一般役・対々和
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Cr 投稿日:2010/08/28(Sat)
ところで、突然ですが、対々和ってどうして「対々和」って言うんでしょう?
刻子ばかりで出来ている和了なんだから「刻々和」であるべきだと思うのですが。
七対子こそ「対々和」と呼ばれるにふさわしいと思うんですが……。
何かご存じでしたらお教え下さい。m(_ _)m
因みに、「ポン!」の発声を「トイ!」という人を1人ですが知ってます。
たぶんそれと何か関係があるんでしょうね……。
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ども、Crさん
>「刻々和」であるべきだと
一応 刻々和という表現もあります。
中国伝来のアガリ役には性格的名称(性格名),雅名,通称,俗称など、さまざまな名称がついていることが多いのです。たとえば俗にイーペーコーと呼ばれるアガリ役は性格名 一色同順,雅名 求成双,通称 一般高,俗称 いっぺき という感じです。その伝でゆくと、対々和は性格名 刻々和,雅名 鸞鳳和鳴,通称 対々和 or 石並々和 俗称 ヘトヘト と云う感じ。
ポン(石並)は“ぶつかる”という意味なので、石並々和は他家のステ牌と自分の対子(トイツ)がぶつかって刻子になるという主旨の表現。では石並々和は分かるとしても、なぜ対々和とも呼ぶかですが、これは自分の対子に的をしぼった表現なのかもしれません。
また対(トイ)は、日本語でいえば“うん”です(“ハイ=yes”は是(ス))。そこで友人と話しをしているとき、日本なら“うん”または“うんうん”と返事するところを“対(トイ)”、または“対々(トイトイ)”と返事したりします。つまり“対(トイ)”は、相手の言葉に反応する表現なので、そんなところから対々和と通称されるようになったのではないかと思ってます。
>因みに、「ポン!」の発声を「トイ!」という人を1人ですが知ってます。
σ(-_-)も トイと発音していたことがありました。(^-^;
※20年ほど前、初めて台湾へ行って“対々”という表現を聞いたとき、 σ(-_-)には「テーテー」と云ってるように聞こえました。同行の日本人と「なるほろ、中国語では“うんうん”のことを“テーテー”と云うんだ」と勝手に納得。
その後 中国人に何か云われたとき(相手は日本語で話している)、やたらに「テーテー」と返事。 そのまま2,3日経ったとき、親しい中国人(女性)が
「あさみさん」
「ハイ」
「やたらに“テーテー”と云われますが、それは日本語でどういう意味ですか?」
「え〜....テーテーって中国語で“うんうん”という意味では...?」
「いいえ、中国語では そんなこと云いません(キッパリ)」
「(?_?)....」
同行の日本人と顔を見合わせて(ヘンだなぁ(?_?)....)
そこで中国人が“テー”と云ったと思ったときの漢字を聞くと、「対」。“そうか!”と思って、次から「対(トイ)!」と云ってみた。そしたら通じた。(^-^;
直接 聞いているのに異なった発音に聞こえるとは、あぁ日本語耳は恐ろしい。(笑)
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Cr 投稿日:2010/09/02(Thu)
あさみさん、ご回答ありがとうございます。
なーるほど、そういう事情があるのですね。
それにしても、対々和にも雅名があるなんて。
しかも「鸞鳳和鳴」なんて、完全に名前負けしてますね。(^^;;
対々和どころか四暗刻でも釣り合わない名前のような……。
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あさみ 投稿日:2010/09/03(Fri)
ども、Crさん
>四暗刻でも釣り合わない名前のような……。
“しきりに鳴く”というイメージからの名称でしょうけれど、たしかに思いっきりカッコいいですね。(^-^;
ちなみに四暗刻は埋金貨(マイチンホー)。
やはり対々和に名前負けしてるかも。(笑)
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