その他 38・麻雀牌の最多枚数セット



旭風 投稿日:2004/07/29(Thu)
大局将棋という、とんでもなくでかい将棋があります。

http://taikyokushogi.hp.infoseek.co.jp/

まあ昔の人はいろんなものを考えるもんだと感心します。
チェスにもこれほどではないにせよ大きな変種があるそうです。
囲碁なんかはルールそのままでいくらでも盤面大きくできますね。

そこで思ったんですが、麻雀にも牌を何千枚も使うような巨大なものがあったら、ゲームとしてはともかくネタとしては面白いですよね。

麻雀の先祖や親戚の中で牌を一番多く使うものは何枚くらいなんでしょうか?

あさみ    投稿日:2004/7/29(Thu)

 こんにちわ、旭風 さん

 へ〜、山口氏は駒を復元されたのですか。
 このレポートの中で、山口氏は「国内に現存しない」と書いてみえます。たしかに山口氏がこのレポートを書いた時点では、存在していなかったと思います。しかし数年前に大阪商業大学のアミューズメント産業研究所が、駒だけでなく盤も復元しています。
#大商大の依頼で、熊谷良尊という人が制作したもの。

http://daishodai.net/institute/amusement/index.html

>堺のU氏が「世界の将棋」なる本を編纂されてはじめて知った。

 山口氏のレポートにある「堺のU氏」とは、日本有数の古典ゲーム研究家の梅林 勲さんのことですね。

>麻雀の先祖や親戚の中で牌を一番多く使うものは何枚くらいなんでしょうか?

 1860年頃に168枚のセットが存在していました。

136枚+花牌32枚(4聯8座)=160枚

 これでは花牌が多すぎて、かえって興趣をそぎます。そこで廓清され、現在の136枚+花牌8枚(1聯2座)=144枚となったものです。
 

旭風 投稿日:2004/07/29(Thu)
168ですか。大局将棋の804に比べるとあんまり迫力がありませんね。
比べちゃダメなんでしょうけど。

九十九筒まであるとか手牌100枚とか無茶なのを期待してたんですが(笑)
良くできたゲームが故に花牌くらいしか弄る所がなかったって事でしょうか。


あさみ 投稿日:2004/07/30(Fri)

ご期待に添えなくて。(笑)
しかし筒子だけで99筒まであるとすると、毎回、壁牌を作るだけでギブアップです。(^-^;

>良くできたゲームが故に花牌くらいしか弄る所がなかったって事でしょうか。

この辺を一言で言い表すのは、ちと難しいですが。
「良くできたゲームが故に花牌くらいしか弄る所がなかった」というより、面白さの方向を、花牌を多用するところに求めたということでしょう。