聴牌 07・九門張?


バイトン 投稿日:2006/03/25(Sat)

はじめまして、バイトンと言います。某所でこんな話題がありました。

二索三索四索四索四索四索五索六索六索六索六索七索八索

「5枚目の四索とか六索でも和了型になるので、9面待ちと言えないか」という質問に対し、「5枚目の牌は存在しないので、9面待ちと言わない」という回答でした。それは判りますが、新たな疑問も湧きました。
どうして実際に存在しない牌を計算に入れてはいけないのでしょうか。


あさみ 投稿日:2006/03/25(Sat)

 こんにちわ、バイトンさん。
 これは「いけない」と云うより、“門張”を表現するときは、架空牌(現実に存在しない牌)は勘案しないという“約束事”になっているということです。

 たとえば純正の九連宝灯のテンパイ形は九門張と称されます。しかし現実に存在しないとか10を想定すれば、それでもアガリの形となります。

01112345678999 または 111234567899910

 だからと云って純正の九連宝灯のテンパイ形を“11門張”と称することはありません。それと同じで、架空牌である5枚目の四索とか六索でのアガリ形が考えられるからと云って、質問の形を“九門張”と称することもないのです。

 また一索一索一索一索という4枚形にしても、5枚めの一索があればアガリの形になります。しかしこれをシャンポンマチ(二門張)とかタンキマチ(一門張)と称することもありません。これは5枚目の一索は存在しないので0門張、すなわちノーテンと云うことになるのです。


バイトン 投稿日:2006/03/25(Sat)

ありがとうございました。お陰で非常によく理解できました。
そこでまた新たな質問が生まれました。
一索一索一索一索という形は0門張なのでノーテンということですが、自分で七索をカンしている辺七索待ちなども0門張なのでノーテンになると言うことでしょうか。


あさみ 投稿日:2006/03/26(Sun)

 こんにちわ、バイトンさん。
 それは少し問題が違うようです。一般に言うノーテン/テンパイというのは、テンパイ料精算のためのルールの問題ですが、0門張〜九門張というのは“マチ牌のある場所”の問題だからです。

 手牌で“マチ牌のある場所”を和牌門(ホーパイメン)といいます。たとえば仮に三索五索とあれば、四索が入るべき三索五索の間が和牌門となります。もちろん0門張では“手牌”中に和牌門が存在しませんので、間違いなくノーテンです。

 そしてたしかにカンした七索も“手牌”ですが、副露した牌はいうなら嫁に出した自分の娘。もとは自分の娘であっても別世帯です。そして和牌門チェックの対象になる“七索”とは、同世帯牌だけを指します。#この同世帯牌を“純手牌”と表現しています。

そこで7七索カンしてあろうとなかろうと、純手牌における辺七索マチは一門張となりますし、二索五索ポンの二索三索四索五索形は二門張となるのです。

 そしてノーテン/テンパイというのは、テンパイ料精算のルールの問題です。そこで純手牌だけを対象に“和牌門の有無”によってノーテン/テンパイを判断するルールもありますし、嫁に出した娘の世帯も含めた“マチ牌の有無”によってノーテン/テンパイの判断とするルールもあるわけです。

※中には別世帯どころか血縁関係のない隣の世帯(他のプレーヤーがチーポンカンしている牌)、さらには河に出ている牌(通行人?)も含めたマチ牌の有無によって判断基準とするルールもあります。#むかし嵌4でリーチしたとき、あとから4をアンカンされ、流局してノーテンとされたことがあります。チョンボにはなりませんでしたが、ノーテン罰を払わされました。(゜0゜)

 また形テンを認めないルールでは、マチ牌の有無に関係なく、一翻が確定していないテンパイはノーテンとされます。さらに完先ルールになりますと、役牌同士のシャンポンでアガリ一翻が確定している形であってもノーテンとされます。つまりノーテン/テンパイというのはあくまでテンパイ料精算のためのルールの問題であって、純手牌における物理的な意味の和牌門の有無とは別問題なのです。


バイトン投稿日:2006/03/26(Sun)

バイトンです。
丁寧に回答して頂いて、有り難うございました。よく理解できました。M(__)M
今後、質問する機会がありましたら、またよろしくお願いします。


r@PCLabo 投稿日:2006/03/27(Mon)

> そしてたしかにカンした7も“手牌”ですが、副露した牌は嫁に出した自分の娘。
> もとは自分の娘であっても別家族です。
> そして和牌門チェックの対象になる“手牌”とは、同世帯牌だけを指します。

これは「決め」によりますよね。副露牌を含めて自分で使い切ってたら不聴、というルールが一般的な気がしますが。(ニューロンでは副露牌までが手牌です。)


あさみ 投稿日:2006/03/28(Tue)

 こんにちわ、r さん
 和牌門の問題と、テンパイ料精算の問題を混同してみえるようです。σ(-_-)が分かりやすくと思って“同世帯牌”などという表現を使ったので、かえって分かりにくくなってしまったかも知れませんが。(-_-;

>副露牌を含めて自分で使い切ってたら不聴、というルールが一般的な

 もちろんどのようなものをノーテン/テンパイとしてテンパイ料を精算するかはルール、すなわち“決め”によって異なってきます。しかし和牌門の有無のチェックは、“可処分牌”(これでは堅苦しいので“純手牌”と表現します)だけが対象に行われます。

 すなわち“和牌門の有無”は、同世帯牌(純手牌)だけが対象となるというのは、牌式上の問題で、テンパイ料精算のルールとは関係ないのです。
※可処分牌=打牌可能な手牌
 不可処分牌=副露されて、打牌不可になっている牌