タバコが切れたので、近くの自販機まで出かけた。そしたらちょうど詰め替え作業中。現金引き替えをしてもよかったが、詰め替えが終わるまで待つことにした。ヒマだったので何気なく、詰め替えオヤジに話しかけた。
「自販機も夜 11時になると動かなくなる。内緒で、夜でも売れるようにできないですか?」
「調整は簡単ですよ。でも夜に専門の係り官が巡回していてチェックしている。そいで違反が続くと販売権取り上げってことに」
「へぇ、それは知らなかった」
「まえに1種くらいは販売可にしておいたことがある。しかしその部分はランプが消えているので、すぐ見つかって....
1回くらいは“うっかりしてまして”で済むけど、2度は通用しないし....」
「ふ〜ん、ランプ1個でも見逃しませんか....」
「コンビニなんか対面販売という理由で24時間
売ってるのに、零細なタバコ屋は1箱売っても取り締まるなんてホントに不公平だよ(`-´)プリプリ」
怒りついでに、こんな話が....
「今はまだいいけど、いま国会で審議されている法律が通ると、自販機でタバコ買うのに運転免許証がいるようになる」
「?....」
「免許証には住所や年齢が書いてあるんで、それを読み取り装置にかざしてからタバコを買うんですよ」
「なるほろ、でも免許証持ってない人は?」
「市役所かどこかに申請して、年齢証明書みたいなものを発行してもらう」
「それは面倒な....そうなると免許証のある人でも、最初からコンビニに行きそうな気がするね」
「ホントに腹立つ(怒)」
「いずれにしてもそうなると、全部の自販機に読み取り装置をつけるのかな?」
「いま稼働してる自販機はダメ。いま製造中の新型は、最初から読み取り装置をつけるスペースがとってあるらしい」
「ふ〜ん....そしたら旧型を下取りに出して新型に変えるわけですか」
「なにがなにが...旧型は読み取り装置をつけることが出来んので鉄クズですよ。買ったときは100万もしたのに(怒怒怒)」
思わぬところで、タバコ屋さんが怒りだした。う〜ん、タバコやめようかな....
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