立直09・立直後の見逃し



 麻雀歴が非常に浅いので良くわからないのですが・・・・

 先日同僚と打ったとき、リーチ後 当たり牌を見逃すとツモ上がりでもチョンボだといわれました。(涙) これって一般的なルールですか?

 一般的なルールかと言われると難しい問題ですが、かなり行われているルールであることは確かですね。

 これがフリテンリーチOKのルールであれば、リーチ後 アガリ牌を見逃ししてもツモアガリOKです(流局したときもテンパイ料を取得できます)。しかしフリテンリーチ不可というルールの場合は、リーチ後 アガリ牌を見逃すとフリテンリーチと同じことになり、見逃しをした時点でアガリ放棄となります。アガリ放棄となった以上、それ以降にアガリを宣言すれば当然 チョンボになります。

 このフリテンリーチ不可というルールの場合、そのまま流局すればチョンボ料を支払うことになるのが普通です(誰か他の人がアガってくれれば、チョンボを免れます)

 このフリテンリーチOKとフリテンリーチ不可のルールは、どちらもそれなりに普及していますので、必ずゲーム前に確認した方がいいですね。

 対面が一筒をポンしているところに、次の手でリーチをかけました。

 二筒三筒二索三索四索二萬三萬四萬八筒八筒八筒南南

 2巡目後に対面が一筒を加カンしました。捨て牌ではなかったので、見送りました。そして5巡後に下家が四筒を切ったのですが、この四筒でアガる事はできるでしょうか?

 残念ながらロンできません。
 一筒搶杠(チャンカン)でロンアガリできたからです。それも単に一筒が場に切られたのであれば「リーチのみ」のアガリですが、搶杠ですから、「リーチ・搶杠」ので両翻のアガリになっっていたわけです。そのアガリを見逃したわけですから、以後はルールによって「ツモアガリのみ」とか「アガリ放棄」になったりします。そしてアガリ放棄になるというルールの場合は、そのまま流局するとチョンボになります。完先系のルールは恐ろしいから気をつけましょう。(^-^;

 鳴いた牌は河から拾ってきますよね。でもそうすると、牌譜をとっていない場合、ときには何順目に鳴いたかわからなくなって困ると思うのですが。

 たとえば一筒四筒マチでリーチ。下家が四筒を切ったが見逃したとする。その四筒を対面がチー。数順後、誰かの切った一筒でリーチ者がロン...

 あきらかにフリテンでのロンアガリですが、リーチ者が見逃しなどしていないと主張した場合、が切られたのがリーチ後か前かどう判定すればよいでしょうか?


 たしかにチーポンの時期を保存しておくことはできませんね。そこで質問のようなトラブルもあり得ることになります。もちろん実際には、リーチがかかると全員 目を皿のようにして場を見てますから そのようなトラブルも起きていないようです。

 しかし現実にこのようなトラブルが起きたらどうするかですが、麻雀ではプレーヤーは審判でもあります。そこでこのような場合は審判=プレイヤー同士で協議して判断するしかありません。

 審判の判定が一致すれば問題ありませんが、もし判断がに別れたら、の意見の人が状況を錯覚していると判断して、の判定にしたがいます。の意見のプレーヤーが、どうしてもの判定にしたがえないというのであれば、残念ながらその時点でゲーム終了となるでしょう。また もし2:2で意見が対立して双方一歩も譲らなければ、この場合もその場でゲームは終わりでしょう.......(-_-;

 野球でもホームランかファウルかという判定でトラブルになることもありますし、絶対に納得できないという場合は試合放棄なんてこともあるようです。まぁ、世の中、互いに一歩も退かなければ正面衝突しかないようで。。。

ねことチクワの会 投稿日:2009/06/15(Mon)

質問です。
ノーテンリーチ罰を採用しているルールにおいて、リーチ後に発生したアガリ放棄のペナルティの処理についてお尋ねいたします。

とりわけ荒牌になった場合、
A・ノーテン扱い、かつノーテンリーチ罰を適用する。
B・ノーテン扱いだが、通常のノーテン罰符のみ(手牌は公開する)

採用するのであれば、どちらが妥当でしょうか?
また これ以外の適切な処置があるとするならば、先生のみならず 読者諸賢の意見もお聞かせくださいませ。

我打麻将 投稿日:2009/06/16(Tue)

私の打っているところではBです。たまに手牌の公開を忘れたりしますがw

難波英人 投稿日:2009/06/17(Wed)

> ノーテンリーチ罰を採用しているルールにおいて、

ノーテンリーチ罰って、要はノーテンリーチして流局したらチョンボって意味じゃないの?
これBだとノーテンリーチ罰の意味無いと思うんだが。
ノーテンリーチでアガリ牌を勘違いしてあがったなら ただの誤ロン、誤ツモの錯和チョンボでしょ

ねことチクワの会 投稿日:2009/06/17(Wed)

