西ヨーロッパとの語呂合わせで、2468を刻子としたもの。
「西ヨーロッパがあれば東ヨーロッパもあるさ」というわけで、これは「東ヨーロッパ」(笑)
#牌謎No.3西ヨーロッパを出題するとき、西ヨーロッパ型にするか東ヨーロッパ型にするか迷った(笑)
いずれにしてもこのように表現すれば、国産のローカル役ということになる。たしかにその通りであるが、実は中国でも、前者を偶連鎖(ぐうれんさ=オーレンスォ)、奇連鎖(きぃれんさ=チーレンスォ)という名前でちゃんとある。
手牌の組み合わせなんて、どうやったって有限個。西ヨーロッパとの語呂合わせで、2468を刻子としたものを考案し、またその対象として東ヨーロッパが考案されたものが、たまたま中国役と一致したに過ぎない。
偶連鎖、奇連鎖を総称して四跳刻とか四跳と呼ぶ。そして雀頭が字牌である偶連鎖を花偶連鎖、雀頭が字牌である奇連鎖を花奇連鎖という。
花偶連鎖(ホワオーリェンスォ)
花奇連鎖(ホワチーリェンスォ)
では雀頭も奇数であったらどうなるかと云えば、これは全奇連鎖と言う。
全奇連鎖(チャンチーリェンスォ)
全奇連鎖は大跳刻とも称されるが、見た目もカッコイイ。そこでアメリカでもWiding Snake(ガラガラ蛇)なんて名前で採用されている。おそらくこれも全奇連鎖を見てというより、人間の考えるところ似たような物、という結果だろう。
雀頭も偶数の全偶連鎖は枚数不足で物理的に出来ないが、白無=0=偶数という所から、白板雀頭でOKとするルールもある。
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