数日前の新聞に、「政府、社団法人認可を改革の方針」という記事が載っていた。麻雀とは何の関係もないが、前コラムと関係があるので、ここへ書くことにした。
現在、社団法人の認可は、不動産関係は建設省、教育関係なら文部省というぐあいに関係省庁にゆだねられている。ところがその記事によると、それら社団法人は官僚の天下りの温床になっているという。いや、温床どころか、天下りを条件に認可されるのもいっぱいあるという。そのため、「中にはおかしなものもありますねぇ」という前コラムのような話になるわけだ。
記事に寄れば、そういう現状を打開するために、認可を内閣(総理府?)が直接行うようにするらしい。いや、けっこうけっこう。
それはいいのだが、記事にはもう一つ気になることが載っていた。それによると、いままでは特定の業界向けの社団法人も認可されていた。そのためもあって、認可が関係各省庁にゆだねられていた。
しかし公益法人が特定の業界だけのために活動するというのは法律の主旨に反する。そこで、これからは特定の業界向けの社団法人はいっさい認めない、あくまで日本全体の公益のためになると思われる組織だけが認可の対象ということになるらしい。
う〜む、麻雀を日本全体の公益のためになると説得するのは、これまで以上に難しくなりそう。しかしいまのうちなら5,6人まとめて天下りを受け入れると云えばいけるような気がする。明日にでも、(社)国際純麻雀連盟を申請してみるか。(笑)
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