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    (01)日本麻雀検定協会


 このたび雀団法人・日本麻雀検定協会が設立された。この麻雀検定協会(略称・雀検)は、雀力のみを検定する。したがって受験者の職業、雀歴、年齢、性別、所属、肩書きはもとより、麻雀以外の教養、知識、人柄などもいっさい考慮されない。#英検のパクリではないかというウワサがあるが、気のせい気のせい。(笑)

雀検レベルは5階級。各レベルの合格条件は下記の通り。

雀検5級(ゴルフで云うなら、アベレージ80台前半か)
前提:大会などでテーブルマスターを務めることができるレベル。

成績:300ゲーム以上(300ゲームピッタリでも可)で、以下の1つでも該当すれば可。
勝率30%以上 or 順位率2.25以上 or プラス率60%以上。


注1:
たとえば500ゲーム行い、その中で勝率30%以上、順位率2.25以上、あるいはプラス率60%以上になる300ゲーム部分があれば、その部分を対象ゲームとして良い(ベストスパン方式)#通算300ゲームでは勝率29.9%でも、つぎの1ゲームを加えて301ゲームなら30%になるという場合、301ゲームで申請しても良いという意味。
注2:プラマイゼロはプラスに数えない。
注3:たとえば2万5千点持ちの3万点返しゲームの場合、持ち点に5千点を加えてプラマイを計算して良い。
注4:同着は、同順位とする(仮にAとBがプラス1万点、Cがプラマイゼロ、Dがマイナス2万点であった場合、順位は1134となる)
例   
回数 日付 順位 回数 日付 順位
H15.1.1 1 H15.2.1 -2
H15.1.2 4 -3
3 1
H15.1.4 1 H15.2.3 4
H15.3.3
H15.1.5 H15.3.5 -3
1位はプラス、4位はマイナスに決まっているので+−符号をつける必要はない。
審査:成績をエクセルなどに記載し、当協会にメールして頂ければ、それで審査。ただし実戦のみが対象(ネットゲームは対象外)
順位は、1位なら、4位はら、2,3位の場合は、 or −2 or −3と記す(プラス12000点とか、マイナス3200点など点数を記す必要はない。また勝率50%またはプラス率90%など、結果のみを記したものは不可)。

雀検4級(ゴルフで云うなら、アマのハイシングル級(ハンデ6〜9))
成績:条件は5級と同じ。ただしすべてノータイム打ちでのゲームに限る。
雀力:ゲームを通じて ノータイムで摸打できること。
審査:当協会(於 名古屋)にて半荘2ゲームの実戦で検証。

雀検3級(ゴルフで云うなら、アマのローシングル級(ハンデ1〜5))
成 績:300ゲーム以上のノータイムプレで、勝率32%以上、順位率2.20以上、プラス率62%以上
雀力1:清一色をノータイムで摸打できること。

審査:同種数牌(万・筒・索は自由)36枚で壁牌を作る。別個に配牌分として、東西南北を各1枚持つ。壁牌より配牌分として9枚を取得する(合計13枚となる)。壁牌より、4回ノータイムで摸打する。摸打が終了した時点でテンパイ・ノーテン、テンパイならマチを即答する。これを10回繰り返して正解率100%。
正解率60%以上〜100%未満は、準3級。

雀力2:1ゲームの得点経過を振り返ることができる。
審査:1ゲーム終了後、各局ごとの得点経過を暗唱する。2ゲーム行って、誤差千点以内(当協会にて実戦)。
※誤差2千点以内は、準3級。


雀検2級(セミプロ級(ゴルフで云うなら、プロとスクラッチ級(ハンデ0))
成 績:300ゲーム以上のノータイムプレーで、勝率34%以上、順位率2.15以上、プラス率64%以上

雀力1:清一手の分析
審査:任意の同種数牌(万・筒・索は自由)36枚で壁牌を作る。壁牌より、配牌として14枚を取得する。配牌を終えた時点で理牌し、アガリ or ノーテンを即答する。ノーテンなら、もっともマチが広くなる牌を即打する。これを10回繰り返して正解率100%(当協会にて実戦審査)。
※正解率80%以上〜100%未満は準2級。

雀力2:1ゲームの得点経過を振り返ることができる。
審査:1ゲーム終了後、得点経過を暗唱する。半荘2ゲーム行い、誤差0%。

雀検1級(プロ級)
成 績:雀検2級と同じ。
雀 力:半荘戦を記憶。
審査:1ゲーム終了時点で東の1局から南の4局まで、自分の最終牌姿、および他家を含めた全アガリ牌姿を答える。半荘2ゲーム行い、正解率100%(当協会にて実戦審査)。
※正解率80%以上〜100%未満は準1級。

以上。

(雀)日本麻雀検定協会は発足したばかりなので、当面 受験料ゼロ。(^-^;
各クラス合格者には、当サイトの該当ページに氏名をupする。受験希望者は、メールにて申し込み受付。受験名は、ペンネーム等でも可。

PS:雀力内容および審査法は、予告なく改定されることがある。

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