点数 26・シャンポン符


★Nite★ 投稿日:2006/07/28(Fri)

浅見先生、初めまして。
いつもルールで1人では判定出来ない困った事があった時に拝見させていただいております。麻雀の数少ない貴重なサイトであり、本当にいつも感謝しております。

別にルールとは関係ないですが、昔、シャンポンに符があったような気がしたなぁと思い、早速 先生のサイトで教えて頂こうと調べてみたところ、やはりありました!v(*'-^*)bアリガトです♪ 非常に嬉しかったと同時に感謝です。

その中で、論考の12で記載されています。
麻雀点数論 3<小符>について、自分の知っている情報をお伝え出来れば幸いかなと思い、投稿させて頂きました。

>しかしこの双ポン符は20世紀にはいると影が薄くなり、日本伝来当時にはまったく消滅していた。
>双ポンでアガれば和了面子が刻子となり、自動的に面子小符を取得する。
>これが双ポン符消滅の理由と推測される。

私が初めて麻雀を覚えた本には、たしかシャンポンに符がついたような気がします。もう25年以上前なので記憶が定かでなく、私が初心者なので間違って覚えたかもしれません。

うっすらとした記憶では、ヤオ九牌ツモで4符、中張牌ツモで2符ロンでは2符と0符か、もしくは全て0符だったような。相当怪しいです…。私.。。。。申し訳ありません。

ウチのオヤジが持っていた本で、たしか日東書院の本だったと思います。
麻雀の入門書の類で、著者名に天野とあったような記憶が。これも凄い怪しいです・・・。別の本かもしれません。

人和の解釈も古くて、「親は人和なしで、子は自分のツモ番を経過しない他家の第一打牌まで」とあった覚えも残っています。
小さい上に大して影響もなく、しかもガセっぽい内容なのですが、もしかしたら少しでも先生のサイトにお役に立てる内容であれば嬉しいなと思って、参考程度に書き込んでみました。

先生、今後もお体に気をつけて、元気で頑張って下さいね^^
それでは失礼致します。

あさみ 投稿日:2006/07/28(Fri)

こんにちわ ★Nite★さん

>やはりありました!v(*'-^*)bアリガトです♪

それはそれは。サイト情報が役に立ってなによりです。(^-^)/

>麻雀点数論 3<小符>について、自分の知っている情報を

情報、ありがとうございました。日東書院の麻雀の入門書で著者名が天野ということになれば、「麻雀の第一歩(天野大三・日東書院s43.4刊)のことと思います。
ただこの本に記述されているのは通常の符計算です。そこで★Nite★さんのご覧になったのは、別の本と思います。そうなるとシャンポン符が認められていたというその本が、どんな本だったのか非常に興味がありますね。(^-^)

>先生、今後もお体に気をつけて、

どもども(^-^)/ 熱帯夜でノックアウト寸前ですが、なんとか乗り切らなくては。(^-^; また思いついたことがあれば、いつでも書き込みしてくださいね。


r@PCLabo 投稿日:2006/07/29(Sat)

手元にある入門書、日東書院、周虹西 『絵で覚える麻雀入門』では、双ポン待ちで符があるという読み方ができるようです。

これは双ポン待ちで符がある
中張牌自摸で6点
中張牌栄和で2点
幺九牌自摸で10点
幺九牌栄和で4点

見ての通り、和了時に完成する面子の符を含めているだけですが。

★Nite★ 投稿日:2006/07/29(Sat)

浅見先生
やっぱり天野大三さんの本だったんですね。疑問が解決しました。ありがとうございます!(⌒∇⌒)

麻雀のルールの変遷もこのサイトをみるまで知りませんでしたし、過去の経緯をみる事でどういう事を行うと弊害が出るのかも感じました。
>温故知新状態っす。

私も先生のようなクールな麻雀打ちが目標です(*^-^) 地道に頑張ります(^^)

r@PCLabo さん、ありがとうございます。
おそらく、それではないかと思います。10符という2桁の符に記憶があります。
5〜6冊くらいあって、まとめ読みしたんですよ。たしか、白っぽいもしくは銀のような表紙だったような。
何冊かあってハッキリ覚えてないんですが、文章が色分けされて読みやすかったんです。三元牌に(サンユアンパイ)とルビがふられていたような。他の本との記憶が混在していたと思います。麻雀始めた頃なんで、記憶+勘違いの可能性大です。。

実家に、もしかしたら残っているかもしれません。実家は遠いので、有事がないとそうは行けませんがもしみつけたら報告させて頂きますー。

疑問がほぼ解決しました。
実はいつなくなったんだろうと、ずっと思ってました(苦笑)

あさみ 投稿日:2006/07/30(Sun)

こんにちわ ★Nite★さん、r@PCLabo さん

>見ての通り、和了時に完成する面子の符を含めているだけですが。

たしかにぱっと見ですと、“双ポン待ちの符”があると誤解してしまうような記述ですね。しかしこの本にある
>中張牌自摸で6点
>幺九牌自摸で10点

というのは、“中張牌の暗刻4点+双ポン2点=6点”とか、“幺九牌の暗刻8点+双ポン2点=10点”の意味ではなく、“中張牌の暗刻4符+ツモ2符=6点”、“幺九牌の暗刻8符+ツモ2符=10符”という意味です。そして
>中張牌栄和で2点
>幺九牌栄和で4点

というのは、「中張牌の明刻2点、幺九牌の明刻4点」という意味です。つまりシャンポン符とはまったく関係のない記述です。

シャンポン符は、一部の麻雀研究書(たとえば「麻雀疑問解答(中村徳三郎・s3.9文藝春秋社)」)の中で、“中国古典麻雀での採点法”として言及されているだけです。そこで麻雀が伝来して以来、“一般向けの麻雀入門書”で、双ポン符を採用したルール本は無いと思われます。

★Nite★ 投稿日:2006/07/31(Mon)

浅見先生
記述が分かりにくくて、申し訳ありません。(*_ _)ペコ

>実はいつなくなったんだろうと、ずっと思ってました(苦笑)

これは、双ポンの符が最初から無かった事を何十年も経ってやっと理解しました。という意味だったのですが読み返すと書き方が悪かったので、双ポンの符があったという風に取れますね^^;

麻雀を始めた頃の疑問が、頭の片隅に残ってて「一体、双ポンの符(勘違い)とか人和とかどうなったのか?正式なルールは一体どれなのか?変わったにしても、どういう経緯なのか?」みたいな疑問だったんですね。

麻雀を正式な競技として行い、裁定者を務める場合は何を基準に裁定すれば良いのかという事が悩みでした。

取り決めなので何を決めて何を裁定しても良いのですが、やはり競技なので、理論的な裏付けもなく各団体での取り決めだからというのも、随分 自分自身の知識が浅いなと思ってたもので質問させて頂きました。一連の返信で双ポンの符がなかった事を確信出来ました。

自分も何か有益な情報を見つけるよう努力しますので、今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します!


あさみ 投稿日:2006/07/31(Mon)

よく分かりました。(^-^)/
「日本では、いつ頃からシャンポン符が無くなってしまったのか」という疑問かと思ってしまいまして。(_ _;