その「まさか」です(-_-;
一筒楼月は正しくは一筒撈月(イートンラオユエ)と書きます(撈月とは「月を撈(と)る」という意味)。 もちろんが月に似ているからですが、これは中国の大詩人・李白が洞庭湖(どうていこ=琵琶湖の数十倍もある大きな湖)で船遊びをしたとき、冗談で湖面に写った月をすくい取ろうとして船から落ちてしまったという伝承を踏まえているということです。
二索槍槓は正しくは二索搶槓と書きます。搶槓とは「槓を搶(取)る」という意味です。 「搶」と「槍(やり)」の字が似ていることと、の模様が槍に似ているというのでこの役ができました。
最後に五筒開花ですが、日本で花といえば桜です。しかし中国でそれに相当するのは梅です。
そこで梅はさまざまにデザイン化されて用いられていますが、このデザインとの模様が非常によく似ているのです。そして嶺上開花は「嶺の上で梅の花が開く」という意味ですから、で嶺上開花したものを特に役満貫としたのです。
※中国では牡丹も寵愛されています。そこで国花を決めるのに、梅派と牡丹派が対立して双方一歩も譲らない。首相の鶴の一声で決めればよさそうだが、どちらに決めても失脚する。(笑)
そこで「どちらかを国花、どちらかを国民の花としたらどうか」という折衷案が出た。梅派・牡丹派とも「それは名案だ」と云ったが、どちらを国花とするかでやっぱり対立しているとか。。。。(^-^;
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