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      (339)台湾話 その1 足裏マッサージ


 この前のゴールデンウイーク、台湾へ行ってきた。
 某日 夕飯のあと、長男が足裏マッサージに行こうよ云いだした。(テレビの体験番組などでよくレポーターが痛い痛いと泣き叫んでいるアレか)と思ったので、σ(-_-)はイヤだと返事した。しかし女房や長男の嫁まで「行こう 行こう」と賛意を表明した。多勢に無勢で 一応 行くことになった。しかしσ(-_-)は まったくその気はない。そこで店には同行するが、みんなが終わるまで見ているだけにした。

 某マッサージ店に到着して長男が申し込みをしていると、店長が片言の日本語で
こちらの方はされないんですか?
痛いらしいから やらない(キッパリ)と返事すると、
痛いと云うのはウソ。テレビの人は面白くするために大げさに騒いでいるだけ。ウチのお客さんは、みんな 気持ちよく寝てますよ
(それならやってみてもいいか)と思ったが、店内のお客さんを見ると寝ているというよりは気絶しているような感じ....やはり心配なので、「では足はナシで、上半身だけだけ」と云ったが、長男が「せっかく来たんだから」と云う。とうとう覚悟を決めて、足裏もマッサージしてもらうことにした。

 イスに座って左足の裏からマッサージが始まったが、痛いのなんのって(T_T) 右手の中指だけ盛り上げた拳骨(げんこつ)で、足裏をグイグイと突き上げる。思わず「痛いっ!」と叫ぶ。そのたびにマッサージ師が「肝臓っ」「腎臓っ」と云う。ようするに そのツボの箇所が悪くなっていると云う意味らしい。そんなこと云ったって どこを押されても痛いじゃん(ノд`)
 ひょっとしたら「痛い」という日本語の意味は分かっていても、いかに痛がっているかが分からないのかもしれんと思った。(中国語で言ったみたら分かってくれるかも)と思ったが、麻雀に「」という用語はないので発音が分からない。(>_<) そこでグっと押されたときに、当てずっぽうで「トンっ!}と云ってみた。するとビックリした感じで、マッサージ師の手が止まった。(おぉ通じたか、やれうれしや。これで少し楽になるか)と思ったが、すぐ再開された一発めがさらに痛かった。思わずもう一度「トンっ!!」と叫ぶと、マッサージ師も同時に「トンっ!!」 ひとの足で遊んでんじゃねぇ...(`0′)

 おめき叫んでいるうちに、なんとか左足が終了した。次に右足だと云うので、
左足だけでいい、次は肩にしてほしい」と云うと、
料金を貰ってるので、そうはゆかない
料金はいいから、左足だけでいい」と云うと、
それでは、もう一度左足をやります
それはタマランので、結局 右足もやってもらった。(ノд`)

 やがてようやく肩にうつったが、これもまた痛かった。肩がほぐれるどころか、激痛のアラシ。後頭部を思いっきり叩かれたりので思わず「痛いっ!」と叫ぶと、「アタマッ!

 終わって帰るとき、長男は「ああ、すっきりした」なんて云ってたが、σ(-_-)は翌日まで痛みが残っていた。もう、二度とゆかねえ....(>_<)

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