My battle 七聴八闘

    (28)超ウルトラ・ドン


 4月6日(日)の純麻雀例会の或る局(あまりに興奮したので(笑)、何の何局であったか、忘れてしまった)。Sさんが、こんな捨て牌で7巡目にリーチ。

 西九萬七萬發二索六筒八筒

(ふ〜ん、早いリーチだなぁ)と思っていたら、一発で發ツモ!。

 五萬五萬五萬八萬八萬八萬九索九索九索四索五索六索發   ツモ發

 リーヅモ三暗刻で一般麻雀なら2000/4000点コース。しかし純麻雀なので3000点オール。は良いとして おい、發って振り聴じゃねえか...おまけに他家が發を切っているので地獄待ち!

 純麻雀では他人のアガリ手や打牌についてはいっさい云々(うんぬん)しない。しかしさすがに驚いたので、ワケを聞いた。するとこんな風だったという。

 まず配牌が一上聴。

 八萬八萬八萬九萬九索九索九索五萬五萬五萬六筒八筒西

 ここへ七萬をツモったので、西切りでダブリー状態となった。しかし純麻雀ではダブリーという役は無いので、このままではタダの立直のみ。そこで出来上がりの三暗刻を生かすために、七萬九萬を落として八萬を暗刻で確定させることにしたという。以下はこんな感じ。

 七萬四索五索發二索六索發
 西九萬七萬發二索六筒八筒

 五萬五萬五萬八萬八萬八萬九索九索九索四索五索六索發

 ここでみんなが聞きたいのは、「どうして八筒単騎を發単騎に振り替えたのか」ということ。聞くと、「發が振り聴だったこと知っていたけど、“ま、いっか”と思って。地獄待ち状態だったのは気が付かなかった」とのこと。なるほろ〜....

 しかし地獄待ち状態だったことに気が付かなかったにしても、どうして振り聴で立直したのか、それが不思議。すると、「たぶんツモるだろうと思った」....う〜ん、まるで一昔前にはやったツモ牌層理論。(^-^;

 この話はこれで終わりだが、実はもう一つ不思議なことがある。Sさんは先月の純麻雀例会で四暗刻単騎をアガっているが、そのときの牌姿がコレ。

 五萬五萬五萬八萬八萬八萬七索七索七索北北北一萬  ロン一萬

 おお、なんと似ていることか。S君は、よほど五萬八萬と索子の刻子に縁があるらしい。

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