流局・ノー聴、親流れ
LIST 日付:2003/08/13(Wed)こんにちは、浅見さん。
以前この掲示板に質問を書かせていただいたLISTというものです。
で、また質問です。
「東1局五十二本場」についてなんですが・・・
わたしもこの小説は名作だと思うのですが、根本的に「?」なのは、「東場からノーテン親流れ無し」というルールです。
わたしは20年くらい麻雀を打ってますが、こんなルールは聞いたことも見たこともありません。(「東場はノーテン親流れ、南場はノーテン親流れ無し」は、1種の学生ルールで良くありましたが)
ただ、SF小説に対して「現実にありえない」なんて非難をする気が無いのと同様に、この作品についても「小説」=「作り話」として面白いのでまあいいか、と思ってました。しかし、浅見さんは
>「流局ノーテンでも親流れしない」という、ありがちなルール
とのこと。
このルールは、昔はありがちだったんでしょうか?
いまでも、地域によってありがちなんでしょうか?
あるいは、私が知らないだけで、どこでもあるんでしょうか?
あさみ 日付:2003/08/13(Wed)こんにちは、LISTさん
何の質問だったかは忘れたけど、HNは記憶していますよ。
たしかに「ありがちなルール」というのは、言い過ぎだったですね。実際ここ数十年、こういうルールでやった、あるいは見たという記憶はありません。
でもね、σ(-_-)が麻雀を覚えたての昭和37、8年頃、こんなルールでやっていた記憶が無いわけではない。もちろん誰もが必死でアガリにゆくから、52本場なんて事は起きなかったけど。(笑)
>「東場はノーテン親流れ、南場はノーテン親流れ無し」
σ(-_-)も学生時代は、ほぼこのルールだったかな?(古い話なので、ちと記憶が曖昧)。それでも「テンパイでなきゃレンチャンできないんですか?」なんて会話した記憶もあるから、最初のうちは「東場・南場に限らずノーテン親流れ無し」でもやってたかも知れない。
江場/heba 日付:2003/08/14(Thu)私は浅見さんと同世代ですが、麻雀を覚えたての頃、下町の学生街の雀荘ではまだ1チャン制でノーテン親流れなんてルールはありませんでした。
親流れはノーテン料(罰金)というルールと一体で普及したような気がします。
LIST 日付:2003/08/14(Thu) 10:56あさみさん、江場さん、回答ありがとうございます。
>親流れはノーテン料(罰金)というルールと一体で普及したような気がします。
今われわれが打っているいわゆる「普通のアリアリ」ができる過程でいろんなルールが付け加わったことは知ってましたが、「親流れ」もその1つ、という感じでしょうか。全然気づきませんでした。
ありがとうございます。
あさみ 日付:2003/08/14(Thu)親流れに限らず、一般麻雀のルールはいろんなルールが混在的に存在し、その中で或るルールがメジャーになって行くという感じで普及してゆくようです。
流局連荘にしても、“流れればなんでも連荘”というルールが、ゲームのスピード化と相俟って、やがて「東場はノーテン親流れ、南場はノーテン親流れ無し」となり、次に「東場・南場に限らずノーテン親流れ」というルールも行われるようになってきたという感じですね。
σ(-_-)は最近フリー雀荘へは全然行かないので(貸し卓雀荘には行く)、この点に関するフリー雀荘のルールがどうなっているかよく知りません。でも少し前、「(ゲームのスピード化のために)連荘はアガったときのみ」というフリー雀荘があるという話も聞きました。
戦前の麻雀の流れを汲む二十二麻雀では、戦後もずっと「アガリ連荘」のみ(現在も)。ひょっとして連荘ルールについては、先祖帰りしてくのかな?。