一般役
一色三順と三連刻


杜武    2003/08/15(Fri)

はじめまして、杜武といいます。よろしくお願いします
一色三順というローカル役をご存知でしょうか?
僕は「一色で三種の順子を作る役」だと思っていたのですが友達に「三連刻と一緒だろ」と言われました。
どちらが正しいのでしょうか?または、どちらもハズレですかね。



あさみ
   2003/08/16(Sat)

こんにちわ、杜武さん

>僕は「一色で三種の順子を作る役」だと思っていたのですが

 その通りです。ただ一色三順が門前で出来ると三連刻と同じ形になります。
 そこで「三連刻と一緒だろ」と言う話が出てくるわけですが、基本的に違う役です。
 たとえば副露して作る場合、一色三順はチーしかできません。逆に三連刻は、ポンしかできません。

 では一色三順三連刻両方とも採用しているルールのとき、門前で一筒一筒一筒二筒二筒二筒三筒三筒三筒 という形ができたとします。
どちらが完成した事にすればいいのかといえば、(一色三順を何翻とするかという事によって変わってくるのですが)一般的には三連刻が出来たことにした方が点数が高くなります(三暗刻の二翻がつくからです)。


杜武    2003/08/17(Sun)

あさみさん、レスありがとうございます

そうですよね。
一色三「順」というからには順子で、三連「刻」は刻子ですもんね。何かひっかかってたんですよね

翻数は二翻で喰い下がり一翻が妥当ですかね。基本的にローカル役はナシにしてるんですが気になるところです


あさみ    2003/08/17(Sun)

こんにちわ、杜武さん

>翻数は2翻で喰い下がり1翻が妥当ですかね

 採用するとしたら、そのあたりかもですね。


とつげき九州 投稿日:2005/10/31(Mon)

とつげき九州といいます。

 僕たちのグループではローカル役の三連刻(2役)を認めていますが、いつも思うのは、それを認めるならば一色三順を認めたほうがいいと思うのです。ただの面前一色三順ならば三暗刻三連刻のほうが高いのできにしなくてもいいとおもいます.

 例えば、「1112223337899 9ロン」の場合、清一三暗刻三連刻(10役)より、清一純チャン平和一色三順(12役)となり、一色三順のほうが高くなることがあります(本当は前者は三暗三連より純チャン平和イーペーのほうが高いが、比較のため)。

 この場合は作る難度は基本的には同じだと思うので 両方採用すべきだとおもうのですが、現実問題として 両方採用と、三連刻のみの採用、どちらが多いのでしょうか? また採用するなら、どちらのほうがよいのでしょうか?

以上です。よろしくお願いします。


あさみ 投稿日:2005/10/31(Mon)

こんにちわ、とつげき九州 さん(^-^)/

 両方採用と三連刻のみの採用、どちらが多いのかについてハッキリしたことは分かりません。そこで印象による話になりますが、「三連刻のみ採用」の方が多いような気がします。

 また採用するなら「三連刻のみ採用」と「両方採用」のどちらがよいかということですが、結論的には「決め」の問題ということになってしまいます。

 しかし質問にあるようなケースもありますので、両方採用しておいた方がいいような感じがします。もちろんその場合、高い点になる方で計算することになるわけです。#σ(-_-)達が行っている純麻雀では、両方採用しています。


ryu 投稿日:2008/09/14(Sun)

 こんにちは。
 古役の話で気になったのですが、一色三順(四順)と三連刻(四連刻)はなぜ日本では主流にならなかったのでしょうか? どちらも比較的日本麻雀に馴染む役だと思います。

 一色三順に関しては、一色二順(一盃口)という役があるのだから同じ順子がさらに増えたらどうなるの?というのは自然な流れの気がするのですが…※三槓子があるなら四槓子も、と同じような考えで。

 さすがに一色四順は四槓子なみにレアな役ですが、頻度はともかく三順くらいならあっても面白いと思います(門前二翻、食い下がり一翻で)。三連刻もそれなりに狙えそうな機会があるので、こちらもあったら良いのになあ、と。


あさみ 投稿日:2008/09/16(Tue)

 こんにちわ、ryuさん
 「比較的日本麻雀に馴染む」という点では同意見です(^-^;
 じっさいσ(-_-)も一色三順と三連刻、とくに一色三順は好きなんです。それに採用されていれば、手作りの上でもポイントになる役と思っています。しかしどうして日本では普及しなかったのかということになると、σ(-_-)にもよく分かりません(>_<) ※純麻雀では二翻として採用しています。
 そこでこれはまったくの当て推量になりますが。
 一色三順三連刻、あるいはイーペーコーサンシキ(三色同順)にしても、そういう役があることは戦前(第2次大戦前)から先駆者の間では知られていたと思われます。しかし戦前 主流であった二十二麻雀では、いずれも採用されませんでした。

