某県田舎市の公共事業で談合が摘発され、談合の中心となった会社の社長５人が逮捕された。公共工事での談合など、やってないところがあったらお目にかかりたいくらいの話。そこで警察もきわめて悪質なやつだけ摘発している。
で 今回の田舎市の談合、そのうちの１社の背後に暴力団がいた。みんなで仲良く公共工事をたらい回しにしているうちは良かったが、暴力団をバックにした会社が談合を取り仕切るようになった。
報道では本来の順番（ってなんだ....）じゃないのに、「ウチに工事をよこさないと、暴力団が動くぞ」などと脅して工事をとるようなことをしていたらしい。そして自分がとった工事はもちろん、ほかの会社がとった工事でも その○％を架空の下請け工事代（みかじめ料）として舎弟企業に支払うという仕組み。
マジメに？談合だけをしている会社は、もうけが少なくなるので文句をいいたい。しかし談合自体 違法行為なので大きな声で文句は云えない。そこで暴力団が甘い汁をすすっていた。しかし警察も暴力団がからんでいると、ほってはおけない。そこで今回の逮捕劇となった。もちろん田舎市側は「談合があったなんて、ちーとも知らなかった」と、お口を揃えて大合唱。
とまぁ、ここまでは珍しくもない話。ところが逮捕された社長５人のうち、１人が隣人....。ある日の早朝、黒塗りの覆面パトが玄関にのりつけ、社長を連行していった。そのときは覆面パトと思わないので「なにがあったのかな....」と思っていたが、その日の夕刊に住所氏名入りでドカン。「えっ、あの人が」とビックリ。その日からずっと その家は無人状態。
そのうち戻ってくるだろうけど、なんとなく顔をあわせにくい。まさか「おつとめ、ご苦労様でした」とも云えないし....
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