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    (365)ラー油 始末記


 数年前に“食べるラー油”なるものが話題になった。ラー油なんて 外でギョーザを食べるときに1滴2滴 使うくらい。我が家の食卓に存在したことはない。ところが1年ほど前、次男が その“食べるラー油”を買ってきた。なにやら刻んだ具が入っているが、見た目は普通のラー油。おそるおそるご飯に載せて食べて見ると、結構ウマイ。数日のうちに瓶がカラになった。

 今度は自分で買ってこようと、食品スーパーに出かけた。いろんなメーカーのラー油が並んでいる中から、“具入りラー油”なるものを購入。帰宅して どっぷり ご飯にかけた。ところがこれが猛烈にい、まさに辣油。ご飯にかけてなど、とても食べられたもんじゃない。

 「から~」とか云ってると、そばにいた次男が具入りラー油の瓶をつくずく見て、「お父さん、これは辣油に具が入っているだけ。“食べるラー油”じゃないよ

 もちろんそこで食べるのは止め。辣油はそのまま食卓に放置。しかし我が家で辣油は調味に使わない。そこで“具入りラー油”は食卓でタナざらしに。しかしある日、ホコリをかぶっているラー油瓶をみて、(いや、これはもったいない。よし これを全部使い終わってから、あらめて“食べるラー油”を買いにゆこう)。そこで何にでもチビチビ振りかけて使いだした。

 いのを我慢して使っているうちに、ようやく瓶がカラになった。(やれやれ、ようやく無くなったか。今度は間違いなく“食べるラー油”を買ってこよう(^-^)v)。

 今度は間違いなく“食べるラー油”を購入して、さっそくご飯に振りかけた。ところが一口食べてみると、 なんか甘ったるくてヘンな感じ...「なんだこりゃ...」 おかずにもかけてみたが、やはり同じ感じ(>_<)

 そこで 今度は本物の辣油を買ってきた。さっそく おかずに振りかけてみる。うん、これはウマい!。いまでは食卓の必需品。“食べるラー油”の方は食卓に放置(^-^;

 

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