一般役04・牌底放銃


 河底放銃は一般的な役と思うのですが、わたし知っている2,3のグループで採用されてません。どうしてでしょうか。


 牌底放銃(河底放銃)は中国伝来の役ではなくて、昭和初期に日本でできた役です。そこで誕生した当初、「伝統的な役ではない」という理由で、採用しないグループもたくさんありました。それが今でも続いているということです。

詳しくはこちらをご覧ください。

 前項の回答で牌底放銃という字が使われています。自分は河底放銃と思っていたのですが、どちらが正しいのでしょうか。


 どちらも通称ですから、どちらが正しいということはありません。
 昭和初期にこの役が考案されたときは、河底撈魚(ホーテーローユイ=河底の魚をとった、と言う意味)の名付けられました。

 しかし河底撈魚では意味が分かりにくいうえ発音もしにくいので、一般では河底放銃(ホーテーほうじゅう)と通称されるようになりました。しかしこれでも どうも発音しにくい。そこで海底自摸(ハイテーツモ)との語呂合わせもあって、一般に「ハイテー放銃」と呼ばれるようになりました。牌底放銃は、その発音に字を合わせただけです。


 カンブリが認められているルールで、最後のツモ牌でカンしてから放銃した場合、カンブリ河底放銃は重複するのでしょうか? それとも重複は認められないのが一般的なのでしょうか?


 槓振りはローカルな役なので、それを認めるかどうかという問題がありますが、一応アリという事にするとしても、その打牌を河底牌とみなすかどうかと云う問題になります。

 河底牌は、本来は「海底牌ツモ者の打牌」を云いますが、海底牌取得者は槓できません。
※現行のルールでは、槓したら必ず嶺上牌を取得することになっています。そこで海底で槓して嶺上牌を取得すると、王牌が13枚になってしまいます。

 そこで、ここで云う「最後のツモ」とは、海底牌ひとつ前の牌(この牌のことを、満天飛(マンティンフェイ)といいます)を取得した場合ということになります。もちろん満天飛牌であれば槓できます。しかし満天飛取得者が槓して、その打牌がその局最後の牌になっても、それは「海底牌ツモ者の打牌」ではありません。

 そこで厳密に言えば、満天飛取得者の打牌は河底牌では無いことになります。そこでむかしの二十二麻雀では、その打牌で放銃しても牌底放銃(河底放銃)とはなりませんでした。そのルールで考える限り、槓振りと牌底放銃は重複しないことになります。

*二十二麻雀も全国的に統一されていたわけではありません。また牌底放銃そのものを採用していないルールもいくらでもあったので、この辺り 難しいんですけれど。

 しかし現行の一般麻雀では、満天飛取得者が槓して その打牌にアガリが無い場合、自然流局としてノー聴罰の精算を行っています。じっさい次のツモ牌が存在せずに終了する以上、自然流局には違いありません。いうならば河底牌の存在しない自然流局です。

 そこで河底牌を二十二麻雀時代より緩やかに、「残りの壁牌が無い状態での打牌」と解釈すれば、牌底放銃と槓振りは複合することになります。

 つまり問題は、河底牌を狭義に解釈するか広く解釈するかと言うことになります。どちらでも構わないのですが、おとなしく狭義に解釈しておいた方が無難かも知れません。(^-^)


 二人以上で四つの槓が発生、四つ目の槓のあと嶺上牌をツモ切ったその牌がロンされた。この場合、河底放銃はつくのでしょうか。この牌で和がりがなければ流局なのでつくという人もいます。


 前項でもコメントした通り、河底牌をどう考えるかということになります。
 河底牌を海底牌ツモ者の打牌とするなら、牌底放銃になりません。残りの壁牌が無い状態での打牌を河底牌とするとするならば、四つ目の槓のあとであろうが、三つめの四つ目の槓のあとであろうが、牌底放銃になります。


 四槓算了で途中流局した場合、最後にカンした人の打牌が河底牌でないことは理解できます。では4回目のカンが海底一つ前のカンだったらどうでしょうか。

 この場合は四槓算了による途中流局なのでしょうか、それとも自然流局で、その人の打牌は河底牌になるのでしょうか。


 海底一つ前の牌での槓であれば、それが4槓めであっても3槓めであっても、その打牌でその局は終了します。つまり四槓算了であろうとなかろうと、その局は終了するわけです。となれば、それは四槓算了ではなく、荒牌平局=自然流局と考えるのが順当と思います。

 このときの打牌が河底牌となるかどうかは「ルールによる」というしかありませんが、おとなしく「河底牌は海底牌ツモ者の打牌」と狭義に解釈しておいた方が無難に思います。

 前記に関連してですが、つまり槓振りを採用しないルールだと、他に役がない場合、このケースでは一切の役が付かないという事ですね?。

 僕の学生時代の仲間内では、これは「河底・槓振り」の2翻として扱っていました。


 河底牌を「海底牌ツモ者の打牌」ではなく、「残りの壁牌が無い状態での1局最後の打牌」とすれば、満天飛取得後の槓振り牌も河底牌ということになります。


とつげき九州 投稿日:2005/11/04(Fri)

今回はハイテイロンに関する質問です。質問の前に一応このサイトの関連するページをよんではきたのですが…

ハイテイツモとリンシャンツモが重複しないことはわかってるのですが、ハイテイ1つ前でカンをし、リンシャン取得後の打牌で振り込んだとき、それはハイテイロンの役がつくのでしょうか、つかないのでしょうか?(役なし聴牌でその牌であがれるのか?)カンブリは採用していません。

関連ページをよんだところ、ハイテイ牌の定義の仕方で変わるみたいでしたが、つまるところどっちが主流なんでしょうか?


あさみ 投稿日:2005/11/04(Fri)

 リンシャン取得後の打牌は、それがその局の最後の打牌であっても河底牌ではない。そこで、その牌で振り込んでハイテーロンの役はつかない(役ナシ聴牌のとき、その牌ではあがれない)」というルールが、やはり現在は主流と思われます。