一般役・三般高
コットン 投稿日:2004/08/05(Thu)
はじめまして、コットンといいます。
麻雀の役について疑問に思ったことがありましたので、書き込みさせていただきます。
2chのリャンペーコーのスレッドで「 という形は、リャンペーコーではなくスーペーコー」という話が出ていました。しかしリャンペーコーがイーペーコー2組なら、スーペーコーはイーペーコー4組ということになるのではないでしょうか。
あさみ 2004/08/05(Thu)こんにちわ、コットンさん。
これは呼称の慣習から生じています。
例をあげて説明しますと、子供が1人だけでは単なる一人っこ。2人いて初めて兄弟、あるいは姉妹となります。これは1兄弟、1姉妹であって、2兄弟、2姉妹とはいいません。しかし1人増えて3人になると、2を通り越して 3兄弟、3姉妹、4人になると4兄弟、4姉妹となります。
それと同じで一般高も1メンツだけでは1順子、2メンツそろって一般高になるわけです。そして もう1メンツ増えると三般高(サンパンカオ=サンペーコー)、四般高(スーパンカオ=スーペーコー)となるわけです。
もっとも中国書でも三般高という表現は使われていますが、四般高という表現は未見です。そこでたぶん日本で自然的に使われるようになった表現と思われます。
#麻雀で使われる場合の一般高は「同じもの揃い」というような意味であって、123 123という形のみを意味する用語ではありません。たとえば三色同刻にも対一般高(トイイーパンカオ)という別名があります。
では両般高はどうなのかですが、これは「一般高が2セット」ということです。そこで英語を交えて表現するとダブル一般高。漢字で表現すると両一般高、あるいは複一般高。これを略して両般高と呼んでいるわけです。