今回は、プロ雀士の先駆け、小島武夫αプロの出題から(日刊ゲンダイH14.2.4)。何切る問題というより、好牌先打というち戦術論
            ドラ
10巡目の手牌、ここへ安全牌の をツモ、さあどうする。
どうするったって、σ(-_-)は をツモ切りする。。。
しかし解説では を残して 切りとするのが正着という。要するに好牌先打(こうハイせんだ)=切るのが惜しい牌でも早めに切る。その方が放銃の危険も少なくなるという主旨だ。
うみゅう、云わんとすることは分からんでもない。しかしこの例はちとどうかなぁ... を切ったあと でもツモったら、身体窮まるのでは。。。
これは実戦からとったそうで、 このプレーヤーも をツモ切りした。すると12巡目に を引いた。そこで を切ったら、親満(黙聴)に放銃してしまったという。しかしそれは結果論.... ではなく を引いて 切り、あるいは を引いても状況によって、やはり 切りを選択していた可能性もある。
好牌先打の主旨はともかく、あまりにも例題の形が良すぎてしまった感じだ。
※解説には“南3局、リードの局面なので”とある。あひぃ、そんなことは解説ではなく、出題に書いておいて欲しいと思ったが、それならガードを固める意味で 切りも多少分からんでもない。しかしそれでも、そんな大事な局面で身体窮まる可能性がある選択はσ(-_-)の好みではない....
|