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(67)霊の世界
 古来、幾多の予言者、霊能者が歴史に登場し、天国/地獄に始まり、霊の世界について語っている。いわく、わたしは霊と話が出来る/見ることができる/その世界へ自由に往来できる/霊を操ることができる。。。。

 しかし科学が発展してくると、そのようなものは存在しないと主張する人たちも現れる。そのような議論では、近年は大槻教授という方が有名だ。(笑)

 たしかに常識的には?そのような世界は存在しないと思われる。にも拘わらずいまも論争の種になっているのは、単に「存在する」と主張する人々がいるというだけではない。あたかも存在するのではないかと思われるような現象がよく発生しているからでもある。かといって両者とも実証されるというレベルにないので侃々諤々の論争となる。

 もとよりσ(-_-)には霊の世界やその存在など関知できない。しかし関知できないからといって、存在を否定しようとも思わない。それは単にσ(-_-)の修行?が未熟なので関知できないだけという事かも知れないからだ。かといって実証され得ないだけでなく、関知もできない世界の存在を肯定する気持ちも生じない。

 ものの本によると、数千年前の偉大な宗教家であるお釈迦さまは、いかに生きるかと云うことは説いたが、霊の世界/霊の存在についてはいっさい語らなかったという。そこでバラモン僧などからういう論争を持ちかけられても、いっさい返事をしなかった(無記)という。どうもお釈迦様が返事しなかったのは永久に結論のでない問題を議論しても無意味という返事の意味だったらしい。たぶんそんな事は死んでみなくちゃ分からないと思ってみえたのではないかしら。。。。

 そこでσ(-_-)もお釈迦様のひそみに倣い、この問題については、あると思う人にはある、無いと思う人にはないというものだと思っている。 

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