 戦後 リーチ麻雀が普及するなかで、イーペーコーサンシキイーペーコーが取り入れられ、大いに普及しました。一色三順と三連刻も そのときが普及のチャンスだったわけです。しかし当時はイーペーコー/サンシキの他にリーチやドラなどの新ルールの採用に忙しく、一色三順や三連刻などまでは手が回らなかったかもしれません。


ryu 投稿日:2008/09/17(Wed)

 なるほど、イーペーコーと三色に比べると、当時としては一色三順と三連刻がやや見劣りしてしまうのは確かですね。今後、この2つの役が普及する可能性はあるのでしょうか?麻雀界も裾野が広く、中心団体も複数ある現状では、全国的な採用役の改訂ができるとは正直思えませんが…

 むしろ現在主流の役で、最後に追加されたのはそれこそイーペーコーと三色くらいに遡るのですかね? 赤ドラなどのインフレ化や喰い替え禁止やらのルールは新規で普及しているのに対し、(勝手に広まったというところでしょうけど)役の改訂はほとんどないような気がします。

 普及させる手段が乏しいのと、そもそも改訂自体があまり望まれていないというところでしょうか。この2つの役なら大きくバランスを崩すことはないと思うのですが、市民権を得るまでには厚い壁がありそうですね。


あさみ 投稿日:2008/09/18(Thu)

こんにちわ、RYUさん

>今後、この2つの役が普及する可能性は

 いまの世の中は赤ドラや一発など、手作りによらないギャンブル的なルールが好まれるようです。
そんな中で、手作りによる新たな役が普及する可能性は非常に低いと思います。( ゚_ ゚)

>むしろ現在主流の役で、最後に追加されたのはそれこそイーペーコーと三色くらい

 そうですね。その他に戦前から存在していて、戦後になって普及した役といえば、チートイツぐらいでしょうか。


我打麻将 投稿日:2008/09/20(Sat)

一色三同順などいくつかの古役が現在残っていないのは、純粋に発生率が低いという理由が強いと考えられます。
以下は上位役成立時に下位役を数えられない制約を外した場合の、天和時複合確率比です。
3906 一色四同順
829440 一色四節高
103947264 三同刻
278575746 一色三節高/一色三同順
116688273408 清龍
217494700032 三色三同順
これを見ると、三同刻が残ったことの方が幸運だったのだと思います。

あさみ 投稿日:2008/09/20(Sat)

 ども、我打麻将さん

>純粋に発生率が低いという理由が

 σ(-_-)も一色三順については、そういう部分があると思います。じっさい一色三順を二翻で採用している純麻雀でも、数年間に2度くらいしか発生していませんし。ただ三連刻はトイトイ狙いでイーペーコ−形からポン出されたりするので、一色三順より発生頻度が高いようです。

ryu 投稿日:2008/09/24(Wed)

> じっさい一色三順を二翻で採用している純麻雀でも、数年間に2度くらいしか発生していませんし。

やっぱり採用していてもかなり少ないんですね。。。
そもそも門前で手の中で確定してしまえば(あるいはツモあがれば)、当然三暗刻、三連刻で取ってしまうでしょうし。じゃあ鳴いてまで作るかというと、食い下がるくらいならイーペーコーで十分ですし。。。

結局一色三順ができるのは、門前ロンで完成というときのみかもしれないですね。せめて食い下がりなしくらいじゃないと、狙う価値がないというか(笑)

その観点からいうと、まだ狙いやすい三連刻が細々とローカルで生きているのもわかる気がしますね。

あさみ 投稿日:2008/09/27(Sat)

ども、ryuさん

>じゃあ鳴いてまで作るかというと、

σ(-_-)も同三順が普及しなかったのは、やはりそんな感じの理由と思います。(^-^;


熱血の志豐 投稿日:2008/09/26(Fri)

三色同刻は何故 採用できる???

> 結局 一色三順ができるのは、門前ロンで完成というときのみかもしれないですね。
> せめて食い下がりなしくらいじゃないと、狙う価値がないというか(笑)

こんにちは、浅見さん^^
この理由の説得力がまだ足りないんです.....
極めて困難なので、その役を採用できない==(では三色同刻は、なぜ採用されている???) 私も納得できない......

あさみ 投稿日:2008/09/27(Sat)

ども、熱血の志豐さん

もちろんアガリ役は、単に「作るのが難しい → 普及しない」というものではないですね。
その他にも恰好良さとか希少性、面白さ、完成させたときの評価度なども関係してきます。
そんな総合的な評価で同三順は三同刻に及ばなかったんだと思います。