Other stone 他山石 

    (8)手順


三萬四萬五萬六萬一筒二筒三筒三筒六筒六筒七筒六索七索 ツモ七萬 ドラ東

 東の1局、南家、10巡目。ここへ七萬をツモった。さて何切る、という問題(H14.1.14Cs)。

 千点アガればトップという状況でも無い限り、三筒切りは考えにくい。常識的には断平(タンピン)三色(サンシキ)ねらいで、一筒二筒六筒落としを考える。じっさい解説もそのように書いてある。

 その点について問題はないけれど、これをサカナに、ちと手順について考えてみた。解説によれば、出題者は一筒二筒六筒の順で切るらしい。しかしこれはやはり、六筒二筒一筒の順ではないかしらん。

 プレーヤーの個人差でもあるけれど、σ(-_-)はこれをタンヤオのみで終わらす気にならない。そこで仮に、ここで二筒を切ったとしても、次に六筒を引いてもツモ切りする。どうせ切る六筒なら、一般論として一筒二筒六筒の中でもっとも危険度が高い六筒をまず切る。そして次に二筒切りとするのが、まぁ、順当では。

 これは考え方次第だけれど、じっさいタンピンサンシキに的を絞るんならば、一筒二筒でも二筒一筒でも似たようなもの。しかし六筒引きでのタンヤオのみも視野に入れて一筒二筒を切るとした場合、危険度との天秤で二筒から切る人も多いと思う。しかしそれならσ(-_-)は一筒から切る。

 そうしておけば、次に四筒引きのタンピンの目が残る。タンヤオのみでも可というならば、タンピンならばさらにいい。

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