Hands 和了役。
(55)アメリカ七対
チートイツの英語名は、Seven Pair か Seven Twins。変わったところでは Seven Eyes とかDirty Pairなんてのもある。
Dirty は一般に「汚い」と訳されるが、この場合は「いろいろな牌種が混在」という趣旨。そこで普通の七対子を Dirty Pairと呼称するときは、混一色の七対子を Clean Pair と表現する。となれば清一色の七対子はもちろんBeauty Pair、というのは大ウソ、この場合は Hevenly Pair と表現する。
とはいえこれらは単なる別名。アメリカ麻雀には、てんでんバラバラパート2で紹介したKnitting(ニッティング)のように、へんてこりんな七対子がいくつかある。
麻雀博物館は年に2回、博物館会報を刊行しているが、その第3号(02年1月)にそんな変則七対子が掲載(by佐藤孝平)されているので、紹介する。
Jade Pair
Jadeとは翡翠(ひすい)。翡翠はブルーというか緑の宝石。そこで緑一色の七対子を指す。しかし緑一色牌は6種類。そこでJadePairは1種類が必ず槓仔(4枚使い)となる。Ruby Pair
Ruby は赤色の宝石。そこでJadePairとは逆に,朱色が入った索子とのみを使用した七対子となる。ただしこっちは場にを加えても5種類しかないので、2種類が必ずカンコとなる。その意味ではJadePairより難度が高い。
Wind fall(風の滝)
例では筒子を使用したが、混一色の七対で風牌が各1枚そろっていればよい。
Dragons breath(竜の息吹)
こちらも例図では万子を使用したが、混一色の七対で三元牌が各1枚、そのうち1種が対子であればよい。