槓03・王牌の補充
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「海底牌は王牌につける牌がないので槓できない」そうですが、海底牌の一つ前で槓した場合、その嶺上牌でまた槓材ができても、「王牌につける牌がないので槓出来ない」のでしょうか。
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その通りです。
現在は「王牌は常に14枚残す」というルールが一般的です。したがって質問のケースは、槓できません。
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カンをしたときに王牌の補充をすると思いますが、1つカンをする毎に海底牌の移動をするのでしょうか?
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移動というか、それまでの海底牌は王牌に吸収されてしまいます。そして今まで海底牌の一つ前であった牌が、新しい海底牌となります。
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前記についてですが、ドラ牌の前には常に4つの王牌がある状態になるのでしょうか?
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「王牌は常に14枚残す」というのが現在のメジャーなルールですから、それは少し違います。
最初、ドラの前側には4つの山、つまり8枚の王牌があります。1回槓があって嶺上牌が取られますと、それまでの海底牌が王牌に吸収されます。この時点で、ドラ牌の前側(海底牌に近い側)には4つの山と、壁牌からの1枚の補充牌で計9枚の王牌がある事になります。
2回槓があれば壁牌からの補充牌が2枚になりますから、山は5つ(つまり10枚)、3回槓があれば、さらに1枚補充されますから、ドラの前側には山が5つと補充牌1枚で計11枚となります。つまり1回槓があると一山づつ補填するのではなく、1枚づつ補充するのです。
*古典麻雀には、別な残し方をするルールもありました。
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槓をしたら、海底牌を1枚王牌につけます。
ツモる牌が減るだけだと思うのですが、何故このような事をするのでしょうか。
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1槓ごとに壁牌を1枚王牌につけるのは、王牌を常に十四枚残すためだけの理由です。しかし14枚残すということ自体に合理的理由はありません。単に昔の14枚残しというルールが伝わり、それが踏襲されているだけです。
現在の中国麻雀(統一ルール)では、王牌はまったく残しません。最後の1枚まで使いい切ります。※純麻雀も同様です。
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