ローカルルール 04・割れ目


 「われめ」っていうのはどういうものですか?
 先日テレビで「われめでポン」という番組の再放送をしていたのを見ました。この割れ目という設定が理解できなくて。

 親のように上がったら点数が倍になり、振ったときも倍で点数を払うといった漠然としたことはわかったのですが、どうやって割れ目の人を決めているのか?などが分からないのです。東京では割れ目は標準ルールなのでしょうか?


 親の振ったサイコロの目が7であったとします。すると対面(西家)の山から配牌する事になります。この西家の人は自分の山の右から数えて七つめと八つめの箇所を開くわけですが、これがなにか割れ目を作るイメージがあります。
*割れ目を開くことを正式には開門(カイメン)といいます。

 そして割れ目ルールでは開門箇所に該当したプレイヤー(この場合は西家)の得失点はすべて倍にして計算します。つまり満貫をアガれば8千点ではなく1万6千点の得点になり、満貫を放銃すれば相手が親なら2万4千点の支払いとなります。 これはツモられたときも同様です。

 テレビで放映されたせいでだいぶんメジャーになったようですが、さすがに「東京では標準」ということはないと思います。