青天井というルールがある。アガリ点をコントロールしないで、エンドレスで倍々計算してゆく。話としては面白いが、じっさいに行われたと云うことは聞いたことがない。
原因は二つある。一つは点数計算が複雑なこと。30符のアガリなら子で1000点、40符なら1300点からスタート。五翻や六翻までは慣れた計算。しかし七翻八翻となってくると、ちと大変。九翻十翻となると、毎回、計算機が必要となる。
もう一つは億だとか兆だとかいうとんでもない得点が発生すること。どんな低いレートでも、これじゃあ身が持たん。そこで点数計算も簡単で、アガリも100万レベルで収まる青天井麻雀を考えた。これならなんとか支払い可能。(笑) そこで題してミリオン麻雀。
まずミリオン麻雀に符計算はない。常に子は1000点、親は1500点からスタートする。そして子の得点が100万点、つまり13翻で計算打ち切り（親はその５割増しの150万点）。役満貫は13翻相当。
| ＊ |
子 |
親 |
| ３翻 |
1,000(300/500) |
1,500(500) |
| ４翻 |
2,000(500/1,000) |
3,000(1,000) |
| ５翻 |
4,000(1,000/2,000) |
6,000(2,000) |
| ６翻 |
8,000(2,000/4,000) |
12,000(4,000) |
| ７翻 |
16,000(4,000/8,000) |
24,000(8,000) |
| ８翻 |
32,000(8,000/16,000) |
48,000(16,000) |
| ９翻 |
64,000(16,000/32,000) |
96,000(32,000) |
| 10翻 |
128,000(32,000/64,000) |
192,000(64,000) |
| 11翻 |
256,000(70,000/130,000) |
384,000(128,000) |
| 12翻 |
512,000(130,000/260,000) |
768,000(256,000) |
| 13翻 |
1,000,000(250,000/500,000) |
1,500,000(50,000) |
＊５万点棒、10万点棒を数本、50万点棒を１本用意する。
どんな大きなアガリでも、13翻で計算打ち切り。そこで10翻レベルがどんどん出るように、裏ドラ一発、赤牌・青牌などのインフレルール大歓迎。ルールは派手な方が面白い。100万点持ちでスタート。ただし１ゲームで１千万レベルのマイナスとならないように、箱テンで、ドボン終了。
うん、なんとなく面白そう。今度、ノーレートでやってみようかな。(^-^；
|