My battle 七聴八闘

    (3)上石神井決戦 3(2回戦)(by財前 宏)


●第2回戦 起家より、財前/K場/別人/H和
 東1局全員ノーテンの後、
○東2局1本場 ドラ?
 西家H和さんが本領を発揮する。
  二萬三萬四萬七萬八萬六筒六筒六筒七筒七筒三萬四萬五萬 一発・ツモ六萬
 
 2000:3900 +300である。

○東4局0本場 ドラ九筒 裏一筒
 東3局、西家の財前が軽く、白のみであがった次局、親(東家)H和がリーチ、一発こそなかったが、あっさりと2600オールをツモあがる。
 七萬八萬六筒七筒七筒八筒八筒九筒四索五索六索南南  ツモ六萬

○東4局1本場 ドラ?
 さらにH和さん、700オール + 300。

五萬六萬七萬七萬八萬八萬八萬九萬三筒四筒七筒八筒九筒 ツモ五筒

○東4局2本場 ドラ2)  ウラ六萬
 まずい展開になってきた。ただでさえ、攻撃型のH和さんが真っ直ぐに来ている。このタイプは、有卦に入ると止まらないもの。だからと言って、軽く流そうとしては気合い負けである。ならば。南家財前、中盤七索切りリーチで真っ向勝負に持ち込む。

手牌 六萬七萬二筒三筒四筒四索五索六索六索六索發發發

 同巡K場 九索切りリーチ
 二萬三萬四萬一筒二筒三筒四索五索六索七索七索八索九索

 回しながらH和さんもテンパイ
 三萬四萬四萬五萬五萬八萬八萬九萬九萬三索三索西西

 一方、別人さんもテンパイ
  三萬三萬五萬六萬七萬二筒四筒五筒六筒七筒二索三索四索

 全員が聴牌である。しかし、数巡後、財前が八萬ツモアガリ(2000-4000 + 600 + R1000)

○南場。
 H和さんが軽く、白のみ・3本5本、1人聴牌でオーラスへ。

○南4局1本場 ドラ2索
 4200浮きの2着の財前、トップのH和さんとの点差15300。ハネツモか満直が必要。
 8巡目ごろ、財前

手牌    二萬三萬四萬四萬五萬五萬二索二索四索四索四索六索七索八索

 出アガリ5200、ツモって満貫で聴牌。
 みなタンヤオ志向か。しかしここは満貫を確定させて直撃か、ツモ裏1を期待して即リーチが正解だった。1翻アップの手変わりをほとんど期待できない以上、ダマはなかった。場が煮詰まってから、と少しリーチをためらった。すぐにK場さんから三萬が出たので浮きの2位のままアガる(~o~)

 トップ目のH和さんにしても、現物オリは難しい。勝ちが見えている状況で、浮きの2着に甘んじていてはならない。失策。ただの弱気。逡巡。敗因になりかねない選択・・・。
終局:H和 +31.5 財前 +13.7 別人 -14.3 K場 -30.9

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