失礼致しました。
質問の内容について、若干補足をいたします。
1.リーチ者は、正規の手順で正当なリーチをかけた。
2.しかる後、リーチ者は何らかの自責ミスによりアガリ放棄のペナルティを取られた。

という状況の元でお考えいただければと思います。
また「アガリ放棄に取られる自責ミス」については、各ルールによってさまざまなケースが考えられますので、具体的な内容については割愛させていただきます。
ちなみに当方が実際にプレイしているルールでは、誤ロンによるチョンボは、倒牌を伴うものに限っており、発声のみではアガリ放棄としています。

あさみ 投稿日:2009/06/17(Wed)

 ども、ねことチクワの会さん。

 なにが妥当かというのは難しい問題ですが。
 リーチ後 アガリ牌の見落としをした場合、Aは流れたときチョンボ(親なら1万2千点払い)、Bはノーテン扱いとして親子に関係なくノーテン罰符(場3千として最大3千点)払いということですね。

 たしかに世の中はルールによってさまざまで、σ(-_-)たちはリーチ後の見逃し(以後、ツモアガリのみ)も、フリテンリーチもOK(ツモアガリのみ)でプレーしています。
#ノーテンリーチもOKです(σ(-_-)が麻雀を覚えた昭和37年(1962)頃は それがメジャーなルールでした。実際、昭和40年(1965)頃、ノーテン承知でダブリーを掛けたことがあります(^-^;)

 そんな感覚からゆくと、リーチ後のアガリ見落としに対するペナルティは軽い方が望ましい。そこでABルールの二者択一ということであれば、Bが望ましいです。

百貫雀 投稿日:2009/06/17(Wed)

リーチ者は既に「あがり放棄」というペナルティを負っているので、他の罰則を適用する必要はないと思います。

AでもBでもなく、通常の「リーチしたにも関わらず流局になったので、テンパイ料は貰える」で充分かと。

ノーテン罰符は、ノーテンの時にだけ採用するのが自然だと思います。
リーチ後にあがれなくなった理由が何なのか判りませんが、罰符を採用するのであれば、
「あがり放棄」+「流局時にはチョンボ扱い」というのは、いかがでしょうか。

難波英人 投稿日:2009/06/18(Thu)

> 1.リーチ者は、正規の手順で正当なリーチをかけた。
> 2.しかる後、リーチ者は何らかの自責ミスによりアガリ放棄のペナルティを取られた。

数軒いってるフリーでは大体アガリ放棄=ノーテン扱いだからBになるかな
倒牌して通常のテンパイならBでいいと思うよ
自分でカンしてる牌の間張や辺張ならテンパイにはならないからノーテンチョンボだけどな
他家のカンや4枚場に出ている牌でなら空テンだけどチョンボにはならない

難波英人 投稿日:2009/06/18(Thu)
> 2.しかる後、リーチ者は何らかの自責ミスによりアガリ放棄のペナルティを取られた。

今更だけど、いろんなケースが考えられるね
大体フリー雀荘では
1.実はノーテンだった
 流局後チョンボ
2.実はカラテンだった
 お咎めなし
3.いつの間にかアガリ牌を見逃していた
 フリテンリーチ扱い
4.アガリ牌が見せ牌になった
 フリテンリーチ扱い
5.違う牌なのにロンと発声してしまった
 アガリ放棄 
 流局後テンパイならノーテン扱い
 流局後ノーテンならチョンボ
6.発声してさらに倒牌してしまった
 即チョンボ

てな感じです
フリテンリーチはツモアガリのみOK、テンパイ料ももらえる権利もあります。

我打麻将 投稿日:2009/06/18(Thu)

> リーチ者は既に「あがり放棄」というペナルティを負っているので、他の罰則を適用する必要はない
というのは実にわかりやすいですね。

 しかし「あがり放棄」というのはたいてい「ポンチーカンリーチも禁止」で、かつ、聴牌料がもらえないことになっています。これは「あがり放棄」というのは言葉の問題で、実質は「得点に結びつきうる行為を禁止」に近いのではないでしょうか。(打牌選択権を剥奪するとしているグループもあるように。)

百貫雀 投稿日:2009/06/18(Thu)

> これは「あがり放棄」というのは言葉の問題で、実質は「得点に結びつきうる行為を禁止」に近いのではないでしょうか。

う、うん、その通りですね。
考え、改めます。 ^^;

テンパイ料が貰えないBが、妥当ではないでしょうか?

ねことチクワの会 投稿日:2009/06/18(Thu)

 皆さまからのたくさんのご意見、ありがたく存じます。
 麻雀が各地方・時代によりさまざまなルールを生んでいることは、それ自体が長所であり、また欠点でもあります。
 今回の質問はたしかにレアケースではありますが、事前の取り決めが有る無しで かなりややこしい問題に発展するかもしれない事例、と想定しております。
 卓を囲む全員が満場一致で納得のいく裁定ができるルールの考案は、麻雀の永遠のテーマかもしれません。
 皆様の意見、大変参考になりました。重ねて御礼申し上げます。
 ありがとうございました。