これについては、「配牌完了以後なら、そのまま続行」とか、「間違い親の第一打牌以後なら、そのまま続行」とか、「間違いがハッキリしたら、それがどんな時点であっても正規に戻す」など、グループによっていろいろな処置法が流通しています。
σ(-_-)は、間違いは気付いた時点で修正されるべきだと考えています。しかしゲームに決定的な影響を及ぼす結果が生じてしまってからでは、修正しようがありません。
たとえば野球はスリーストライクでバッターアウトです。 ところが審判の勘違いにより、スリーストライクなのにバッターアウトの宣告がなされない場合があります(過去に実際に何度かありました)。
それに気がついたらピッチャーでも監督でもアッピールすれば問題ないのですが、誰も気が付かないと、ピッチャーはそのまま投げてしまいます。この場合、次の球をホールランすれば、そのホールランは有効です。
そこでそれが満塁ホームランであれば4点入ります。それがサヨナラホームランであれば、そのチームの勝ちです。空振りした後で気がつけば、記録はフォーストライクでアウトです。ファウルすればピッチャーは再度投球するわけですが、この時点で審判か誰かが気が付けば、その時点でバッターにはスリーストライクによるアウトが宣告されます。
これを麻雀に置き換えて考えれば、「ゲームに決定的な影響を及ぼす時点」といえばアガリが生じた場合です。そこでこのケースは、次のように対処すれば良いと思います。
(1)アガリが発生する前であれば直ちに中断し、正規の親に直して配牌から再開する。
(2)アガリが発生した後であれば(点棒の精算前であっても)、そのアガリ、または親を有効としてそのまま最後まで進行。
質問のケースは、まだリーチがかかっただけでアガリは発生していません。そこで直ちに中断し、正規の親に戻して配牌から再開すれば良いと思います。
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