Hands 和了役。
（1９）老頭麻雀
老頭麻雀(ろうとうﾏｰｼﾞｬﾝ）と読む。中国語に近い発音なら「ﾗｵﾄｰﾏｰﾁｬン」である。この場合の「麻雀」は麻雀頭、すなわち雀頭の意味。老頭牌は一九牌のこと。そこで老頭麻雀は、一九牌を雀頭とし他面子はすべて断幺牌とした組み合わせをいう。
※「老」は一番大きい、「頭」は一番小さい（若い）という意味。数字で一番大きいのは９、一番小さいのは１。そこで老頭牌を直訳すれば「九一牌」という意味になる。
麻雀役には三色や一通などの手役、牌底自摸和や嶺上開花などの偶然役、立直などの宣言役の３種類がある。この老頭麻雀は字牌麻雀と同様、宣言役の１種である。
配牌前に「老頭麻雀」と宣言する。宣言以外のアガリは不可であるが、成功すれば符底(20符)と同数の加符、または予め定められた賀符(50符、または百符)を取得する。中国古役であるが、現在では行われていない。[麻雀戯法]