ローカルルール 05・飛び(どぼん)
ドボンて何?
点数は誰にどのくらい入るんですか?
ドボンは、飛びの別名です。
大負けしてゲーム途中に持ち点がゼロ以下になることがあります。普通は支払いできない分は「借り」ということにして最後(南の4局)までゲームを続けます。
しかし誰かの持ち点がゼロ以下になるとその時点でゲームを終了してしまうというルールがあります。このルールのとき、持ち点がゼロ以下になることを飛びとかドボンと表現します。そして順位はその時点の持ち点で決定します。
*ジャスト0、つまり点棒は1本も無いが借り状態でもないという場合は、まだトビ状態ではありません。トビになった人には点数ではなく罰金が課されます。額はそれぞれのグループによって異なります。この罰金は、トップ者ではなく、ある人を飛ばした人が取得します。
たとえばAさんにBさんが振り込んだ為にBさんが飛んだ、あるいはAさんがツモアガリした為にBさんが飛んだとすると、Bさんの支払う罰金はAさんが取得します。
「ドボン」はどうして誕生したルールでしょうか。
よく判らないのですが、ブー麻雀にルーツがあり、それが一般麻雀に適用されてきたのではないかと思っています。※ブー麻雀は、誰かがハコテン(あるいは持ち点と同額のプラス)になったらゲーム終了という麻雀です。
0点ジャストはドボンになるでしょうか。
0点ジャストはハコワレではないので、 「まだドボンではない」というのが一般的なルールと思います。
持ち点が千点未満の時は立直がかけれないのですか。
「立直がかけれるかいなか」は「トビのある・なし」によるのでしょうか。
それこそ「そのグループのルールによる」というしかありません。しかし「飛びあり」の場合は「立直できない」というルールが普通のようです。
逆に飛びがなければ点棒が箱を割っても関係ありません。そこで「飛びなし」の場合は、持ち点が千点未満であっても立直が認められるのが普通です。この場合、立直棒は「借り」ということになります。
千点以下でリーチを認めた場合、上がれなかった時はドボンになるのでしょうか、それともマイナスのまま続行でしょうか。
一般論として、リーチしたのであればテンパイと思います。であればテンパイ料が千点は入りますので、とりあえずはトバないと思います。
しかし運悪く4人テンパイですと、マイナス状態となってしまいます。この場合、主旨からいって「ドボン成立>トビ」と思います。
上がり点以外のマイナス、つまりノーテン罰符やチョンボでもドボンするのでしょうか。ドボンになるとすれば、誰にペナルティを払うのでしょうか。
こういうローカルルールについては「決めによる」しかありません。そこでドボン成立とするならば、ペナルティ分は他の3人が平等に取得する、あるいはトップ目が全額取る、ということにするしかないと思います。
ダブロンの時、どうなるのでしょうか。
これも「決め」としかいいようがありませんが、立直棒同様、上家が取るというのが順当ではないでしょうか。
上記のようなケースは よくあることなので、私たちでは以下のようにしています。飛び賞の獲得は
(1) 和了によるときは和了者。 複数の場合は頭ハネ。
(2) ノーテンによるときはテンパイ者。 複数の場合は頭ハネ。
(3) 上記以外 (錯和、誤ポンなど) はトップ者。
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三跪九叩頭 投稿日:2007/07/28(Sat)
この前こんなことがありました。
空チーは1000罰符、誤チーは和り放棄ルールで麻雀をやっており、南三に、残り500点の人が空チーをしてしまいました。当然この人は飛んでしまいます。そこで、誤チーに切り替えて続行しました。この時、トップの人はこの悪あがきを寛容な精神で認めてあげましたが、そうでない場合、このやり方はどうなのでしょうか?
あさみ 投稿日:2007/07/28(Sat)
うーんと 「そうでない場合、このやり方は」というのは、「トップの人が認誤チーへの切り替えを承知しない=空チーしたプレーヤーのトビで終了」を主張した場合という意味でしょうか。
これは云うなら当然の主張なわけですから、トップの人の云うとおり 「トビで終了」というのが順当と思います。
そのあと 飛びのペナルティ分をトップ目が取るのか、他の3人で分配するのか については別途相談ということに....
三跪九叩頭 投稿日:2007/07/29(Sun)
> だとしたら当然の主張なわけですから、
これは当然の主張なのですか?この誤チーは認められないんですかね?
あさみ 投稿日:2007/07/30(Mon)
空チーを誤チーとして処理するというのは変則な話ですよね。でも4人がそれで合意したのであれば、それはまったく問題ありません。しかしトップ目の人が(寛容な精神を発揮しなくて)「空チーを誤チーに切り替えるなどはおかしい。空チーは空チーとして処理すべきだ」と主張した場合、それはそれで当然の主張と思います。