先日 もうすぐ日が暮れるという夕方、某田舎市の農道をのんびり走っていた。ある交差点を右折したとき、80Mほど先の路上でカラスが何かを抑えつけながら羽根をバタバタさせているのを見つけた。
なにかエサでも見つけたようだが、それにしてはバタつきが激しい。なんかクチバシでつついて攻撃もしているようだ。ちょうど進行方向なので、(なんだろう?....)と思いつつゆっくり近づいた。徐々に車が近づくと、カラスもバタつきを止めてじっとこちらを見だした。しかしこっちを見ているだけで、飛び立ちはしない。お車さまにも動じないとは、さすがにカラスはしぶとい。
(このままじゃ轢いてしまうぞ、お前)と思いつつ数メートルまで近づくと、抑えつけられているのはハトだと分かった。(ああ、ハトの死骸をみつけたのか)と思いながら1メートルほどのところに近づくと、さすがのカラスもぱっと50センチほど引き下がった。とたんにハトが勢いよく飛び立った。(あ、生きていたのか!)と思ったとたん、カラスもそれを追って飛び立った。
そのまま車を止めて空を見ると、ハトはあちこち方向を変えながら逃げ回り、それをカラスがしつこく追っかけ回している。30秒ほど 追っかけっこしながらその辺りを飛び回っていたが、やがて2羽とも視界から消えた。
どうやらσ(-_-)が見つけたのは、カラスがハトを捉えて地面に抑えつけた直後だったらしい。う〜ん、別にカラスは好きでもないしキライでもないが、あのときは撃ち落としてやりたいと思った....
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