槓16・間違い槓


とつげき九州 投稿日:2005/12/17(Sat)

とつげき九州です。
先日、福岡の雀荘でおこった出来事です(牌とかはいまいち覚えてないので適当です)。

フリーで打っていたところ、Aさんが二筒をポンしていて ハイテイで二筒をカンしました。Bさんはそれをロン。ところがCさんがBのロンの声と同時に「カンできないよ」といったので牌を手牌に戻し、迷ったあげく それを切ってロンされました。

どうやらAさんはロンの声が聞こえてなかったようです(私には聞こえましたが)。その場は結局Bさんがあがれたので何事もなくまるくおさまりました。しかしいくつか疑問が残りました。

カンできなくともロンの声がかかった以上認めるしかない。
しかしそのとき、ハイテイもチャンカンもつけるのか?

カンが認められない場合で、Bのロンの声が聞こえていた場合、当然Aは切りません。しかし自分があやまってカンしたのだから、それが当たり牌とわかったのでどこかずるい気がします。

またBはハイテイ牌だということに気づいていなかったが、気づいてたらそのような事態にならなかった。よって誤ロンもしくはチョンボ。

最後の誤ロン扱いにはならないと思いますが、こういった事態のとき、どのように対処したらよいのでしょうか??


あさみ 投稿日:2005/12/18(Sun)

こんにちわ、とつげき九州さん。
質問についてですが、σ(-_-)は間違いの状況が明白で、かつその間違いを正すことが可能な事は正して進行すべきだと思っています。

この場合、Aがカンできないハイテイ牌をツモったということは残った山の形から明白です。したがって「カンはできない」というCの指摘は容易に確認できます。だからこそAもカンを取りやめたわけです。

そこで間違いが確認できる状態である以上、Bが二筒がハイテイ牌だということに気づいていてもいなくても そのアガリ宣言は無効とし、Aはあらためて何かを1枚切るというのが順当な処置に思います。

>自分があやまってカンしたからそれが当たり牌とわかったのでどこかずるい気がします。

たしかにBのアガリ宣言が聞こえていれば、Aはかなりの確率で放銃を避けることができます。しかしこれはAにとっては思わぬ幸い、Bにとっては早トチリによるアガリ逃(のが)しと考えるより仕方ないと思います。

また「アガリ宣言が出てしまった以上、アガリを認めるべきではないか」という考え方もあると思います。しかし単純に「アガリ宣言があればアガリ確定」としてしまうと、Cの指摘が遅く、そのままAが間違いカンによって嶺上開花の宣言をした場合なんかでも「Aのアガリ確定」という話になってしまいます。

しかしCが「いや、二筒はハイテイだからカンできないよ。だからその嶺上開花も無効」といえば、そのアガリは無効とするのが順当と思います。しかしAもここまでの間違いをやってしまうと、一般麻雀ではチョンボとかノーテン扱いになっても不思議ではないですね。