Other stone 他山石 

    (11)定型文


 今朝(7/20)の某地元スポーツ紙の何切る。

二萬二萬四萬四萬六萬六萬一筒二筒三筒四筒五索六索七索 ツモ三筒 ドラ二筒

 ここで何切るであるが、これでしばらく考えた(といっても数秒だけど)。考えたといっても切り牌に迷ってではない。この形で三萬五萬をツモったのであれば、無条件の一筒切り。しかしツモ三筒ときたのであれば、自分の感覚では四萬を切りの一手しかない。

 このあとの展望としては三萬 五萬 引きの二筒 五筒 受け。欲を言えば、三萬 五萬 を引く前に一筒四筒 が振り変われば、ありがたい。(笑)

 もちろんじっさいに三萬 とか五萬を引いたとき、二筒 五筒待ちで即リーに出るかどうか。黙テンのまま一筒四筒が振り変わるのを待つかどうか。あるいは二筒 五筒 先引きの場合、嵌五萬の仮テンから七萬 なり四筒 引きを待つかどうかなんてことは別問題。とにかく三筒 ツモの段階では、四萬切りの一手。

 もちろんプレーヤーの感覚は人様ざま。そこで断幺(タンヤオ)を目指して一筒を切るのも構わないし、三筒をツモ切りするのも構わない。しかしσ(-_-)の感覚では、こういう形はいうなら電報の定型文みたいなもの。俗に言う飛び対子は真ん中を切るという形だ。そこで考える余地もなく、真ん中の対子である四萬を1枚はずす。

 ではなぜしばらく考えたかと云えば、実はこの出題者はときどき意表をついた回答を出す。それも、え〜っ!(゚0゚)というくらい....それでひょっとしたら、一筒切り、あるいは六萬切りの回答があるのかいな、と考えた次第。

 しかしいくら何でもそれは無いだろうと思いつつ、ドキドキしながら回答をみた。すると心配するまでもなく、回答も四萬切りだった。(^-^;

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