 おまけに、“こういう場合はこうだ”とか、“あぁいう場合はあぁだ”みたいなものが多くて。そこでσ(-_-)は覚えようと云う気になりません....(>_<)

r@PCLabo 投稿日:2007/07/26(Thu)

>>三跪九叩頭さん
> 現在の麻雀の点数表も完全に規則的(1,2,3翻はそれぞれ一倍,二倍,四倍、10符増す毎に300点増し)だったらいいのですが。
そういうルールで打っているところもあるようですよ。つまり、子で
1000-2000-4000-8000
1300-2600-5200
1600-3200-6400
40符、50符はもともとピッタリになっているので、あまり大きく変わらないので移行はスムースです。しかし60符は1飜1900点になってしまうので、30符2飜と等しいという整合性がなくなります。また、親の点数が子の点数の1.5倍になるという厳密性があるわけでもないので、現行ルールのを覚えるのと大差ないように思います。
(2回目の)切り上げ前に点数を1.25倍にするルールをとつげき東北氏が提唱しています。実は同じことを考えていたのですが、ブログに書いたりするより前に発表されてしまいました(笑)。しかしこれを採用すると満貫の自摸和了りが2500・5000となったりしてややこしい面もあります。