役満17・紅孔雀


 その昔、紅孔雀という役満があったと聞いた事がありますが、どのような形なのでしょうか?

 また、それは現在の麻雀ルールでも認められるのでしょうか?


 紅孔雀 、 すなわち索子に赤色が入った索子だけを使用するものです。
数字につながりが無いので かならずトイトイ形になりますが、どの牌が雀頭になってもOKです。

  中中一索一索一索五索五索五索七索七索七索九索九索九索

 中国伝来の役ではなく、昭和50年頃 日本で創作された役です(横浜市の近藤修太郎
という人が緑一色の対象役として考案したという)。

>現在の麻雀ルールでも認められるのでしょうか?

 まったくの創作役であり、広く普及しているわけではありません。そこで事前に “採用する
という申し合わせナシでは、完成させても認められないと思います。
 

7743MA 投稿日:2012/11/21(Wed)

「赤一色」で触れられている「紅一色」ですが
「紅一色」は俗に言う「紅孔雀(一五七九索と中の混一色)」の別名って聞いたことがあります。
なんでも「紅一色」の読みが「混一色(ホンイーソー)」と同じになって紛らわしいから違う名前に
したとか


あさみ 投稿日:2012/11/23(Fri)

こんにちわ、7743MA さん

>「紅一色」は俗に言う「紅孔雀(一五七九索と中の混一色)」の別名って

 「紅一色」という名称は、純然たる日本製の名称です。
 なんとなくカッコイイし、“世の中 何でも云ったもん勝ち ”。そこで いろんな創作役の名称として使わ
れています。しかしその名称をつけられた創作役が、いずれもあまりカッコ良くなかったり、ちとムリ筋
だったり(>_<)

 たとえば「紅中と万子の奇数の組み合わせ」とか、“マンピンソーの5と3がすべて赤牌になってる
麻雀で、赤ドラと紅中だけの組み合わせとか。そこでなんとなく「紅一色は紅孔雀の別名」という認識
が広まりつつあるという状態と思います。

>なんでも「紅一色」の読みが「混一色(ホンイーソー)」と同じになって紛らわしいから

このコメントは、
 最初 紅中と1579索の組み合わせは、紅一色と名付けられた。
 しかし「紅」と「混」は音(おと)が近いので、混一色(ホンイーソー)と紛らわしい。 そこで改めて紅孔
雀と名付けられた。

 という意味に思います。
 しかし それは「紅」と「混」の音が近いところに目をつけた“もっともらしいデタラメ”で、実際には1索が
孔雀模様であるところから、最初から紅孔雀と命名されたと思います。