気がつくと麻雀卓の前。一人の男が裏返し状態の牌をかき回している。牌は大振りで5、60枚しかないが、不思議とも思わない。ぼんやり見ていると、男は壁牌を作り始めた。牌が少ないので、自分の前と下家の山をつくって完了。
そしてまず自分の山の右端から4枚、下家の山の右端から4枚とった。続いてまた自分の山から4枚、下家の山から4枚とったが、今度は端ではなく中程からとった。その12枚を一度に開くと、全部字牌だった。(゚0゚)
が4枚あったり、 が1枚しかなかったりだったけれど、とにかく全部 字牌だった。
あまり感心したので、「もう一度見せてくれ」と頼んだ。すると同じように始めた。今度はどこでどうやって積み込むのか、真剣に見ていた。しかしさっぱり分からない。かき回すときは全部裏返し。山を作るときも、不審な動作はまったくない。
そこで下家の山に手を伸ばしたとき、「どうして自分の山だけから取らないのか。どうして2回目は山の中程から取るのか」と聞いた。すると、「自分の山で、それも順番に取ったらイカサマと思われる。あちこちから取るから、イカサマじゃないと信じてくれる」という返事。
ごもっともな返事に、いたく感心 (笑)。そして12枚取り終わると、前と同じように一度に手牌を開いた。もちろん全部 字牌。あまりの妙技に呆然としているうちに目が覚めた。(笑)
若いときはリアルな麻雀の夢をよく見たが、なんで今頃
こんな夢をみたのかワケワカメ。配牌お化けを祈る気持ちが夢になってあらわれたとは思うけど、今度の正月くらいに正夢にならないか。(^-^;
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