Other stone 他山石 

     (45)千里眼なのか....


6/29、某紙の某コラム。

四萬五萬二筒二筒二索三索四索五筒六筒六筒七筒中中  出る中 ドラ二筒

 東の1局5巡目の南家。ここでドースル。
 ドースルたって、ポンして速攻でゆくか 中オトシを視野に入れて四筒五筒七筒八筒引きを狙うぐらい。たぶん回答は「東の1局だし、巡目も早い。中をスルーしてじっくり構え、四筒五筒七筒八筒ビキを狙う」だろうと思ったら、基本的にはその通りだった。それはいいが、理由がふるっていた。

 「このプレーヤー、前ゲームで3巡目に西タンキでリーチしたことがあった。絶対の自信があったのに流局となった。誰かの暗刻持ちかと思ったら、なんと3枚とも山に眠っていた。(前ゲームの)他の局でも、そんな傾向があった。となればこの局でも、おそらく三萬六萬は山に深い。そこで中ポンで早テンしても、アガリは遅くなる。そんな手で動いて相手を刺激するよりは、ここは見送りで勝負を先送りする」だって。

 千里眼じゃあるまいし....見送るのはいいとしても、そんなムチャクチャな理由があるか....

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